太平洋を見渡す大パノラマ『トッカリショ展望台~地球岬』(室蘭市)

道南

工業都市のイメージが強い室蘭ですが、ダイナミックな風景も楽しむことができます。今回は朝イチでトッカリショ展望台~地球岬をめぐって、スケールの大きな展望を楽しむことに。天気にも恵まれたおかげで、圧倒的な開放感を得られました!

訪問日:2026/7/16(木) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです

トッカリショ展望台

北海道7日間の旅の2日目がはじまります!朝イチで向かうのは地球岬、なのですがまずはその近くにあるトッカリショ展望台へ。

駐車場の目の前に広がるのはこの景色!青い海をバックに広がるグリーンの丘。もうこれだけで大満足です。

トッカリショというのは、こちらの断崖。高さ100メートル前後の切り立った崖が続いています。その語源は、アイヌ語の「トカル・イショ」(アザラシの岩)に由来しています。昔は多くのアザラシが集まっていた場所のようです。

名勝ピリカノカと記された石碑と案内もあります。トッカリショの別名でしょうか?

読んでみると、ピリカノカは、アイヌ語で「美しい形」を意味する言葉。景勝地の総称であり、ここは7番目に指定されたピリカノカとのこと。調べてみると、道内各所にあるみたいです。

金屏風

トッカリショ展望台から地球岬に行く途中にあるのが金屏風。赤褐色の断崖を太陽が照らすと金屏風を立てたように輝くことからその名が付けられています。

小さな入江を意味する「ニオモイ」、さらに我ら矢を射る場所という意味の「アトカニ」とも呼ばれています。

難所を通るとき、魔除けのたてに崖や岩に矢を射る習慣があったそう。「トッカリショの夜空に2つの月が出たときは、ここから銀の矢を放って、虜の月を撃ち落とした」という伝説も記されていました。

ここから月に向かって矢を射ったのかな、そんなことを思いながら辺りを見渡すと、屏風のように立つ岩を見つけました。もしかして、こっちが金屏風だったのかも!!

地球岬展望台

トッカリショ展望台、金屏風と経てたどり着いた地球岬展望台。駐車場は2026年4月1日より有料となっております。ゲートはなく、カメラで撮られており精算機で支払う、最近よく見かけるタイプ。

設置されているのはメタリックな地球のオブジェ。そもそも地球岬という名称は、アイヌ語で「断崖」を意味する「チケプ」が転化して「チキウ」になり、「地球」の字があてられたそう。

駐車場から上っていくと、Instagram風のフォトスポット。「Murostagram」との記載から、ムロスタ映えスポットということが伺えます。

進んだ先には白いコンクリートの展望台があります。

上ってみると、大海原が広がる絶景ポイント。イルカやクジラが見られることもあるそうです。

吊るされているのは幸福の鐘。青い空と海原をバックに、シルバーがキラリと輝きます。

チキウ岬灯台

そんな地球岬にそびえ立つのがチキウ岬灯台。大正9年(1920年)4月1日に点灯された灯台で、地上からの灯台頂部は15m、水面からの灯火は131m。

青い海にたつ真っ白な灯台はとにかく絵になる光景。一般投票による「日本の灯台50選」にも選ばれた、人気のある灯台なのです。

通常は中に入ることはできませんが、毎年「海の日」の祝日などに一般公開されています。2026年は、特別に「夜間開放」も行っていたみたいです!

灯台のそばには植え込みで記された118。海上での事件や事故を伝えるための海上保安庁の緊急通報用電話番号です。もしものときのために覚えておこう!


駐車場にはプレハブのお店が並んでおり、「室蘭やきとり」や「カレーラーメン」といった名物メニューも楽しむことができます。

そういえば、以前ここに来たときに「炎の毒まんじゅう」という謎の看板を見かけましたが、今回は見当たらず。

気になったので調べてみたところ、販売していたシナダというお店が2020年10月31日をもって閉店してしまったようです。気になる毒まんじゅうの正体ですが、6個入りのまんじゅうのうち1個だけに唐辛子が入ったロシアンまんじゅうでした。

このあとは「室蘭水族館」へ向かう予定でしたが、「ペンギンの行進」が11:00からなので行先の順番を変更。先に「白鳥大橋記念館」に行くことにしました!

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