なかなか珍しいアフリカ料理の専門店。ここで食べられるのはアフリカ北部のチュニジアの料理。世界最小のパスタ「クスクス」やキッシュのような「タジン」など、他ではなかなか見かけないメニューを楽しむことができます!
アフリカ北部に位置する国
さあ、みなさまチュニジアってどこにあるかご存知でしょうか?
アフリカ大陸の北部に位置しており、地中海に面しています。アフリカの国ですが、イスラム文化も根付いており、さらにはフランスの植民地時代もあるため、多様な文化が交錯する国でもあります。
私もあまり知らない国だったのですが、万博にて出会ったからはちょっと気になる国になりました!万博ありがとう!詳しくは万博パビリオンの記事にて。

チュニジア料理の専門店
そんなチュニジア料理が食べられる店があるということで、大門までやってきました!東京タワーや芝大神宮、増上寺などの名所が並ぶエリアですが、オフィス街でもあるため日曜はひとが少なめです。
そんな中にあるのが「La maison de Cous Cous(ラ・メゾン・ド・クスクス)」。アフリカ料理の店なのにヨーロッパ風なおしゃれなネーミングと思いきや、チュニジアの公用語はアラビア語とフランス語なのです。

店頭にはシーシャも置かれています。中東が発祥なので、チュニジアでもきっとなじみ深いのでしょうね。

店内は、アフリカ料理店というよりはバーのような雰囲気。優しそうなスタッフのお兄さんが案内してくれます。もちろん日本語で大丈夫です!

店内に設置されたモニターではミュージックビデオが流れています。ちょうどNirvanaや2Pacが流れて、ついついテンション上がってしまいました。
難易度高めなメニュー
メニューは全部英語!カタカナは添えられていますが、写真は無いため難易度は高め。

「ババガヌーシュ」、「ブリック」、「カプサ」、「バクラヴァ」、「クナーファ」など聞いたことないメニューばかり!スマホで調べながら見ていると、ランチメニューを見つけました。

チキン、フィッシュ、タコ、ベジタブル、シーフードスペシャルの5種類の「クスクス」。+300円でサラダ、フムス、タジンの「前菜」と「モロッコティー」を付けることも可能!とってもお得な気がするので、ランチメニューにします!
絶品のタジンとフムス
まずはセットの前菜が到着。左からサラダ、フムス、タジン、そしてフォッカチオかパンケーキのようなパンも乗っています。

サラダはキュウリ、ニンジンなどが入った細かめタイプ。酸味のあるドレッシングでマリネのような感じです。フムスはひよこ豆のペーストで、豆乳やお豆腐のような風味。たぶんですが、パンはこれをつけて食べるような気がします。

そしてこちらがタジン。タジンと聞くとタジン鍋を使った蒸し料理が浮かびますが、チュニジアのタジンといえばキッシュのこと。チキンとオニオンが入っており、表面はパリパリに焼き上がっています。これがめっちゃ美味しいんですよ!

謎のメニュー・クスクス
タコのクスクスが到着しました!目につくのは大きな野菜。ピーマン、ジャガイモ、ニンジン、ズッキーニ、大根、ナスがキレイに並べられています。ひよこ豆もたっぷり入ってます!

お米料理かと思いきや、実は粒状になった小麦粉。その形状から、世界最小のパスタとも言われています。お米ともパスタとも違う、独特の食感。他に似ている料理が思い浮かばない、新感覚です!

クスクスには、こちらのスープをかけて食べるそう。トマト系のサラッとしたタイプで、他では食べたことがない風味。けっこう辛味があります!クスクスそのままでも味がありますが、コレをかけると良い感じにパンチが効いたお味に。

クセは少なく、日本人の口に合うお味でとっても美味しいです!最初はボリューム少なめかと思いきや、クスクスは普通のパスタやお米に比べてびっしり詰まっているので食べ応えあり。全部食べきるとおなかいっぱいになりました。
ちなみにこの謎の種、試しに食べてみたところ、かなり強い香りと刺激が!おそらく「カルダモン」。長靴いっぱい食べたいお味でした。

ちょうど食べ終わ頃にランチセットのモロッコティーが到着。クローブの風味が効いたスパイシーさも感じるハーブティー。ほんのり甘さがあるので飲みやすく、食後にぴったりでした!

アクセスと営業情報
・都営地下鉄三田線の「芝公園駅」より徒歩4分
・都営地下鉄大江戸線・浅草線の「大門駅」より徒歩5分
・JR山手線・京浜東北線の「浜松町駅」より徒歩5分
| 営業時間 | 11:30〜14:30、17:30 〜23:00 |
|---|---|
| 定休日 | 不定休 |
| 公式サイト | https://www.cous-cous.tokyo/ |
※掲載の情報は2025年9月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。


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