三崎公園の潮見台は、海に突き出した海上デッキを備えています!足元に広がる断崖絶壁を見たら高所恐怖症じゃなくても足ががくがく。最近ちょっとドキドキが足りてない、そんな方におすすめの展望台です。
三崎公園の人気スポット
小名浜港のすぐ近く、海辺に広がる三崎公園は、芝生広場、ローラースライダー、野外音楽広場やホテル花天などを備えるとっても広い公園です。
基本的には周辺住民の憩いの場といった雰囲気の場所ですが、前回の記事にて特集した「いわきマリンタワー」と今回ご紹介する「潮見台」は、観光客にも人気のポイント。どちらもなかなか見ごたえがありますので、近くを通りかかった際はぜひとも立ち寄りたいスポットです。
園内を南へと進み、海辺に差し掛かったあたりで見えてくるのが潮見台。レンガ風の少しレトロなデザインで、真ん中にぽっかり空いた穴がアーティスティックな雰囲気です。
開放的な海辺のパノラマ
この潮見台は、自由に利用することができる展望台。内部の螺旋階段を登り一番上まで進むと、目の前には太平洋のパノラマが広がります。
マリンタワーに比べるとずっと低いですが、より海辺に近い潮見台は海風を直に浴びることができてとても気持ち良いです。
また、閉館時間が無いのもポイント。上手くタイミングを合わせれば、海から上る朝日を見たり、小名浜港に沈むサンセットを楽しんだりすることもできます。
ふと後ろから視線を感じたので振り返ってみると、マリンタワーが後ろから見ていました。
夕陽を浴びるマリンタワーにウルトラマンっぽさを感じるのは、私が先ほど須賀川でウルトラモニュメントめぐりをしてきたからでしょうか。
海に突きだす展望ポイント
眼下に広がる岩礁を見ていると、海に突き出した謎のデッキが目に入ります。まるでカゴのように柵に覆われていますが、中を歩く人の姿が・・・!
この潮見台の最大の魅力は、この展望ポイント。海上に13mほど突き出した部分へと、自由に出入りができるのです。ということで、階段を降りて向かってみました。
厳重に張られた鉄格子は、まるで鳥籠に捕らわれた気分です。でも、太平洋の大海原と組み合わさると、ちょっと絵になる風景!撮影スポットとしても良さそうな雰囲気です。
日没直後であるため、トワイライトタイム。空の色にグラデーションがかかる幻想的をたっぷり堪能することができました。
どれくらいのスリル?
外から見ると不安になる構造ですが、中に入ってしまえば意外と平気。しっかりした構造をしているので、多少の風ならばほとんど揺れません。
ただし、足元を見ると話は変わります。ここは海抜26mの断崖絶壁。その高さはもちろん、岩場に打ち寄せる荒波がまた恐怖を煽ります。
吊り橋を渡っているときのような緊張や恐怖の中、行動を共にしている相手と恋に落ちてしまうという「吊り橋理論」。ここならば気軽にその実践ができそうな予感です。
アクセスと営業情報
常磐自動車道のいわき湯本I.Cより車で約20分、いわき勿来I.Cより車で約25分。
三崎公園の駐車場は第1から第15までと、とてもたくさんあります。マリンタワーだけを目指すなら、「第4駐車場」がおすすめです。
開館時間 | 見学自由 |
---|---|
料金 | 無料 |
公式サイト | https://iwakicity-park.or.jp/misaki/ |
※掲載の情報は2023年12月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。
コメント