真っ白のドームがインパクト抜群の人気店『ほうとう不動 東恋路店』(富士河口湖町)

山梨県

山梨名物のほうとうを扱う人気のお店。印象的な外観の東恋路店は若い観光客にも大人気のお店。混雑しますが回転は良く、スタッフさんのホスピタリティも高め。心地良い食事ができるお店です。

訪問日:2024/1/6(土) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです

真っ白なドーム状の店舗

山梨の名物といえば「ほうとう」!小麦粉を練った太い麺を味噌の汁で煮込む郷土料理です。人気の観光エリアである河口湖周辺には、多数のほうとう屋さんが軒を連ねています。

様々なお店がある中でも、人気店の1つが「ほうとう不動」。河口湖周辺に4店舗を展開するチェーン店です。今回はメインストリートである国道139号線沿いに位置している東恋路店という店舗へ。

こちらの真っ白なドームが東恋路店。建築家の保坂猛氏によってデザインされた建物はインパクト抜群です。

待ち時間に要注意

この東恋路店は非常に人気のあるお店。タイミング次第では長い行列ができてしまっていることも多々あります。

今回は1月の三連休初日の土曜日の訪問。開店15分前に向かってみたところ、既に20組も待っていました。その後も続々と人が集まり、11:00ちょうどになるころにはざっくり倍の40組ほどの待ちに。さすがの人気店です。

開店は少し遅れて11:10くらい。一度に案内されるわけではなく、着席してオーダーとったら次の案内といった具合に、少しずつ順番にされていきます。

というわけで屋外待機する可能性があるため夏は日除け・冬は防寒対策があると待ち時間が快適になります。

ちなみに12:00ごろには列がはけてほぼ待ちナシに。今回たまたまかもしれませんが、オープン直後よりも少ししてからの方が待ち時間が少ない予感です。

掛け声が響き渡るホール空間

店内はホール状の空間が広がります。長い行列を全て吸収してもまだまだ空き席があるというかなりのキャパ。席数は300席もあるそうです。

そんな広い空間に響くのはスタッフさんの威勢のよい掛け声。若い店員さんが多数働いており、「いらっしゃいませー!!」「あと1分でーす!!」など元気いっぱいな声が飛び交っています。みなさんテキパキと動き回っており、オーダーやバッシングなどの作業や連携は惚れ惚れする手際。

注意点としては空調設備が無いということ。意外と寒く感じましたので、上着は着ていった方が良いです。

ほうとうメニューはただひとつ

ほうとう屋さんといえば様々な具材のほうとうが並んで好きなものを選ぶイメージでしたが、ここのほうとうは「不動ほうとう」ただ1つ。具材もサイズも固定であるため、迷うポイントがありません!

オーダーも一瞬で済み、なおかつ提供時間も早い、さらに会計もシンプル、なんてシステマティックなのでしょうか。

そんなほうとうは、テーブルにデフォルトで置かれている鍋敷きの上に大きな鉄鍋で提供されます。

ほうとうは1つですが、サイドメニューとして「馬刺」「黒糖炊きいなり」もあります。味に変化を付けられるので、お腹に余裕がある方はプラスしてみるのも良さそうです。

野菜たっぷりほうとう

麺は太くてもちもちタイプ。非常に食べ応えがあります。

具材はニンジン、はくさい、かぼちゃ、油揚げ、いんげん、きのこ、だいこん等たっぷり。かつて武田信玄が戦時食としてたっぷり野菜を入れたのが甲州ほうとうのはじまりともいわれているそうです。

中盤以降は、富士山型の容器に入った「秘伝の薬味」で味変もおすすめ。風味豊かな薬味で一気に味の雰囲気が変わります。けっこう辛味が強いので少しずつ入れるのがおすすめです。

食べてみた感想

濃すぎず薄すぎずな味付けの汁、そしてもちもちの麺。とっても美味しいほうとうで大満足でした!寒い季節だったこともあり、あつあつのほうとうは体に染み渡ります。

鉄鍋のサイズは大きく、一杯のボリュームはけっこう多め。

食べ切れるか不安だったので、ほうとう1つといなり寿し1つを頼んで2人でシェアしても良いか尋ねてみたところ「全然大丈夫です!取り皿ご用意しますね!」と快く受け入れてくれました。

やっぱりスタッフさんのホスピタリティは抜群です。

アクセスと営業情報

中央自動車道の河口湖ICより車で約5分ほど。

営業時間 11:00~20:00
公式サイト http://www.houtou-fudou.jp/

※掲載の情報は2024年1月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。

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