かつて素通りせざるを得なかった奄美群島めぐり。ついに再訪の機会がやってきました!めぐる順番を定めつつ、フライトの予約をしたり各島での宿と移動手段を確保したりと、順調に計画が進んでいきます!
めぐりやすい島々
奄美群島は様々な島がありますが、那覇と奄美大島の間の与論島・沖永良部島・徳之島、この3つを奄美群島の中でも「南3島」と呼んだりします。
那覇〜鹿児島を運行するフェリーは、各駅停車ならぬこの3島に各島停船。1日1便運行しているので、各島で降りて一泊、翌日のフェリーで次の島へ渡るという途中下船の島旅ができるのです。下船後、翌日の乗船までは24時間以上あり、島の滞在時間はばっちりキープできます。ということで、那覇(or奄美大島)に飛行機で飛んだ後、そこからは船で各島をめぐりつつ奄美大島(or那覇)を目指し、そこから飛行機で帰るというアイランドホッピングが楽しめるのです。
到着 | 出発 | |
---|---|---|
那覇(沖縄本島) | 7:00 | |
本部(沖縄本島) | 9:00 | 9:20 |
与論(与論島) | 11:50 | 12:10 |
和泊(沖永良部島) | 14:10 | 14:40 |
亀徳(徳之島) | 16:30 | 17:00 |
名瀬(奄美大島) | 20:30 | 21:20 |
鹿児島 | 8:30 |
この航路は「マルエーフェリー」と「マリックスライン」という2つの海運会社が交互に運行していますが、時刻表は二社とも同じ。船にこだわりさえなければあまり気にしなくて大丈夫です。
念願の奄美群島めぐり
さかのぼること数年前。那覇へ飛んだものの奄美群島をめぐる船が運休。帰りのフライトは決まっており後ろ倒しできなかったため、運休になるたびに行ける島が1つずつ減っていくという非常に辛い状況に・・・。結果的に3日間運休であったため、与論島・沖永良部島・徳之島の3島で降りることが叶わず素通りを余儀なくされました。
詳しくは↓コチラの記事にて。

数年のブランクを経て、ついにリベンジのチャンスがめぐってきました!
前回同様に那覇まで飛行機で飛び、そこから3島めぐった後、奄美大島から飛行機で帰るというプランで計画を進めます。
ここで悩みは、沖縄発の場合に「那覇から乗るか、本部(もとぶ)から乗るか」ということ。那覇を出た船は、奄美群島に行く前に沖縄本島北部の本部港(美ら海水族館の近く)にも立ち寄るのです。
那覇から乗る場合は早朝7:00発というのが気になる点で、30分前の6:30には港に付きたいので5:00くらいには起きないといけません。名護にすれば9:20発なので朝はゆったり。ただし、前日に名護まで移動しておく必要があるので、これはこれで大変な側面も。
いろいろ迷ったのですが、那覇の港近くで安めの宿が取れたので那覇発にしました。旅行中は嫌でも早起きしてしまう性分なので、きっと大丈夫。
ちなみに期間は9/19(木)〜9/25(水)の1週間。3連休の前後に平日プラスした感じです。
喜界島にも行きたい
ある程度プランが立ったところで、気がついたのですが、名瀬(奄美大島)にて2泊することになっています。ということは、もしかして奄美大島から喜界島にも行けるのでは・・・?
喜界島は奄美大島の北東に浮かぶ島。奄美群島ではありますが、今回の航路は立ち寄りません。
調べてみると喜界島へのアクセスは名瀬港からのフェリーと、奄美空港からの飛行機、2パターンが選べます。フェリーの場合は1日1本で、乗船時間は2時間10分。夕方18:20発、喜界島に着くのが夜20:30となります(※曜日によっては遅くなる日もあり)。一方、飛行機は日中に3本ほど。フライト時間はわずか20分と超短距離です。
ということで組み合わせは4パターン
②往路フェリー・復路飛行機
③往路飛行機・復路フェリー
④往復フェリー
まず、喜界島のあとは羽田空港に帰る予定なので、復路は飛行機確定。選択肢は「①往復飛行機」か「②往路フェリー・復路飛行機」の2択に絞られました。
ここで気になるのは料金。飛行機の方が高いと思っていたのですが、2ヶ月以上前の予約ならば早期割引+往復割引で8,800円くらいと意外と安上がりなのです。
一方、片道だけならば往復割引が適用されなくなるため5,800円。フェリーが3,600円くらいなので、なんと往復飛行機にした方が安くなる計算に。
早さ安さがそろうともう①しかない!と思いきや②ならではのメリットも。フェリーは夕方発夜着なので必然的に喜界島に一泊となり、夜と早朝を満喫することができます。
そして、フェリー乗り場は名瀬港というのもポイント。名瀬に宿泊予定なので、仮に往路飛行機にすると奄美空港までの移動コスト(バス約1時間・1,100円)を計算しなくてはなりません。朝イチの便なら9:25奄美大島空港発、9:45喜界島着。小さな空港とはいえ早めに着いておきたいので、それなりに早起きです。
悩みまくった結果、「②往路フェリー・復路飛行機」を選択。やっぱり島の夜と早朝はプライスレス。
最終的には、フェリーで喜界島に行き一泊、次の日は朝から島をめぐり夕方の飛行機で奄美空港へ・・・と見せかけて鹿児島空港へ行き、そこから羽田空港へ戻るフライトを抑えました。わざわざ乗り継ぎのために奄美大島に戻る必要が無いことに気がついたのです。
まとまった今回の旅程
前置きが長くなりましたが、今回の旅程はざっくりこんな感じです。
2日目 9/20(金) 那覇→与論島
3日目 9/21(土) 与論島→沖永良部島
4日目 9/22(日) 沖永良部島→徳之島
5日目 9/23(月) 徳之島→奄美大島
6日目 9/24(火) 奄美大島→喜界島
7日目 9/25(水) 喜界島→羽田
ご覧の様に、船で奄美群島を順にめぐると、もれなく那覇と奄美大島が旅程についてきます。どちらも何度か訪問している場所ですが、まだまだ見どころはたっぷり。価値が高すぎるおまけで、楽しみも倍増します!
