淡水魚水族館の新たな可能性!新しいカタチの都市型アクアリウム『カワスイ川崎水族館』(川崎駅)

神奈川県

2020年7月にオープンした新しいカタチの都市型水族館。最新テクノロジーがおしゃれで華やかな空間を演出するエンタメ性抜群のアクアリウムです。サカナだけでなくカエルやナマケモノ、そしてネコまで飼育する幅広さもポイントです。

営業時間:10:00~17:00/18:00~22:00
料金:2,000円
訪問日:2020/08/10(月)

アクセスと営業時間

「日本初の駅前商業施設内水族館」を掲げるカワスイは、川崎駅東口から徒歩1分のところにある商業施設・川崎ルフロンの9〜10階にあります。京急川崎駅からも徒歩5分ほどです。

営業時間は10:00~22:00と、他の水族館と比較してもかなり長いです!
その代わり、10:00〜17:00の昼の部と18:00〜22:00の夜の部に分かれており、完全入れ替え制。料金はそれぞれ2,000円です。

この入れ替え制はカワスイの特徴の1つ。昼と夜で照明や音響、展示生物に変化があるため、それぞれ異なった楽しみ方ができます。

テクノロジーが詰まった都市型水族館

カワスイは、海の生き物がいない淡水魚専門の水族館。淡水魚というのは海水魚に比べると、どうしても地味な印象になりがち。しかし、ここではデジタルテクノロジーが華やかに盛り上げてくれます。

壁に映し出されたパノラマ映像やカラフルな照明、スピーカーから聴こえる鳥のさえずりなど、まるでテーマパークのような演出です。

人の動きに合わせてカワイルカやマナティーが動く「パノラマスクリーンゾーン」をはじめ、デジタルコンテンツも駆使した展示内容。

ウォールアートなど、写真映えポイントもたくさんあります。壁の絵の中には、デジタル映像の生き物が登場することもあります。

おしゃれでスタイリッシュな雰囲気の館内には、他の水族館とは決定的に違うところが。それは、魚の名前や解説パネルが設置されていないこと。その代わり、水槽には必ずQRコードが設置されています。生き物の名前が気になる人は、ここにアクセスすることで詳しい説明を読むことができるのです。

多摩川の水の中

そんな最先端な雰囲気の水族館ですが、しっかりとご当地ゾーンあります。
川崎・淡水ときたら多摩川。山梨県・埼玉県の県境にある笠取山から流れる水は、東京と神奈川を流れて大田区と川崎区の間を進み海へと流れます。

館内序盤に広がる多摩川ゾーンではオイカワ、アブラハヤ、ウグイ、ムギツクといった魚が泳ぎます。水槽のバックには、映し出される夜の街。おそらく、昼の部で来たら昼間の映像が流れているのではないでしょうか。スピーカーからはウグイスのホーホケキョや、キジバトのホーホホッホホーという鳴き声が流れています。

立派なコイも泳ぐ。決して珍しいサカナではありませんが、小型の淡水魚の並びに出てくると、とても大きく見えます。漂うラスボス感、と言いたいところですが多摩川にはもっと大きな魚が潜んでいるのですよね。

こちらはカネヒラ。最大15cmにもなる日本最大のタナゴです。その大きさから遊泳能力が高く、かなり広範囲を移動するそう。

ユニークな世界の淡水魚

演出ばかりに目が行ってしまいますが、他ではなかなか見ることができないマニアックな生き物もたくさん扱っています。

水槽の底でじっとしている不思議な魚はパオバイレイというフグの仲間。皮弁という柔らかい突起におおわれており、毛フグとも呼ばれています。フグ科の魚はつぶらな瞳をしていることが多いのですが、このフグはなんだか昆虫みたいな眼です。

面白い顔をしたコモンシートは、キラキラボディのメタリックナマズ。タイでは食用として人気らしいのですが、どんな味がするんでしょうか。

ライオンのたてがみのように顔の周りがふさふさしているライオンフィッシュ。ギョロっとした目がキモカワで、そのままキャラクターみたいにデフォルメされたルックス。2匹ならぶ様子はペアのようで、「ライくんとオンちゃん」みたいな率直な名前を付けたくなります。

流木にバランスよく横たわっているのは、リーフナイフフィッシュ。これは寝ているときの姿で、葉っぱになりきっているそうです。

お腹を上に向けて逆さまになっているヘミシノドンディス・メンブラナケウス。ずっとこの姿勢ですが、決して具合が悪いわけではありません。この魚は「サカサナマズ」と呼ばれる、腹部を上にして泳ぐ魚の仲間。通常のサカサナマズは8cm程度ですが、この魚は40cmくらいと同種の中では最大級。大きな体を優雅に泳がせています。

