無料の穴場展望台『文京シビックセンター展望ラウンジ』(文京区・春日)

東京都(23区)

東京ドームシティのすぐそばにそびえる文教区役所ビル。最上階は展望台となっており、スカイツリーをはじめとした東京のパノラマを見ることができます。夜でも利用でき、入館料も無料!穴場の夜景スポットですが、特定日には大混雑することも・・・!

訪問日:2023/7/29(土) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです

利便性抜群なビル

東京ドームシティのすぐそばにそびえ立つ文京シビックセンター。高さ142mのビルで、区役所、保健所など様々な施設が入っています。

他にはオーケストラのコンサートなどが開催される文京シビックホール、観光インフォメーションセンター、ファミリーマートやカフェ ド クリエも。さらに地下では地下鉄駅である後楽園駅と春日駅に直結しており、なんとも利便性が高そうな雰囲気。文京区民がちょっとうらやましいです。

そんなシビックセンターですが、25階は展望ラウンジとなっており、誰でも無料で利用可能。1階からエレベーターで一気に上がることができます。

開放感のある展望台

高速シースルーエレベーターを降りると、西〜北〜東の三方向にガラス張りの展望ラウンジが広がります。

大きな窓ガラスはせり出した設計であるため、臨場感のあるパノラマが楽しめます。身を乗り出せば、足元に広がる礫川公園で遊ぶ人の姿なんかも見えます。

この展望ラウンジ、ビルの下から見るとこんな感じになっています。東京ドームシティ側からは普通のビルの形状に見えていましたが、北側から見るとかなりユニークなデザインなのです。

広がる東京のパノラマ

西側で目に入るのは、うねるように伸びる春日通りとその先にそびえるサンシャイン21をはじめとした池袋のビル群。一箇所だけ木々が生い茂っているポイントは、小石川植物園です。

ちょうど日没のタイミングで訪れたため、真っ赤に燃えるサンセットも拝むことができました。

この展望ラウンジ、20:30という遅い時間までオープンしております。そのため、無料の穴場夜景スポットとしても密かな人気を集めています。

新宿の高層ビル群の夜景は見ごたえ抜群!写真ではわかりづらいのですが、ビルの奥にはちらっと富士山の山頂も見えます。

ラウンジに置かれているもの

フロアには自販機とスタンディングテーブルがあります。イスはわずかしかないので、ゆったり寛ぐには向いていませんが、飲み物片手に過ごすことはできます。

壁にはポスターのようなものが貼られています。こちらは神戸出身の世界的なアーティスト菅井 汲(すがい くみ)氏による、《人間・・・夢》という作品。アルファベットで「noxu」と書かれているようにも見えますが、チェッカーフラッグがなびくサーキットにも見えます。

ふと内側に向かった窓を覗いてみると、なんと会議場のような光景が!

この展望ラウンジの下のフロアは文京区の区議会議場になっており、上からその様子を見ることができるのです。実際に会議を傍聴することができるタイミングはあるのでしょうか?

特定日に大混雑する東側

さて、西側に回ろうとすると、人が密集しており進むことができません!!

無料とはいえ、それほど混雑することはないはずのシビックセンター。なぜこんなにも人がいるのでしょうか。

その理由は、本日が7/29(土)という7月の最終土曜日であること。

そう、本日は隅田川花火大会の日!屋内の展望台でなおかつ無料という恵まれた環境が着目され、穴場の花火鑑賞スポットとなっているのです。

最も東側のベストポジション以外は密集もほどほどだったので、ちらっと見ることはできました。スカイツリーが傍にあるため、すごく低い位置で上がっているように見えますね。

ちなみにですが隅田川花火大会とは逆の西側でも、遠くに上がる花火が・・・!日程と方角からして「立川まつり」か「八王子まつり」の花火のようです。

アクセスと営業情報

付近には東京メトロ丸ノ内線・南北線の後楽園駅、都営地下鉄三田線・大江戸線の春日駅があり、2駅とも建物地下で直結しています。JR総武線の水道橋駅から歩いても10分弱でアクセス可能です。

開館時間 9:00~20:30
休館日 年末年始(12月29日~1月3日)、5月第3日曜日
料金 無料
公式サイト https://www.city.bunkyo.lg.jp/shisetsu/civiccenter/tenbo.html

※掲載の情報は2023年7月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。

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