ロープウェイで行く!かわいすぎるヒグマたくさんの動物園『のぼりべつクマ牧場』(登別市)

道南

大きな姿とその力強さで、ときに人を恐怖へと陥れるヒグマ。このクマ牧場にいる熊たちは、そんな迫力ある姿とは異なりとっても愛くるしい姿で来園者を出迎えてくれます。

訪問日:2026/7/21(火) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです

ロープウェイでアクセス

のぼりべつクマ牧場は、昭和33年(1958年)に開園した動物園。春グマ駆除で母を失った子グマを引き取る形で、エゾヒグマ8頭からのスタートであったそう。

登別温泉街から歩いて行ける位置にあり、人気の観光スポット。平日でしたが多くの観光客でにぎわっています。

クマ牧場は山の上にあるため、ロープウェイを使ってアクセス。入園料は、ロープウェイの運賃含めておとな3,200円。けっこう高く感じますが、満足度は高い施設です!

ロープウェイは随時運行しています。待ち時間がないのはとっても嬉しいですね!

ゴンドラは4人乗りタイプ。このゴンドラ、相乗りになります。

クマと。
(※実際は他のグループと相乗り不可)

窓から見える景色は温泉街の町並みから、次第に雄大なパノラマに変わっていきます。この眺めの良さも魅力のひとつ。

ロープウェイは全長1,260mをおよそ7分かけて進みます。高低差は約300m、耳キーンしてきました!

かわいすぎるヒグマ

たどりついた山上。「第1牧場」「第2牧場」「子グマ牧場」と3ヶ所のヒグマ展示スペースがメイン。

第1牧場にいるのはオスのヒグマ。大きく力強い姿は迫力満点です!

第2牧場にいるのはメスのヒグマ。自販機でエサを10個200円、30個500円にて販売しております。ヒグマたちはエサを見かけると芸を披露してくれます。

か、かわいい・・・!!!!

手を挙げたり、立ち上がったり、仰向けで寝転がったり。いずれの動作もゆっくりなのがたまりません!!!おだやかで優し気な表情も、会話ができそうなくらいです。

なお、コントロールが悪いとヒグマではなくカラスに、持っていかれますのでご注意ください。

見応えあるのが子グマ牧場。走り回る子グマたちが可愛すぎます!別の子グマとエンカウントすると、すぐさまバトル勃発する様子も見ていてとっても楽しい。

もうずっと見ていられます!!

クマのアスレチック

園内では様々なイベントを頻繁に開催しています。訪問時に行われていたのはクマのアスレチック。

希望者3組がアスレチック内にヒグマのおやつを隠します。その後、登場したヒグマがエサを探して様々なアスレチックをクリアしていくというショー。今回はエゾヒグマのショコラが登場。登場するポイントがちょっとユニークなのですが、ここではヒミツにしておきますね。

ショコラはおやつを探して平均台を渡ったり、木箱を空けたり、ブランコに乗ったりと器用な動きを披露してくれます。

パイプにしがみついたら終わりの合図。だいたい20分くらいでした。

こういったイベントのスケジュールは公式サイトのトップページに記載されています。これがびっくりするほど見やすくてとっても便利でした!

ヒグマの生態とボスの歴史

動物の飼育展示だけでなく、園内にはヒグマ博物館も併設されています。

展示室では、ヒグマの剥製や、進化の歴史、そしてアイヌとの関わりについて解説されています。

開拓時代の悲劇に関する展示も。北海道に上陸した開拓使たち、最初はヒグマの知識がなかったため、ヒグマが通るケモノ道を利用してしまい襲われる事件が多数起こったそうです。

面白かったのが「ボスの歴史」。クマ牧場では、発情期がはじまる5月頃から、成獣のオス群の中でボスの座をめぐる争いが起こります。ボスになったクマは牧場内の巡回行動や、仲間同士のケンカの仲裁も行うため、ボスがいた方が争いが減って安定するそうです。

ボスは何年も継続する場合もあるみたい。現在のボスは20代目のダイキチ、なんと2013年からボスを継続。在任期間は歴代トップなんだって!

そんなヒグマ博物館、屋上は展望台となっており倶多楽湖を見渡すことができます。火山のくぼみに水がたまったカルデラ湖。めっちゃまんまるな湖ですね!

再現されたアイヌコタン

園内の奥地に建つのはアイヌのチセ(住居)。明治初期のアイヌコタンを再現したエリアとなっています。スピーカーからはアイヌ民謡が流れており、雰囲気あります。

内部には、衣服から生活の道具、祭祀に関わるものなど、様々な道具が展示されています。中央に横たわる丸木舟、靴を脱いで乗り込むこともできるみたい。

こちらはヘペレセッ。猟でとらえた子グマを飼育するための檻です。ここで大切に育てられた子グマは、大きくなるとクマ送りの儀式「イオマンテ」が行われます。

先ほど見かけたかわいらしい子グマ。檻で育てられたのちに送られると考えるると少し恐ろしく感じてしまいますが、イオマンテは豊かな恵みへの感謝を伝え、再び神の国へ帰ってもらうという意味が込められた儀式。いたずらに命を奪うものとは理由が違います。

遊び心たっぷりなスポット

さて、園内を一通り見終えたので、ロープウェイに乗って帰ります。帰りのゴンドラは白いクマと相乗りでした。

外の景色を眺めていると・・・まって、なんかゴンドラじゃないの流れてきた!

一つだけ、クマのぬいぐるみが入った檻がまわっているという面白い演出があるのです。

さらに、冬はこんな感じの鮭トバが吊るされたトバ号が運行しているそう。ゴンドラで寒風にさらして鮭トバを仕上げるんだって。

そんなわけで、クマのかわいらしさはもちろん、随所に詰まった遊び心が素敵なスポットでした。

アクセスと営業情報

開園時間 4月21日~10月20日:9:00~17:00(最終入場16:20)
10月21日~4月20日:9:30~16:30(最終入場15:50)
休園日 無休 ※ロープウェイ運行中止の場合は休園
料金 3,200円
公式サイト https://bearpark.jp/

※掲載の情報は2026年7月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。

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