小浜温泉名物!日本一のながーい足湯『 ほっとふっと105』(雲仙市)

長崎県

小浜温泉の名物と言えば、海岸沿いにつくられた足湯。その長さは105mと日本一の長さを誇ります。海を眺めてのんびりと浸かったり、湯釜に食材をいれて蒸し料理を楽しんだりと、海辺の温泉ならではの楽しみができます。

2021/5/4(火)

海辺の温泉街

長崎県の島原半島にある小浜温泉。同じく島原の温泉である雲仙温泉が標高700mの高原に広がる「山の温泉」であるのに対し、こちらは橘湾に面したシーサイドに広がる「海の温泉」。ヤシの木が立ち並ぶ、南国感ある雰囲気が楽し気です。

約30ヶ所もある源泉からは、1日に15,000トンものお湯が湧いています。その温度は105℃と非常に高温日本の温泉の中でも最も源泉温度が高い温泉として知られています。

なお、読み方は「小浜(オバマ)」。2008年にアメリカ大統領選にてバラク・オバマ上院議員が立候補した際には、同名であることから独自に応援運動を行っていたそうです。当選の際には記念式典を行い、立ち寄り湯半額セールが行われました。(福井県にも同時同音の温泉・小浜温泉があり、そちらもオバマを応援していたそうです。)

名物の足湯

小浜温泉の名物といえば足湯。「足湯なんて、どこの温泉でもあるよ」という声が聴こえてきそうですが、ここの足湯はひと味違います。

とにかく長い!!!!

その長さはなんと105m。源泉温度105℃にちなんだ数字で、日本一の長さを誇っています。2010年につくられた足湯で、誰でも無料で利用可能。

GWの訪問だったためたくさんの人が訪れていましたが、その長さゆえにスペースはたくさん。距離を保ってゆったりと浸かることができます。海辺に位置しているため、吹き抜ける海風が非常に心地良い足湯です。

そんな長い足湯ですが、浸かる場所によって温度が異なっています。源泉である湯棚の近くはかなり高温ですが、そこから離れた部分は良い湯加減・・・・かと思いきやなかなか熱め。その日の気温によっても変わるかと思いますが、源泉温度日本一なだけあって基本的に熱めです。

楽しみ方はいろいろ

足湯周辺には、足つぼマッサージも設置されております。足湯と組み合わせて、血行が抜群に良くなりそうです。

ステップ付きの平行棒など、ちょっとしたアスレチックも設置されています。

さらに、ペットが入ってOKなペット足湯も備えています。また、島原半島の西側で海に面して設置されているため、夕陽スポットとしても人気。季節によっては、橘湾に沈む夕陽を眺めて足湯に浸かることもできるそうです。

お腹が空いたら湯釜

足湯の近くには、湯釜が設置されております。ここに食材を入れると、温泉の熱で蒸し焼きに。アツアツの蒸し料理が気軽に体験できます。

湯釜自体は無料で利用できますが、食材を入れるには目の前の売店ほっとスポット105にてカゴを借りる必要があります。料金は30分200円。食材を持参していない方は、こちらで卵やサツマイモを購入できるそうです。

「たまご10分」「じゃがいも20分」といった食材ごとの蒸し時間目安も掲載されています。足湯に浸かる前に食材を入れて置けば、足湯から出たころちょうど良い感じに蒸しあがっている事でしょう。

気になるのは「さざえ7分」「くるまえび7分」。野菜はもちろん、海鮮の蒸し焼きってめっちゃ美味しそうですね!

アクセスと営業情報

長崎市街地から車で1時間15分ほど。目の前にある駐車場は有料250円。無料駐車場もあるそう。

長崎市街地から雲仙温泉や南島原方面へ向かう際にも、気軽に立ち寄りやすい場所です。

利用時間 10:00~19:00 ※11~3月は18:00まで
料金 無料

※日没が早い時期は早めにクローズすることもあるそうです。

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