特定日限定!爽快な海上さんぽが楽しめる『小名浜マリンブリッジ』(いわき市)

福島県

一般人は立ち入り禁止のマリンブリッジですが、特定日に限り徒歩で渡ることができます。何があるわけではありませんが、開放的な海上さんぽは爽快そのものです。

訪問日:2017/11/5(日) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです

小名浜に架かる海上橋

小名浜マリンブリッジは、2017年3月にいわき市小名浜港に架けられた海上橋。3号埠頭から、国際物流ターミナルがある人工島につながっております。

通常は関係者以外は通行不可となっていますが、特定日に限り開放され一般人でも渡ることができます。基本的には車両は通行不可、徒歩のみでの立ち入りですが、爽快な海上散歩を楽しむことができるのです。

今回はちょうど開放日に近くを通りかかったので、立ち寄ってみることにしました。専用駐車場に車を停めて、いざマリンブリッジへ!

爽快な海上さんぽ

さあ、橋に到着!ゲートを抜けると、大きくうねるマリンブリッジが姿を現します。一直線の橋も良いですが、このように動きのある橋もまた違った美しさがありますね。

多数の人々とともに、少しずつ上って行きます。訪れたのは11月でしたが、とてもあたたかい秋晴れの日。気持ち良い海上さんぽ日和です。

進んでいくと、どんどん高くなっていきます。橋梁の長さは927m、高さは最大で24.5m。エクストラドーズド橋という、桁橋(箱桁のみの橋)と斜張橋(塔からケーブルを張って支える橋)の長所を取り入れた橋らしい。ちょっと調べてみたのですが、専門用語が多くて難しい・・・。橋マスターへの道は険しいです。

ゴールは行き止まり

終点につきました。この先は一般人は立ち入り禁止なのでここまで。

この人工島は、大型貨物船が入港するためにつくられた島。小名浜港は大型船が接岸するには深さが足りないため、岸から少し離れたところにこの人口島が造られているそうです。

本日は「ツールドいわき」開催中のため、車道部分を自転車がびゅんびゅん抜けていきます。こんなところ自転車で走ったらどんなに気持ち良いのでしょうか。

見える景色の変わる帰り道

帰りは来た道を戻ります。往路は橋を歩くことに夢中でしたが、すっかり慣れた復路ではまわりの景色がよく見えてきます。

目下を横切るのは真っ白なクルーズ船。おそらく「小名浜港デイクルーズ」の船ですが、クルーズ船にとってもこのマリンブリッジの完成は、強力な見所が増えて嬉しいのではないでしょうか。

クルーズ船の奥に見えるドーム状の建物は「アクアマリンふくしま」。様々な魚や海獣など、800種7万点を超える生き物を見ることができる大きな水族館です。

白くそびえる塔は「いわきマリンタワー」。三崎公園の一角にそびえる59.99mの展望塔です。

せっかくここまで来たので、次はいわきマリンタワーへ行ってみよう!続きはまた次回。

開放日の情報はコチラ

前述の通り、いつでも開放しているわけではない小名浜マリンブリッジ。その公開情報は、福島県のHPの「小名浜マリンブリッジ情報」というページや、公式X(旧Twitter)にて公開されています。

・福島県:小名浜マリンブリッジ情報
https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/41400a/-onahamamarinbrige.html
・X(旧Twitter):【公式】福島県小名浜港湾建設事務所
https://twitter.com/onahama_pfco?t=kPUbvNkkl8tp7PVzWxpKSg&s=09

開通した当初は毎週日曜に公開されていましたが、2023年はゴールデンウィークに3日間、7月末の日曜日、8月末の日曜日と5日ほどであったようです。

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