穏やかな海辺の公園に鎮座しているのは船体が2つに割れた難破船!他では見ることができない異様な光景は、SNSなどでも話題になるスポット。子供たちに人気の公園であり、日中はテーマパークさながらのにぎわいを見せます。
開放的なシーサイドパーク
ノスタルジックな港町が近年じわじわと人気を高めている静岡県の用宗(もちむね)。カフェやゲストハウスもオープンして年々おしゃれに進化を続けています。
そんな用宗港からほど近くにある広野海岸公園(ひろのかいがんこうえん)は、海辺に広がる開放的な公園。目の前には雄大な太平洋が広がり、植えられたワシントンヤシやソテツの木が南国の雰囲気もプラス。歩いているだけで前向きな気持ちになってきます。
散歩しているおじいさんやサックスを吹くおじいさん、イヌを連れたおじいさんなど、おじいさんがたくさんで穏やかな時間が流れる公園。そんな落ち着いた雰囲気の公園に突然現れるのは目を疑う光景・・・!!
砂浜に巨大な難破船が!
リアルな巨大難破船
全長33m、高さ18mにも及ぶ巨大な船は迫力満点。ちゃんと錨も備えられており、細部までリアルに仕上げられています。
マストにはしっかりと帆も仕掛けられています。開くことはできるのでしょうか。
船主に取り付けられた船首像は、2匹のイルカの姿。船首像というのは船の名前や役割に関連していることが多い。きっとこの船の名前はドルフィン号だ!
実は子供たちの遊び道具
お気づきの方も多いとは思いますが、この難破船は実は公園遊具であり、自由に登って遊ぶことができます。大人が見てもワクワクしてしまう難破船、子どもたちは目を輝かせて走り回っています!
割れた船体の斜めの部分は、傾斜を利用した滑り台。船のまわりは砂浜なので、思いっきり滑ってもケガの心配は少なそうです。
2つの船体の間には吊り橋がかかっています。子供たちは揺れなんて気にせず走り抜けていきますが、大人はそろりそろり。これけっこうスリルあります!
船上から見渡す大海原。航海気分を味わうことができます。
大人から見ても大きく感じる船ですが、子どもにとっては超超超巨大船に見えている事でしょう。
フォトスポットとしても人気
にぎやかな雰囲気の難破船ですが、その唯一無二の景観からフォトスポットとしても人気。特に日の出や星空のもとではファンタジックな姿を見せてくれます。
といっても、いずれもタイミングや天候が重要。そこまでの気力が無いので、加工アプリを使ってイメージ写真をつくってみました!
天気が良い日もキレイですが、曇天も似合いそうです。嵐で沈んだ船のような写真が撮れたら面白いんじゃないかな。
なぜかアンパンマン
難破船のそばにはアンパンマンの石像が!直立不動の姿がとってもかわいらしい。
近くにはばいきんまん、しょくぱんまん、カレーぱんまん、メロンパンナちゃんの姿も。
やなせたかしさんと何か縁があるのかと思ったのですが、有力な情報は見つからず。何かご存じの方いましたら教えてください!
こちらも星空のイメージ写真おいておきますね!
アクセスと駐車場情報
JRの用宗駅から徒歩25分ほど。
静岡駅からバス「しずてつジャストライン」にてアクセスすることもできます。その場合は、乗車約30分ほどのバス停《広野長田南小学校》下車後、徒歩10分ほど。
駐車場は東側の第1駐車場、西側の第2駐車場と2ヶ所あります。難破船目当ての場合は、わずかに第2の方が近いですが、それほど気になる距離では無い気がします。
駐車料金は無料ですが、6:00~21:00(※12月~2月は20:00)と開場時間が決められているようなのでご注意ください。
コメント
用宗で多拠点居住のプラットフォームサービスを展開するADDressの管理人(家守)をしています。素敵な紹介ブログ記事ですね。
他の記事も楽しみにしています♪
読んでいただきありがとうございますー!
現在、4日間の静岡旅行でめぐった場所を記事にして日々投稿しています。明日からは焼津、御前崎、島田と続く予定です。
良かったらまた見に来てくださいね♪