圧巻の南アメリカ水槽

大きな夕陽が映し出されているのは、南アメリカゾーン。アマゾン川に暮らす生き物が飼育された水辺が広がります。

水槽内部には流木や石が転がり、まるで自然の川の中のようなワイルドな景観。

泳いでいるのは、カージナルテトラレッドノーズテトラなど20種類の熱帯魚。不思議なほどそれぞれディスタンスを保って泳いでいるため、まるで水槽全体に宝石を散りばめたように煌めきます。

彼らは鑑賞魚としてお馴染みの魚たち。ペットショップやデザインされた小さなアクアリウムで飼育されている姿は見たことがありますが、これほどまで大きな水槽でたっぷりと泳ぐ様子は初めて見ました。

キレイな見た目から金魚のように品種改良されたサカナかと思い込んでいましたが、実のところ立派な野生種。実際にアフリカの水中ではこんな風に様々な種類が入り混じって泳いでいるのでしょうね。

映し出されている映像や照明は、刻一刻と変わっていきます。壮大な夕陽が沈む様子は感動的です。

爬虫類や哺乳類も押さえたラインナップ

魚類以外にも様々な生き物を飼育しているカワスイ。一見すると何もいない水槽に見えるのですが、じっくり見まわすとパンサーカメレオンを発見しました!手と足としっぽを使って、天井の金網にしっかりとしがみついています。

ぐっすり寝ているグリーンイグアナ。淡い緑色のボディがとってもきれいです。あごの付け根にあるボールのようなものは鼓膜下大型鱗(こまくかおおがたりん)。外敵から身を守るための威嚇機能があるそうですが、どのような効果があるのでしょうか。

ミントグリーンと黒の斑模様がきれいなマダラヤドクガエル。名前の通り猛毒を持つカエルですが、その見た目はあざやか。地域によってカラーリングが異なります。

アフリカに暮らす小さな猿・ショウガラゴ。夜行性の動物なので、夜の部では枝から枝に走り回るアクティブな姿を見ることができました。

夜だったためか見ることはできませんでしたが、他にもカピバラやフタユビナマケモノなどの哺乳類も飼育しています。

選べるカフェ&レストラン

館内にあるこもれびカフェは、観葉植物とウッド調の店内は、とってもおしゃれな雰囲気。コーヒーやソフトドリンク、スイーツやプレートメニューなどを取り扱っています。

「ピラルクカレーとフィッシュフライプレート」は、エスニック風のカレーとサックサクのフィッシュフライが相性抜群!ごはんも白米か十六穀米のどちらかで選択可能です。

こちらの青い飲み物はバタフライピー。チョウマメを使用したハーブティーの一種です。うっすらと豆のような香りがしますが、限りなく水に近い味。

付属のレモンシロップを入れるとたちまちカラーチェンジ!青色から紫色に変化します。お味は、チューペットにレモン入れたみたいな感じでした。

他にも、入口すぐのところにあるCAFE CRAM(カフェクラム)ではソフトクリームやポップコーンなどを販売しており、そのまま館内に持ち込み可能。

ビュッフェレストランAOWも入っています。まだプレオープンのためビュッフェは行っておらず、ドリンクとおつまみでオトナのラウンジのような営業スタイルでした。

猫好きにはたまらない!

こもれびカフェはソラネコカフェという「猫カフェ」を併設しており、全部で9匹飼育されています。水族館にネコというのも何だか不思議な感じがします。

現在は営業停止中でしたが、窓からネコたちの姿を拝むことはできます。人が入ってこないため、自由気ままに暮らす猫たち。

一番気になったのはエキゾチックの「きなこ」。この種のネコってなんだかどんくさくてかわいいのですよね。


海水魚に比べると設置のハードルが低い淡水魚水族館は、内陸部を中心に全国各地で見かけます。中でも、巨大なメコンオオナマズが泳ぎ回る「アクア・トトぎふ」(岐阜県)や、リアルな川の中を覗くことができる「サケのふるさと千歳水族館」(北海道)などはかなりインパクトのあるタイプ。

今回訪問したカワスイはいずれにも当てはまらない、最新型の淡水魚水族館。凝ったインテリアや演出は新たな可能性を見た気がしました。

イメージしていたよりもずっと見ごたえがあったので、次は昼の部に行ってみたいです!

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この記事を書いた人
chihiro

国内旅行が大好き!車中泊やLCCを駆使して、離島と水族館は100以上・神社仏閣は300以上訪問。都道府県はあとちょっとで3周完了。スケジュール詰め込みがち。実はプログレとソウルが好きなベーシスト。

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