落ち着いた雰囲気で心も体もリラックス!まるで味噌になったような気分でじっくりと過ごすことができる温泉です。館内のレストランでは糀を用いたこだわりのヘルシーメニューがそろっています。
コンセプトは『糀』
埼玉県内に5店舗を展開しているおふろcafeグループ。文字通りおふろとカフェが融合した、キレイでおしゃれなタイプの温浴施設。ただお風呂に入るだけではなく、美味しい食事メニューや特徴的な休憩室を備えたリラックスできる空間作りが特徴です。
今回訪れたのは埼玉県北部の神川町にある白寿の湯。
大宮のおふろcafe utataneは北欧、熊谷のおふろcafe bivouac(ビバーク) はアウトドアといったように店舗毎にコンセプトがあるのが特徴。こちらのおふろcafe白寿の湯のコンセプトは何でしょうか?
古生層から湧出する名湯、健康を食する糀料理、ゆっくり寛げるスペースの
3つのカテゴリーの融合化を図り、心やすらぐ快適な空間づくりを心がけております。
参照:https://ofurocafe-hakujyu.com/concept
また、公式サイトには「まるで発酵食品のように一日のんびり」をコンセプトにとの記載もされています。おそらく一言で表すと「糀(こうじ)」がキーワード。渋いテーマですが、そこはおふろcafe。館内はおしゃれで写真映えするスポットも豊富です。
ゆったりできる快適空間
館内の「寛ぎ処 葉隠」は、温もりを感じる木目調の休憩所。床をくりぬいた樽型ソファーやハンモック、木箱のようなボックスシートなど、特徴的でわくわくするデザイン。お味噌になった気分でじっくり過ごすことができる発酵空間となっています。
豊富な漫画や雑誌、フリーのパソコンに加えて、群馬県民は全員覚えているというウワサの「上毛かるた」や「ぐんま方言かるた」もあります。ちょっとしたご当地感が楽しい。
大宮のutatane、熊谷のbivouacは21時過ぎくらいまではわいわい大騒ぎな雰囲気でしたが、この白寿の湯はお子様や若い人が少なめで落ち着いた雰囲気。土曜日でしたが、そこまで混雑していなく快適です。
ほっこり温泉
お風呂は内湯1つ露天1つ。もともと地域の人にとって湯治場であったというこの白寿の湯の源泉は、神流温泉というナトリウム泉。もともとは無色透明ですが、空気に触れて加温すると茶色く濁り、まるで山奥の秘湯に来たような雰囲気のあるお湯です。このお湯は、大宮のおふろcafe utataneにも輸送されています。
露天風呂の温度は34〜37度と温めの設定。この比較的低温のお湯につかることを不感温浴といいます。体温に近い温度なので熱くも冷たくもなく、またエネルギーの消費が少ないため、のぼせることなくじっくりと長湯できるのです。このお風呂ならば、発酵するまでお湯につかっていられそうです。
こだわりのお食事メニュー
館内にある「俵屋」は「寝かせ玄米と糀料理でおいしく健康に」がコンセプトの健康をテーマにした食事処です。御膳メニューが豊富で、お風呂屋さんの食事とは思えないような高級感あふれる落ち着いたラインナップがそろいます。地ビール「コエドビール」や地酒「帝松」などもそろい、少し大人向けな印象です。
食事:11:00〜(ラストオーダー21:30)
飲物:10:30〜(ラストオーダー22:00)
私が頼んだのは『麦とろしらすと季節野菜の天ぷら御膳』(1,180円)
あんな食材が天ぷらに
季節の野菜のラインナップはマイタケ、ニンジン、カボチャ、タケノコといった定番に加えて、ツルナという山野草の葉っぱが並びます。サクサクの天ぷらは天つゆでも塩でも美味しい。
そして一番驚いたのが果物の梨!梨の天ぷらなんて食べたことありますか?私は生まれて初めて食べましたが、甘味たっぷりで美味しい!
こだわりの「寝かせ玄米」
俵屋のこだわりはご飯にも。こちらは3日間ほど保温して寝かせた「寝かせ玄米」。普通の玄米とは違うもちもちした食感が特徴です。※普通の白米にも変更可能です
郷土料理「つみっこ汁」
定食や御膳メニューには「つみっこ汁」が付属。小麦粉を練ったものを、手でつみとって入れた汁物で、埼玉県本庄地方の郷土料理。名前は違いますが、すいとんとほぼ同じです。
味わい深い「豆乳豆腐」
せっかくなのでもう一品!『豆庵の豆乳豆腐』(580円)も頼んでみました。
おぼろ豆腐と豆乳を一緒に食べる、潤いたっぷりなメニュー。季節によって変わる薬味は5種類。8月現在はゴマ、ミョウガ、鰹節、ネギ、粗塩でした。
普段食べている3つで100円の豆腐とは違う、優しい食感と味わいで幸せです。
今日は上野スカイブリッジ、不二洞、神流町恐竜センター、そしておふろcafe白寿の湯と充実した1day tripでした!
東京から2時間ほどでアクセスできるので、日帰りでどこか行きたい方におすすめはコースです。
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