保戸島 Part 1 訪島計画とマリンスター乗船記 (津久見市/豊後諸島)

豊後諸島

大分県の離島・保戸島(ほとじま)は、漁村の空気が残るにぎやかな島。津久見港から船に乗れば、25分ほどでアクセスできます。1本目の記事なので、訪問計画と保戸島港到着までを書いております。

訪問日:2024/4/5(金) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです

保戸島ってどんな島?

大分県の豊後諸島に属する保戸島(ほとじま)。海岸線長4km、面積は0.86㎢という小さな島です。

人口は約800人。明治時代にマグロ漁がはじまり、現在も遠洋漁業の基地として知られている島。7月初旬には2日間にわたり「保戸島夏祭り」を開催。神楽、魚のつかみ取り、ゴムボートレース、花火と盛りだくさんの内容であるそう。

九州本土の四浦半島との間の距離は約100mとすぐ近くですが、保戸島行きの船が往来するのは少し離れた津久見港なのでご注意ください。

島へのアクセスと計画

津久見港から「マリンスター」「ニューやま2号」という2つの船が運行しています。平日土曜日は1日合計5往復、日曜祝日は1日合計4往復。料金は880円、乗船時間は約25分。

それぞれの便が上手くばらけているので、日帰りで2時間くらい滞在というコースもとりやすいです。今回は他にも行きたいところがたっぷりあるので、早朝日帰りコースで訪島しました。

<今回の旅程>
6:45 津久見港発
  ↓
7:10 保戸島着
【保戸島 2時間30分滞在】
9:40 保戸島発
  ↓
10:05 津久見港着

ちなみに島での移動手段ですが、それほど大きい島ではないので徒歩でめぐれそうな予感です。

津久見港から乗船

乗船場となる津久見港。大分市の中心部から車で1時間ほど、臼杵市の少し先にあります。

今回は津久見港の目の前にあるHOTEL AZに宿泊したので、移動もスムーズです。

津久見港そばの充実空間『HOTEL AZ 大分津久見店』(津久見市)
九州を中心に全国展開するホテルチェーン。スタンダードなホテルですが、個性的なポイントがいくつかあったので、例外的に記事にしてみました! 訪問日:2024/4/4(木) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです 津久見港目の前のホテル 私の旅で宿泊施設を利用するときは、いつもゲストハウスなどの格安施設。ホテルや旅館はめったに使用することがないのですが、今回はめずらしく宿泊することに。 利用し...

早朝なのでまだ薄暗く静かな港。駐車場にはけっこう車が停まっています。

待合所&券売所は広々。「忘れ物」と書かれたいろいろなものが詰まったダンボール箱がとっても気になります。

乗船券は水色の切符。料金は片道880円です。乗船時は定時不要、出港した後におじさんが回収にまわってくるタイプでした。

マリンスター乗船記

この航路は「ニューやま2号」と「マリンスター」という2つの船が運行しています。今回の便は「マリンスター」。ちょっとだけ大きい方の船です。

船内は基本屋内席。独特の柄のシートと、白いテカテカしたヘッドレストがレトロな雰囲気です。なんだかバスのシートみたいですね。

2階には屋外のデッキ席もあります。屋外とはいえちゃんと屋根が付いているのが優しい配慮。

所要時間は約25分。揺れることもほとんどなく快適な航海でした。

にぎわう保戸島港

保戸島の港は、荷物の受取に来た人、本土へ向かう人で賑わいます。

汽笛とともに船が出てしまうと、そこは波音だけの静かな港。海岸に迫る急な斜面に建物がびっしりと集まった景色は、地中海の漁港のような姿。散策しがいがありそうです。ちなみに8~12月頃になるとこの港内に大きなエイが現れるそうです。

白い建物は待合所。1階には名物ひゅうが丼が食べられる食堂「海道」も入っています。島内にトイレはあまりないので、ここで済ませておいたほうが良いです。

港には「保戸島ウォーキングmap」が掲載されています。島の名所に加えて、ちょっとした情報も掲載されており非常にクオリティが高い仕上がり。

同じ内容のパンフレットが津久見港の待合所にありましたが、もらい忘れた方は要チェック!写真に撮っておくのもおすすめです。

さて、ひといきついたら島内散策へ出発で・・・・あ!ねこ!!!!

~しばらく休み~

コメント

  1. […] […]

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