スリル満点のラージヒル『白馬ジャンプ競技場』(白馬村)

長野県

1998年に開催された長野オリンピックの舞台になったジャンプ競技場。現在も競技場・練習場として利用されていますが、一般人も予約不要で見学することができます。地上140mのスタート地点に立つと、足がすくむほどの高さを実感できます。

2021/7/23(金)

はじまりはリフトから

受付を済ませると、まずはリフトに乗車します。ウインターシーズン以外にスキー場のリフトに乗るのはちょっと変な気分。雪が無いと怖く感じるから不思議です。

目の前にそびえるのはスタートタワー左がノーマルヒル、右がラージヒルという2つのジャンプ台と接続しています。

まるで秘密基地みたいな独特な建築は、ジャンプ競技に興味が無くてもわくわくしてしまうのでは。

スタートタワー

リフトを下車すると、すぐにスタートタワーの入り口。内部にはエレベーターが設置されており、2つのジャンプ台への見学通路と連絡しています。

順路は、まずエレベーターで最上階へ。そこからラージヒル、続いてノーマルヒルと見学しながら降りてくるカタチになります。

最上階の展望台からは、2つのジャンプ台と白馬村の町並みを見渡すことができます。この時点でも充分すぎるほどの眺めですが、この先のラージヒルはさらなる高みとなっています…!

通路が鬼門

スタートタワーからジャンプ台までは、鉄フェンスの連絡通路を抜けていきます。地上100m以上なのでなかなかのスリルですが、しっかりと造られているため安定感あります。

通路を越えた先には階段が続きます。これがなかなかの急傾斜!そもそも観光目的のタワーではないため、なかなか容赦無いつくりです。さらに足元はスケスケなので下を見ると非常に危険です。

そして、特にコワイのが下りのとき。必然的に下を見ながら進むことになるので、高さをダイレクトに感じます。上りが平気だった人でも、帰りは急に怖くなる、なんてこともありえるので油断なさらずに!

驚愕のジャンプ台

階段をの降り切った先は、ラージヒルのてっぺん。選手と同様の視点に立つことができます。

いや、高すぎませんか?

こんな高いところから滑り、そして飛び立つなんて、いったいどれほどトレーニングを積めばできるようになるのでしょうか。

続いてノーマルヒル。ラージヒルよりは低いのですが、それでも、とても一般人が滑れるような高さではありません。

こんな高いところから滑り・・・(以下同文)

景色よりも何よりも、ジャンプ競技選手の人並外れた能力を実感できる場所でした。

オリンピックギャラリー

スタートタワー2階にあるオリンピックギャラリーでは新聞のスクラップやメダル、当時販売されていた記念品などを展示。モニターでは当時のオリンピックの映像が流れています。リアルタイム世代の方は懐かしいものばかりではないでしょうか。

さて、このキャラクターの名前、ご存じの方はいますか…?

正解は・・・

 

「スノーレッツ(SNOWLETS)」

フクロウをモチーフにしたキャラで、雪(SNOW)、一緒に(LET’S)、フクロウの子供たち(OWLETS)という意味が込められています。カラーリングが異なる4羽がいますが、それぞれ左からスッキー、ノッキー、レッキー、ツッキーという名も付けられているそうです。

アクセスと営業情報

JR大糸線の白馬駅からバスで約5分、バス停《八方》より徒歩10分ほど。車の場合は、長野IC・安曇野ICからそれぞれ1時間ほど。無料の駐車場を備えています。

リフト運行時間 10:00~16:30(上り16:10最終) ※時期によって変動あり。また、選手の練習がある場合は10:00~15:00までとなります
リフト運休期間 4月中旬・12月上旬・大会開催時
料金 往復リフト460円
公式サイト https://www.vill.hakuba.lg.jp/gyosei/soshikikarasagasu/shogaigakushusportska/shogaigakushusportsgakari/1/3/index.html

 

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