座間味島 Part 3 野生のウミガメを探せ in 阿真ビーチ(慶良間諸島)

慶良間諸島

座間味島の阿真ビーチは比較的落ち着いた雰囲気の海水浴場でのんびりシュノーケルを楽しむにはぴったりのビーチ。ここは野生のウミガメの目撃例が非常に高いことでも知られています。特に出現率の高いといわれる満潮の時間を狙って、ウミガメ探しのはじまりです。

2017/9/30(土)

座間味島の2大ビーチ

とにかく美しい海と豊富な生き物が生息している慶良間諸島。座間味島に来たならば海水浴は外せません!

ビーチが無数にある座間味島ですが、海水浴場として開いているのは古座間味ビーチ阿真ビーチの2ヶ所。どちらも港から徒歩20分ほどの距離に位置しています。

古座間味ビーチはパラソルが並びショップも充実しているメジャーな海水浴場。一方、阿真ビーチには訪れる人も少なめで落ち着いた印象です。

今回はオンシーズンでの訪問のため、混雑回避で阿真ビーチへ行ってみることにしました。

阿真ビーチはウミガメ遭遇率も高いとの噂。もしかしたら今日も会えるかもしれません・・・!

集落からのアクセス

港から阿真ビーチへはバスも出ていますが歩いても約20分。これくらいなら行けそうなので歩いて向かうことにしました。平坦で海沿いの道なのでさくさく進めますが、陰はほとんどないため日差しにはご注意ください。

途中、犬の銅像を発見。これはマリリンだ!!

一昨日阿嘉島にて発見したシロの像。そのシロが見ていた先はここでした!

恋犬であるマリリンに会うために海を渡ったシロのエピソード。1988年には、この話を元にした映画『マリリンに逢いたい』が公開されました。

せっかく座間味村に来たのだから、旅が終わったら見てみようかな。犬のラブストーリーってどんな風に描くんでしょうか。

ビーチに到着

さあ、阿真ビーチに到着!マイシュノーケルを装備してマリンシューズに履き替えます。

ここは監視員がいるビーチで、遊泳エリアもブイできちんと区切られています。安心してシュノーケリングが楽しめる海水浴場です。

手書きのホワイトボードには、本日のコンディションが書かれています。

「カメにさわったり追いかけたりしないで」
「カメが見られるのは満潮の前後2・3時間」
「カメは手前にいるよ」

こ、これは、カメがいる前提の書き込み!しかも、ただいまの時刻は16:10とほぼ満潮のタイミング。これは期待大です!

シュノーケル開始

海の中も砂浜が広がる世界。ところどころに岩場とサンゴがあり、その周辺にサカナが集まっています。

ただし、見れるサカナのボリュームは少なめ。さきほどお魚天国の嘉比島で泳いだばかりなのでとても寂しく感じます。もう少し沖へ進んでみよう!!

あ、カメいた!!!!

泳ぎはじめてからおよそ5分、これまでで最も早く見つけました!!!

人気者のウミガメ

海藻をはむはむしているアオウミガメ。人がいても全く気にせず、マイペースに食事を続けています。

すぐに人が集まってきました。近づいて写真撮りたいけど、他の人の邪魔になってしまう・・・・。そんなときは、カメの進行方向の少し離れたあたりをキープしているのがオススメ。

数分おきに呼吸のため浮上するのですが、上手く進行方向にいると、カメの方から接近してきてくれます。至近距離で写真を撮りたい人は、カメから少し離れた進路上で待機しているのがオススメです!

しばらくすると、カメは遊泳エリアの外へと消えていきました。どうもね!

見つけた生き物

淡いグリーンがきれいなデバスズメダイ。そっくりなアオバスズメダイという種類もいますが、胸ビレの付け根が黒くないためデバスズメダイと判断しました。

イソギンチャクのクッションに寝そべるハマクマノミ。大型のクマノミで、白い線が一本なのが特徴です。

そしてゴマモンガラ!!!鋭い歯をもち気性が荒く、初夏の産卵期に出会うとかなり危険な生物です。今回は秋だったので、ただ大きくて顔がコワイだけのサカナです。

帰りはバスで

帰りはバスに乗ろう!歩いても20分ほどの距離ですが、泳いで疲れているのと、濡れたシューズなどを持っているので、バスを利用することにしました。時刻表は1時間に1本程度なので、海に入る前に確認しておくのがおすすめ。運賃は300円でした。

まだ髪の毛とか濡れてるけど、バス乗っても大丈夫かな?そう思ったのですが、心配ご無用。シートは全てビニールでコーティングされています。さすがのビーチ仕様です。

座間味港で下車して、本日宿泊のサマーハウス遊遊へと帰ります!

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