ロープウェイで登った先に広がるのは壮大なパノラマ!かつらぎ山の山頂に広がるパノラマパークには、展望抜群の富士見テラスやカフェ、足湯などが並んでいます。
話題のロープウェイ
思いつきでやってきた1泊2日の三島~修善寺の旅、最後のスポットは伊豆の国パノラマパーク。ロープウェイで行く葛城山上の展望公園で、2016年にオープンした「富士見テラス」が話題を呼んでいるスポットです。
ゴンドラは6人乗り。スキー場のリフトのように、次々とやってきます。混雑時には相乗りになることもあるそうですが、基本はグループ毎に貸し切り。私は1人なので広々とゴンドラ独占です!
伊豆パノラマパークは2021年にリニューアルが行われ、「富士見テラス」は「碧テラス」として生まれ変わりました。ウッド&水盤の開放的な展望広場が広がっているそうです。ということで、この記事に掲載している写真よりもさらにパワーアップしているハズです。
田園を越えて葛城山頂へ
眼下に広がっているのは田園風景。ロープウェイが民家や畑を越えていくのってちょっとレア。
まだ、ゴンドラ内がサイレントなのもめずらしい。観光ロープウェイって、見える景色や地域の紹介などの音声ガイドが流れているイメージです。
標高31mの山麓駅を出発したロープウェイは、標高442mの山頂駅目指してぐんぐんと高度を上げていきます。あっという間にこんな高さに!
総全長約3,600メートル、約7分で山頂駅に到着です。
展望抜群・富士見テラス
ロープウェイの山頂駅を出ると、目に入るのはウッドデッキが広がる富士見テラス。
目の前には広大なパノラマ!!あいにくの曇りで富士山の姿を見ることはできませんでしたが開放感は抜群です。
山頂公園には、ソメイヨシノやオオシマザクラなどのサクラがたくさん植えられています。ツツジやアジサイ、ロウバイなども植えられているため、季節の花を楽しむことができるそうです。
3月中旬に訪れたところ、ぎりぎりで河津桜の花を見ることができました!
かつらぎ茶寮と葛城珈琲
こちらは、そばやうどん、ソフトクリームなどを扱う「かつらぎ茶寮」。店内座席や展望が楽しめるデッキタイプのシートもあります。
かつらぎ茶寮にて「抹茶ソフトと牧之原茶」。本当はワサビソフトが良かったのですが、品切れだったのでお茶×お茶の組み合わせとなってしまいました。ソフトクリームは濃厚でとっても美味しい!
かつらぎ茶寮の隣には、コーヒーやお茶などドリンク中心のパーラー「葛城珈琲」。
店内はスタンド席のみですが、お店の前にはソファーがたくさん。皆さんそこに座って飲んでいる感じです。
葛城神社と富士見の足湯
山頂の遊歩道を進んで行くと葛城神社があります。平安時代から記録が残る歴史ある神社であり、この葛城山の名前の由来でもあるそうです。
すぐ近くにある大きな下駄は、下駄を供養するための下駄供養塚。伊豆長岡温泉の旅館で役目を終えた下駄が奉納されているそう。
ロープウェイの山頂駅から少し歩くと、富士見の足湯もあります。抜群の眺望の前で入る足湯は最高に気持ち良い!タオルが無い方は、100円でミニタオルも買えます。
山頂の先にあるボードウォーク
そのまま進むと葛城山の山頂に到着。ここにも木製の展望台があります。
山頂の先にある百体地蔵は、鎌倉時代から鎮座しているそうです。かつらぎ茶寮で胸かけを買って、そこに願いを書いてお地蔵様に奉納することができます。
百体地蔵の先へ進むと、ボードウォークというウッドデッキの遊歩道が続いています。新緑と紅葉の季節はとてもキレイらしい。
ボードウォークを越えた先には、「恋人の聖地」プレートを携えた幸せの鐘。ロープウェイの山頂駅から見て、一番奥にあたります。
アクセスと営業情報
三島と修善寺を結ぶ伊豆箱根鉄道駿豆(すんず)線の伊豆長岡駅が最寄り駅。そこからバスで約15分のバス停「伊豆の国市役所前」で下車、徒歩1分でロープウェイ乗り場に到着です。
なお、このバス停は、伊豆長岡駅と三津シーパラダイスを結ぶ路線上。私は先に三津シーパラダイスへ向かい、その帰りに途中下車する形で立ち寄りました。
開館時間 | 9:00~17:00 |
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休館日 | 月曜 |
料金 | 往復2,500円 |
公式サイト | https://www.panoramapark.co.jp/ |
※掲載の情報は2024年3月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。
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