展望回廊とりまくフラワーワールド『とっとり花回廊』(南部町)

鳥取県

季節に合わせた花景色はもちろん、巨大なドーム型温室や水上花壇、そして雄大にそびえる大山(だいせん)など、見どころたっぷりなフラワーパーク。園内を取り囲む長さ1kmの展望回廊が特徴的で、雨が降ってもぐるっと回遊することができます。

訪問日:2022/5/4(水)

広大なフラワーパーク

米子市の近く南部町に位置するとっとり花回廊は日本最大級のフラワーパーク。高くそびえる大山の麓に広がっています。

その敷地面積は約50ha!「東京ドーム10個分」・・・といってもイメージしづらいと思いますので、別の例えをします。「ディズニーランド1個分」です!伝わりましたか?

とにかく広い園内、15分で園内を一周するフラワートレインも運行しています。お値段は大人300円。

季節によって様々な花景色を見ることができる園内。冬場のイルミネーションや、夜間庭園『ムーンライトフラワーガーデン』というイベントも頻繁に行われており、色々な楽しみ方ができます。訪問する際は公式HPにてイベントカレンダーを確認してからがおすすめです。

ぐるりとめぐる回廊

「花回廊」の名が示す通り、園内は全長1kmの回廊がぐるりと取り囲む設計となっています。この回廊には屋根があるので、急に雨が降ってきても、また日差しが強い季節でも問題なく花畑を楽しむことができるのです。

この回廊の最高地点は地上30mとなかなかの高さ。園内の花畑を見渡す展望台の役割も果たします。まずはぐるっと回ってみて、行きたいところを探してみるのも良さそう。ベンチもたくさん設置されていますので、景色を楽しみながらゆったりと空中散歩が楽しめます。

回廊を進んでいると、突如薄暗い空間へ。ここは巨大な木の根が張り巡らされたた地下世界。よく見ると、化石も埋まっています。まるでテーマパークみたいな演出に子どもも大喜び。

季節の花景色

訪れる時期によってラインナップの替わる花ですが、今回はGWの花景色をご紹介。

園内奥にある花の丘に広がるのはパンジー。青紫色の爽やかな色合いでとってもあざやか。

同じく花の丘のアイスランドポピー。オレンジ、白、黄色の花が大山をバックに広がります。

木陰ではチューリップもたくさん。様々な色・形の花がさらっと並んでます。

花壇を埋め尽くすリビングストンデージー。実はここ、池に浮かぶように花壇が造られた「水上花壇」になっております。回廊の高い位置から眺めるととってもキレイなのです。

フラワードーム

園内中央に鎮座する巨大な温室フラワードーム。直径50m、高さ21mの巨大なガラス温室です。

内部ではヤシの木やブーゲンビリアなどの熱帯植物が植えられたトロピカルな空間が広がっています。温室なので寒い季節は暖かく、暑い季節はものすごく暑いです。

様々な洋ランも育てられております。中でも圧巻だったのは胡蝶蘭!スロープを覆いかぶすように吊るされており、胡蝶蘭のトンネルができあがっています。お祝い事のイメージがある花なので、潜り抜けるとなんだかハッピーな気持ちになってきました。

行ってみた感想

これまで様々なフラワーパークに行ってきましたが、なんといっても展望回廊がユニーク!これをぐるっと歩いているだけでもなかなか楽しいです。

今回は春の訪問でしたが、初夏にはバラやユリ、夏にはマリーゴールドやヒマワリ、秋にはサルビアやコスモス、冬にはウメやスイセンなど、いつ訪れても花景色が楽しめるそう。次回はまた別の季節に訪問してみたいところです。

ちなみに私の見学所要時間は【1時間15分】ほどでした。さくっとまわるだけなら、1時間ほど見ておけば一通り見ることができますが、時間を気にせずゆったり散歩するのが良さそうな場所でした。

アクセスと営業情報

JR米子駅より無料シャトルバスで約25分。車の場合は米子自動車道の溝口ICより約10分、大山高原スマートI.Cより約10分。

開館時間 9:00~17:00 ※季節によって変動
休館日 無休 ※季節によって変動
料金 500~1,000円 ※季節によって変動
公式サイト https://www.tottorihanakairou.or.jp/

※掲載の情報は2022年5月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。

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