盆栽美術館の目の前にある盆栽レストランは、盆栽が立ち並ぶ一風変わった食事処。ボンカレーならぬ”盆”カレーは、お皿の上で盆栽を再現したユニークなメニュー。セットには名物の「大宮盆栽だー」とかわいらしい「苔太郎」もついてきます!
貴重なレストラン
盆栽美術館で雄大な盆栽をたっぷり鑑賞したところ、時刻はちょうど12:00。軽くお昼ごはんを食べながら一休みしたいところですが、周辺には飲食店やカフェなどの気配は無・・・ありました!
その名も盆栽レストラン大宮。和モダンでおしゃれな雰囲気の店内、4名テーブルが3席とカウンターが4席ほどの小さなレストランです。
名前の通り、店内には盆栽がたくさん!この盆栽たちは、盆栽村にある盆栽業者・藤樹園が造っているもの。販売しているため、気に入ったものがあれば購入することもできます。他にもカラフルなハサミやエプロンなどの盆栽ツールなども販売しており、ショップとして立ち寄るのもありです。
メニューはハンバーグ定食やカレーライス、静岡県で水揚されたしらすと桜えび丼など美味しそうなラインナップがそろっています。盆栽らしいメニューとして、「盆カレーセット」と「盆栽パンセット」を見つけました!
盆栽型のカレーライス
カレーとパンの2択でマイいましたが、ここは盆カレーセットをチョイス。
ご飯で再現された鉢からは、ブロッコリーやピーマン、パプリカでできた盆栽が生えています。寄せ植えでしょうか、葉の広がりが素晴らしい作品です。
甘口でスタンダードなカレーですが、野菜たっぷりなので食感が楽しい。ご飯に振られた青のりとゴマが不思議なアクセント。普段カレーではあまり見かけないトッピングなので、風味がとっても新鮮です。
ご当地ドリンク盆栽だー
カレーの他にはサラダとスープ、そして「大宮盆栽だー」が付いてきます。ストレートすぎる名前が示す通り、盆栽とサイダーをかけた炭酸飲料です。さいたま市のご当地ドリンクとして2012年に販売開始されました。
当初は松脂エキスを入れる、といったようなアイディアもあったそうですが、チクチクする松の葉のように強めな炭酸、そして凛とした松のように甘さ控えめですっきりした飲み口へと落ち着きました。
宮城県の牛たんサイダー、静岡県のうなぎコーラ、青森県のイカスミサイダーといったインパクト抜群なラインナップがそろうご当地サイダー(地サイダー)の中では少々地味な印象ですが、サイダー本来の味で勝負に出ているところは潔さを感じます。なお、強炭酸×甘さ控えめというさっぱりしたテイストは、割りモノにもおすすめとのことです。
苔太郎がついてくる
盆カレーセットのメニューに書かれている「苔太郎もついてくる♪」の文字。
苔太郎って何!?
トレイ右上にこちらの小さな鉢が乗っています。まるで小鉢のように付け合わされているこちらが苔太郎。
その正体は苔のミニ盆栽でした。手のひらに乗るほどコンパクトでとっても可愛らしいです。ミニサイズなので持ち帰りも楽々、プチプチで作られた持ち帰り袋もついてました。
ちなみに、盆栽パンセットを頼むとリンゴくらいのサイズの苔玉がついてきます。
アクセスと営業情報
JR宇都宮線の土呂駅から徒歩5分、東武野田線(アーバンパークライン)の大宮公園駅から徒歩10分ほど。大宮盆栽美術館の斜め前にあります。
営業時間 | 11:00~17:00 |
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定休日 | 木曜 |
公式サイト | https://www.bonsairestaurant.jp/ |
※掲載の情報は2022年1月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。
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