リアルな干潟水槽に暮らすムツゴロウ『 むつごろう水族館』(諫早市)

長崎県

有明海を代表するサカナ・ムツゴロウ。その名を冠したむつごろう水族館では、再現された干潟の泥に暮らす姿を観察することができます。小ぶりながらも雰囲気が良く、入館料もお手頃なので気軽に立ち寄りやすい水族館です。

2021/5/4(火)

干拓の里にある水族館

むつごろう水族館は「諫早ゆうゆうランド 干拓の里」の園内にあります。

ジップラインやコイン遊具、アクアボールなど様々な遊具に加えて物産館や食事処、ドッグラインまで備えた大型レジャー施設で、子連れでわいわいにぎわっています。また、干拓資料館や移築された古民家など、学べるポイントもあり、大人だけでも楽しめるスポットです。

園内奥地に見えるコンクリートの建物がむつごろう水族館。どことなくサカナ風のシルエットをしており、背中には背びれのような飾りも付けられています。

淡水魚中心の展示

小さな水族館ですが、館内は広々としたホールタイプ。スロープに沿ってキレイにならんた水槽と、薄暗い照明が雰囲気抜群です。

ニジマスやウグイが泳ぐ渓流水槽をはじめ、展示しているのは日本の淡水魚がメイン。

クサガメやイシガメのふれあい水槽、色鮮やかな淡水魚がそろう熱帯魚水槽などもあります。

以前はマダイやメジナなど有明海の海水魚が泳ぐ有明水槽もあったのですが、設備異常により展示中止となっています。

メインは干潟水槽

この水族館のメインはこちらの干潟水槽。直系5mほどの円形の水槽の中には、有明海の干潟が再現されており、干潟に暮らす生き物のリアルな動きを観察することができます。

片方のハサミが異様に大きなシオマネキ。のそのそとじっくり歩いています。意外にも横移動だけでなく、縦移動する姿も・・・!カニ=横移動しかできないイメージでしたが、実際は縦にも歩くことができるそう。ただし、縦移動はかなりゆっくりしかできないようです。

流木にたくさんくっついているのはトビハゼ。ぴょんぴょんと飛び回っており、とっても可愛らしい。

トビハゼとムツゴロウ

有明海といえばムツゴロウ。日本では有明海と八代海にしか生息していないハゼの仲間です。

この干潟水槽でも飼育されているそうですが、いったいどれがムツゴロウでしょうか?

じっくり観察していると、泥に埋もれた巨大なトビハゼのような姿が見えてきます。このサカナこそがムツゴロウ。

大きさ20cmほどと、トビハゼの倍以上あります。あまり動かないため気が付きにくいのですが、一度見つけてしまうとその存在感は抜群です。

ユニークな生き物

エイリアンフェイスでおなじみのワラスボ。鋭い歯がチャームポイントのサカナで、頭に付いている目は、退化してしまっているそう。

ここで飼育されているものはかなり大きく、長さ40cmくらいあります。うねうねと動く姿は、妙にクセになります。ずっと見ていられそうです。

こちらの黒っぽいサカナはオヤニラミ。スズキ科の淡水魚で、エラに目玉のような模様が付いています。その特徴から「よつめ」とも呼ばれているそう。

こちらのギンブナ、一見すると普通のサカナに見えますが、非常に特殊な生態があります。オスの数が非常に少なく、その代わりメスはコイやウグイなど他のサカナの精子を刺激剤として使用し、オス不在のまま卵を産むことができるそう。

アクセスと営業情報

島原鉄道の干拓の里駅から徒歩15分ほど。車の場合は長崎自動車道の諫早ICから約25分ほど。

小さな水族館なので、見学所要時間はさっと見るだけなら15分ほど、じっくり見ても30分程度で見て回れます。

開館時間 9:30~17:00
休館日 月曜
料金 300円
公式サイト http://www.kantakunosato.co.jp/learning/aquarium/

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