様々なグルメが楽しめる釧路において、知る人ぞ知るメニューが「スパカツ」。全国的な知名度はそれほどではありませんが、釧路人で知らない人はいないというポピュラーなメニュー。果たして、どのような料理なのでしょうか。
釧路のソウルフード
北見からバスに乗り夜の釧路までやってきました!お腹が空いたので、今日の夕ご飯は「スパカツ」にします!
釧路の名物料理であり、鉄板皿にスパゲティとカツがのったメニューであるそう。噂によると釧路のソウルフフードとのことで、釧路出身の友人も当然の如く知っておりました。
なんとなく「エスカロップ」のパスタバージョンみたいな感じですね。え、エスカロップが何かわからないって?
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スパカツが食べられるお店
そんなスパカツですが、提供しているお店はそれほど多くありません。スパカツ発祥といわれているのが「レストラン泉屋」。ここで1960年頃に考案されたメニューであるため、ここが元祖のようです。
他は泉屋の下にある系列イタリアン「ポロネ」、市街地から離れた「鶴居ノーザンビレッジHOTEL TAITO レストラン」、阿寒湖のそばにある「軽食・喫茶エルム」くらいであるそう。
釧路市内にある魚屋「釧之助本店」にある釧ちゃん食堂では、ミートカツスパという、ほぼスパカツなメニューもありました。
今回は釧路駅からも徒歩圏内である「レストラン泉屋 総本店」に行ってみることにしました。
レトロな洋食店・泉屋
入口は1階。階段を上った2階が店舗。1階部分には食品サンプルが並んでおり、レトロな雰囲気。
金曜日の20:00頃に訪問したところ、待ちナシで案内してもらえました。洋食屋さんらしい雰囲気に、昭和を感じるインストBGMがたまりません。
メニューはナポリタン、ハヤシライスなど、昔ながらの洋食店の様子。
「泉屋風」「カレースパゲティ」も気になります。「ポークスペシャルライス(ミートソース・洋風豚丼)」、「牛スペシャルライス(ミートソース・洋風牛丼)」といった、味のイメージがわかないメニューも。
あつあつのスパカツ
他のメニューも気になりますが、初回なのでもちろんスパカツでいきます。しばらくするとアツアツのスパカツがやってきました!ジュワジュワと美味しそうな音が響き渡ります。
噂通り、鉄板皿にスパゲティが敷かれており、その上に大きなカツが乗っかっています。そしてその上にたっぷりとかかっているソース。鉄板からあふれんばかり、というかあふれています!
このスパカツ、冷涼な釧路において、最後まで温かいままで食べられるように鉄板皿にのせて提供されるようになったそうです。
気になるお味
かかっているソースは、ミートソース。北海道産豚牛挽肉、玉ねぎ、デミソースを加えたという濃厚なお味。
麺はデュラムセモリナ粉を使用しており、1.9mmという太麺。鉄板で焼かれて少しカリッとしており、とっても美味しい!このパスタの食感はクセになります。
テーブルにはタバスコと粉チーズ。こちらで味変も可能です。
見ての通り、全体的にずっしりとしたボリューム。かなりお腹空いていたのですが、ほんとぎりぎりで完食できました!
さて、閉店間際の訪問だったので、食べ終わったら早めに退店。レジ前には、キーホルダー、ステッカー、トートバッグ、マスキングテープといったスパカツグッズも!身に着けていたら、釧路人だけ反応してくれそうですね。
アクセスと営業情報
JR釧路駅から徒歩15分、フィッシャーマンズワーフMOOから徒歩5分
営業時間 | 11:00~21:00 |
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定休日 | 月に1回 火曜日 |
公式サイト | https://izumiya946.jp/ |
※掲載の情報は2025年1月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。
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