創建1000年を間近に控えた由緒正しき神社。多数の摂末社を有しており、様々なご利益が期待できます。「桃の木」「目薬の木」「葉書の木」などの多数の御神木と、それに関わる信仰も見どころです。
千年の歴史を持つ神社
川越八幡宮は、平安時代の長元3年(1030年)に宇佐八幡宮より勧請された歴史の深い神社。
朱色の立派な大鳥居の扁額には、「河越八幡宮」と記載されています。川越市内で唯一、河越の地名を有するそうです。

この神社、創建1000年まであと4年。境内には多数の幟が立てられており、お祝いムード全開。先ほどの鳥居も創建1000年を祝って令和7年に建て替えられたものとのことです。

境内へ進むと、干支の午とともに、創建1000年まであと4年と記載された絵馬が置かれていました。

写真では伝わりにくいですが、この絵馬は高さ2.7m×幅3.6mという大きさのジャンボ絵馬。川越第一中学校の生徒による作品であるそう。
清々しい空気の境内
そんな八幡宮、御祭神は誉田別命(ほむだわけのみこと)こと、十五代天皇・応神天皇。母親である神功皇后と共に大陸文化を日本に取り入れて、日本文化の興隆に努めた人物です。

手水は色鮮やかな花手水仕立て。毎週金曜の夜に入れ替えているそうなので、土曜日は一番フレッシュです。

コンパクトな境内ですが、こころの小径と呼ばれるエリアもあります。ハート型の花壇がある、かわいらしい雰囲気の遊歩道。ここもまた創建1000年記念事業の一環として整備されました。

様々なご利益の神様
境内はそれほど広くはありませんが、多数の摂末社が鎮座しています。
インパクトのあるモニュメント、こちらは目の神様。大国主命、少彦名命を祀っており、眼病平癒の神様として信仰されています。

川越三峯神社は、秩父・三峯神社の遥拝所。運気上昇、家内安全、商売繁盛、良縁の神様として信仰されています。創建1000年記念事業として令和2年に遷座されたものとのことですが、もとは別の場所にあったのでしょうか?

耳に手をあてた像は、ぐち聞きさま。聖徳太子のお姿をしており、自分の悩みを打ち明けると聞いてくださるそう。

多数の御神木
境内散策をしていて気が付くのは、御神木の多さ。様々な樹木が植えられており、御神木としてあがめられています。
立派な御神木の夫婦銀杏。上皇陛下が生まれた昭和8年に、崇敬者によっけ植えられたもの。雄株と雌株のイチョウがいつの間にか1本に結ばれたことから、縁結びのご利益があるそうです。裏側には、触れると安産子宝の御神徳がある乳、安産祈願のイヌの石像もあります。

拝殿向かって右にたたずむ御神木のタラヨウ。葉を傷つけると黒くなることから、文字が書ける葉書の木とも呼ばれています。昔は恋文や約束事を書いて大切に保管していたそうです。

しだれ桃も御神木としてまつられています。古来より厄除けの果実といわれる桃、古事記にも伊弉冉尊が桃を投げて魔物を追い払うシーンが描かれています。

そんな桃にちなんで、厄割桃があります。200円の桃玉を「厄よ去れ」と念じて厄割石めがけて投げるというシンプルなシステム。物凄く気持ち良くストレス発散にもなりそうな予感。ターゲットの厄割石が近いので、先日甲斐国一之宮 浅間神社で体験したものよりもずっと当てやすいです!

今回紹介したのは一部。他にも様々なご利益の摂末社や御神木があり、コンパクトながらも見ごたえのある神社でした。川越散策に組み込みやすい位置にありますので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
アクセスと営業情報
東武東上線・JR線の「川越駅」より徒歩約6分、西武新宿線「本川越駅」より徒歩約7分。
| 開門時間 | 24時間 |
|---|---|
| 料金 | 無料 |
| 公式サイト | https://www.kawagoe-hachimangu.net/ |
※掲載の情報は2026年1月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。


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