辺境の水族館『奄美海洋展示館』と大浜海岸のサンセット(名瀬)

奄美群島

南の島の小さな水族館。展示数はそこまで多くありませんが、他ではあまり見かけない不思議な生き物がたくさん。奄美大島ならではのレア生物も豊富で、アマミホシゾラフグとエンマノホネガイの変わった習性は注目です。

開館時間:9:00~18:00
料金:500円
2018/5/16(水)

辺境の水族館

トカラ列島の島々をまわり終え、奄美大島についたのは15:00。これから4泊お世話になるティダの宿にとりあえずチェックイン。

夕飯にはまだ早いから、どこか行こうかな。そうだ、名瀬市にある水族館・奄美海洋展示館は18:00までだ!今行けばゆっくり見れそうです。

奄美海洋展示館は、名瀬の港から5kmほどにある、大浜海浜公園の中にあります。


日本各地にある水族館。その数は100を越えるといわれています。中でも、小笠原父島、佐渡島、久米島、黒島など離島にある水族館はアクセス難易度高めで辺境水族館とも呼べそう。

今回訪れる奄美海洋展示館もそんなアクセス難易度高めの水族館の1つ。気がつけば全国水族館めぐりをしているので、奄美大島に来たからにはここには寄らないと!

キューブ型の大水槽

コンパクトな館内ですが、大水槽あります!水深は5メートル、水量は150トンとなかなの大きさ。2階へと続く階段と併設されているため、様々なアングルで楽しむことができるのもポイント。

水槽内では、熱帯魚やウミガメの子どもたちが悠々と泳いでいます。

入館時にもらえる「給餌体験カード」を大水槽近くのスタッフさんに渡すと、タッパーに入ったウミガメの餌(レタス)がもらえます。

レタスを投げるとアオウミガメが集まってきた!むしゃむしゃと美味しそうに食べていきます。ウミガメに混ざって、真っ赤な歯を持つアカモンガラも食べに来ました。

ちなみにアカウミガメは肉食らしく、レタスは食べないそうです。

レアな生き物たち

展示数は少ないですが、本土の水族館に比べてあまり見かけない生き物が多いです。

「ユウレイイカの標本」
まるでスルメイカのように干からびた深海のイカ。こちら、なんとおさわりOKです。

「コモンヤドカリ」
とっても大きいヤドカリ。コモンと付くとレア度が低そうに感じますが、その出で立ちはラスボス感あります。

「ホラガイ」
耳に当てて海の音を聞くことができます。両耳にあててサラウンドしてみるのも楽しいです!

「クジラの骨」
奄美に漂着したマッコウクジラの骨。砂浜に横たわるように展示されており、その大きさを実感できます。。天井から吊るされた完成標本もわかりやすいですが、こういった自然な展示もリアリティあって良いですね。

「シラヒゲウニ」
かなり大型のウニ。水槽に貼り付いており、そしてまわりに石がくっついています。沖縄や奄美で食べるウニといえばコレが主流らしいです。

ニット状の不思議な卵「エンマノホネガイ」

これはもしかしてカイロウドウケツ?

何も案内板はないけど、この形はそうに違いない!と思ったのですが、正解は『エンマノホネガイの卵』。カプセル状の卵が網目のように並んでいます。

エンマノホネガイは、国内では奄美大島でしか発見されていない稀少種。生態展示示している水族館も日本ではここだけらしいです。

産卵過程の写真も展示してあります。一匹が卵を産みはじめると、もう一匹が近づいてきて触手を動かして卵のうを大きくして行くそう。なんだか夫婦共同作業の編み物といった感じで、すごく愛情がこもっている気がしますね。

ミステリーサークル「アマミホシゾラフグ」

アマミホシゾラフグをご存知でしょうか?2012年に発見されたばかりの奄美の名を冠したこのフグ、他に例の無い変わった習性を持っています。

それは、海底に不思議な模様を作るのです。

直径2mという大きさの円形の模様、本種が発見される前は、誰が何のために作ったかわからずミステリーサークルと呼ばれていたそう。

このサークルは、メスのためにオスがつくる産卵床。ヒレや全身を使って上手に作り上げていくのです。館内には1/2の模型も展示されています。

つくってみようコーナーも!やってみたのですが、崩れやすい砂を任意のカタチにするのはなかなか難しいです。

3~7月頃には、ダイビングで実物を見ることもできます。ただし、ホシゾラサークルがあるのは水深12mより深いところ。体験ダイビングでは潜れない深さなのでライセンスが必要なのです。

海洋ミュージアム

水族館だけでなく、海洋博物館でもある奄美海洋展示館。漁の仕方など、奄美大島の海洋文化に関する展示もあります。

こちらはサンゴがつくった天然の漁場といわれる「マイクロアトール」。頂上部分は干潮時に干上がって死んでしまい、ドーナツ型の小さな環礁ができあがります。

シアタールームでは、奄美の自然や漁についての映像が流れます。
パンツ一丁で潜る素潜り漁や、定置網をつかった待ち網漁など様々な漁の光景は、映像で見るととてもわかりやすい。セリフは無いのですが、家族のストーリーが見えてなんだか心温まる映像でした。

目の前はビーチ

海洋展示館の目の前は大浜海岸。ビーチが広がる最高のロケーションです。

海がきれいーーー!!!
泳ぎたいけど、今日はもう日没なので我慢します。

代わりにサンセットまでねばりました。

ハードなトカラ列島を越えてたどり着いた奄美大島。明日からしばらくお世話になります!

さて、宿に戻ったら夕御飯さがしに出発です!

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この記事を書いた人
chihiro

国内旅行が大好き!車中泊やLCCを駆使して、離島と水族館は100以上・神社仏閣は300以上訪問。都道府県はあとちょっとで3周完了。スケジュール詰め込みがち。実はプログレとソウルが好きなベーシスト。

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コメント

  1. […] 観光ハブセンターや奄美海洋展示館と並ぶ屋内観光スポット。悪天候の日でも大丈夫です。 […]

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