パノラマ展望とカラフルなシェルミュージアム『古宇利オーシャンタワー』(今帰仁村)

沖縄本島周辺の離島

古宇利島を見渡す絶景が楽しめる真っ白な展望タワー。館内にはユニークな貝殻が並ぶシェルミュージアムやお土産がそろったショップもあります。古宇利島ドライブでは外せない立ち寄りスポットです。

訪問日:2022/3/28(月)

古宇利島の展望塔

古宇利島は国頭郡今帰仁村に属する島。屋我地島とに間に古宇利大橋が架かったことで車で気軽にアクセスできるようになります。沖縄美ら海水族館をはじめとした本部半島と合わせて行けるドライブスポットとして人気の場所です。

そんな古宇利島に、2013年にオープンした観光スポットが古宇利オーシャンタワー。古宇利大橋を渡ってすぐのところにそびえ立つ白亜の塔です。

一般的なタワーとは形状が少し異なる独特な形状。見る角度によってはなんだかちょっとタケノコみたいにも見えますね。もっとおしゃれな表現がありそうですが、私にはこれが限界です。

館内には展望フロア以外にもシェルミュージアム、レストラン、ウエディングなど、様々な施設が詰まっています。色々な楽しみ方ができるスポットです。

カートに乗ってタワーを目指せ

受付で入場チケットを購入したら、こちらの青いカートに乗ります!アトラクションみたいでわくわく。なんだかナゴパイナップルパークみたいですね。

車内では古宇利島や古宇利大橋、オーシャンタワーの案内音声が流れています。ナゴパではパイナップルの成長過程が楽しめましたが、こちらのオーシャンタワーのカートは古宇利大橋を望む絶景が楽しめます。

レールなどはありませんが、このカートは自動運転。どういう仕組みなんでしょうね。

キレイなシェルミュージアム

入館者を最初に出迎えるのはシェルミュージアム。世界各国から集めたという10,000点以上もの貝が並ぶフロアです。貝殻を展示した施設は日本各地にありますが、どこよりも写真映えする仕上がりになってます。

鮮やかなヒオウギガイ。着色したわけではなく、すべて自然の色だそう。ちなみにこの写真はついつい加工してしまっています。実物はもう少し発色控えめですが、そこは想像力で補正を解除して感じ取っていただけたらと思います。

このうつくしい貝は非常に珍しいリュウグウオキナエビスという種類。レアものときくとその値段が気になってしまいますよね。展示によると、一つで数百万という高値で取引されており、「車より高い貝」として知られているそう。

独特なフォルムをしており、魔除けとして有名なスイジガイ。ここではその成長過程順に並べられています。最初はシンプルな巻き貝ですが、大きくなるにつれて端っこが少しずつ伸びていき、左下の「水の字」のようなカタチになっていくのです。

パノラマ広がる展望フロア

2階と3階は屋内タイプの展望フロア。大きなガラス窓の向こうに青い海が広がり、まるで一幅の絵画のような光景です。強風でも雨でも気にせず景色を楽しめます。

3階からさらに上の屋上は、開放的な屋外展望台。階段を上がるとオーシャンデッキスタジオというロケーションフォト専用エリアになっています。といっても、普通に展望を見たいだけのお一人様でも大丈夫。

カップルで鳴らすと愛が深まりそうな「幸せの鐘」が吊るされていますが、現在は紐が外されておりました。ふふふ・・・。

天候によっては屋上へは登れないこともあるそう。こればっかりは運と日頃の行いですね。

ミニ資料館も併設

1階のエレベーターホールには古宇利島の歴史や観光スポットのパネルが並び、古宇利島資料館となっています。実物の資料などが無いため見応えはあまり無いですが、パネルの内容はわかりやすく面白いです。

前回の記事の「はじまり洞窟」にて書いた古宇利島にまつわるアダムとイブの話や、祭事などについても詳しく書かれています。

また、出口にあるショップでは、パイナップルケーキをはじめとしたお土産がずらり。古宇利島産のカボチャを使用したお菓子「島かぼちゃのカボニー」の試食もあり、ガーリックシュリンプ後に沸き上がった甘い物食べたい欲が満たされました。

アクセスと営業情報

アクセスは基本的にはレンタカーがメイン。那覇空港からは、那覇空港自動車道、沖縄自動車道経由で約2時間。美ら海水族館からは約25分です。

開館時間 10:00~17:00
休館日 年中無休
料金 850円
公式サイト https://www.kouri-oceantower.com/

※掲載の情報は2022年4月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。

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