数多くの餃子店の中でも老舗であるむつぎくは、浜松餃子のイメージにぴったりな円形の盛り付けとモヤシが印象的な餃子店。野菜中心で飽きることなくたっぷり食べられるのもポイント。人気店なので訪問のタイミングが重要です。
浜松といえば餃子
静岡県浜松市は、栃木県の宇都宮とともに、日本有数の「餃子の街」として知られています。
浜松餃子の定義ですが、浜松餃子学会によると「浜松市内で製造されていること」、そして「3年以上浜松に在住していること」のたった2点だけ。地産の具材を使用している、といったご当地グルメ恒例のルールすらないようです。
「モヤシ」がトッピングされていたり、真ん丸に焼き上げる「円型焼き」の盛り付けなど浜松餃子らしい特徴はいくつかありますが、基本的にお店ごとのフリースタイルなのです。
老舗むつぎくへ
数多くの餃子店がひしめく浜松市内において、今回訪問したのは浜松駅から徒歩3分ほどの「むつぎく」というお店。昭和37年創業という老舗です。
ここは旅行雑誌などでもおなじみの有名店。非常に人気なお店なので常に行列ができており、かなり待つ可能性があります。
今回は金曜日の17:15頃に訪問したところ、既に満席4組待ち。夜の部は17:00からというのに、この繁盛っぷり。もしかして、オープン前から並んでいるのかもしれません。
ラッキーなことに、5分ほどの待ち時間で入店できましたが、私たちが訪問した直後にもあちこちから人が集まってきてあっという間に長蛇の列が完成。平日だというのにこの人気っぷりは恐ろしいです。
ただし、回転はかなり良く席数もそれなりにあるので多少の待ち列ならあっという間にクリアできます。
むつぎくのメニュー
メインメニューとなる餃子は8個、12個、16個、20個の4段階。12個以上からは、円形の盛り付けになります。
他には、しょうゆ・しお・みそ・四川風ピリ辛ごま味とそろった各種ラーメン、味噌味のホルモン焼き・焼肉などのラインナップ。
ごはんやセットメニューなんかもあります。
これぞ浜松餃子
注文から約5分ほどで餃子がやってきました!
丸く盛り付けられた餃子は、真ん中に盛られたモヤシとともに「これぞ浜松餃子!」といったルックス。やっぱり観光で来ていると、視覚で楽しめる要素があると嬉しい。
パリッとした焼き目とモチッとした皮がとっても美味しい餃子。緩めに包まれており、ふっくらとした味わいです。中身は細かく刻まれた野菜がたっぷりで、肉はほとんど感じません。
テーブル調味料は、酢醤油、コショウ、ラー油の3点。ラー油は、いわゆる食べるラー油タイプ。しっかりとした辛さがあります。
むつぎくの餃子は非常にあっさり系!!そのため、思った以上にたくさん食べることができます。一人でも、円形の盛り付け狙いで12個頼んでもぺろっと食べることができそうです。
ちょっと物足りない方は、サイドメニューの味噌ホルモンなんかを合わせて注文すると、味付けのバランスが良くなりそうです。
アクセスと営業情報
JR浜松駅南口から徒歩3分ほど。ファミレス、ロイヤルホストの裏側にあります。
駐車場はないため、周辺のコインパーキングへ。隣接している駐車場は30分200円ほど。少し裏路地へ行くと30分100円くらいのところもあります。
営業時間 | 11:30~14:00、17:00〜L.O.21:00(日祝は20:30まで) |
---|---|
定休日 | 月曜、第2,4火曜 |
公式サイト | http://mutsugiku.jp/ |
コメント
[…] […]