※この旅程は出発前に大きく変更となりますが、詳しくは次回の記事にて・・・
まずはフライトの予約
最初に手を付けたのは航空券。早めに計画を立てたので、2ヶ月前くらいに予約しました。
2024年9月19日(木) SKY 513便
羽田 発 08:40 → 那覇 着 11:25 16,910円
<復路>
2024年9月25日(水) JAL3784,652便
喜界島 発 17:35 →鹿児島経由→ 羽田 着 20:50 25,120円
合計金額は42,030円。2ヶ月前なのにけっこうなお値段ですね・・・!もちろん、往路の羽田→那覇はLCCを選べばもっと安くすることもできましたが、出発時間が微妙であったため、安定のスカイマークに。今回のように島を周遊するプランの場合、何かあって旅程が総崩れになることも全然あり得るので、払い戻しや変更などの融通がきかないLCCはなるべく回避してます・・・!
復路も鹿児島→羽田をJAL以外にすればもう少し抑えられるのですが、乗り継ぎ便を異なる航空会社にするのは不安なのでこのようなフライトを選びました。この判断が正解だったことに気が付くのですが、それはまた後のお話。
次は宿とレンタカー
フライトとほぼ同時に抑えないといけないのが、島の移動手段と宿。島によってはレンタカーはすぐになくなってしまうこともあったり、お手頃な宿はすぐ満室になってしまったりもします。
ということで、こんな感じで移動手段を確保!大きい島はレンタカー、小さい島はレンタルバイクという感じです。
1日目(那覇):レンタカー
2日目(与論島):レンタルバイク
3日目(沖永良部島):レンタカー
4日目(徳之島):レンタカー
5日目(奄美大島):レンタカー
6日目(喜界島):レンタルバイク
移動手段を抑えつつ宿探しも。先に移動手段を手に入れていると、港から遠くて送迎ナシの宿も選択できるようになるので、選択肢が一気に広がります。
1日目(那覇):ネストホテル那覇西 3,315円
2日目(与論島):与論の宿 Kokyo 5,500円
3日目(沖永良部島):LOG INN tarasso 5,445円
4日目(徳之島):徳之島ゲストハウスみち 5,500円
5日目(奄美大島):ホテルサンデイズ奄美 4,550円
6日目(喜界島):わんやぁー 4,125円
もっと安いゲストハウスもあるのですが、今回は行程がハードになりそうな予感なので個室重視。それなりの価格帯の宿になりました。
2ヶ月前くらいの7/26(金)には宿全て予約完了、レンタカーも予約完了。早めの予約だったので、とってもスムーズでした。あとはゆったりと島について調べて、出発のときを待ちます~。
焦ったフェリー予約
今回利用する船は大型のフェリーばかり。予約しなくても乗れないことは無さそうでしたが、出発6日前前の9/13(金)にWebサイトを見てみると、Web予約で割引になるとの記載が。ということで予約に進むと、初日のマルエーフェリー那覇→与論島が満席表示・・・!
ここで船に乗れないと、旅程総崩れ!!
慌ててマルエーフェリーに電話で確認すると、問題なく予約できました!どうやらWeb予約は在庫を絞っており、電話ならば全然空きがあることがあるようです。
せっかくならば他の区間も予約しておこう!那覇→与論以外はWILLER&スマートフェリー予約にて在庫があったのでWebにて完結。これで一安心です。
しかし!!!まだまだ苦難は続きます!続きは次回。
コメント
[…] […]
[…] […]
[…] […]
[…] […]
[…] 今回は奄美大島からのアクセス。フェリーと飛行機の2択になりますが、どちらも良いところがあって悩みます。色々考えたた結果、【往路フェリー/復路飛行機】を選択。 (※旅程についてはコチラの記事にひたすら書いております) […]