うな丼発祥の牛久沼で食べる鰻料理『うなぎの元祖 鶴舞屋』(龍ケ崎市)

茨城県

牛久沼の沼畔に建つうなぎ料理の老舗。備長炭で焼いたウナギは香ばしく、あっさりしたタレとともにとっても上品な仕上がり。大きな窓から見える牛久沼も魅力のひとつです。ところで、ここ牛久沼が「うな丼発祥の地」といわれているのご存じでしょうか。

訪問日:2026/08/16(日) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです

うなぎ街道の老舗のひとつ

国道6号線の牛久沼沿いは、うなぎの老舗が軒を連ねる「うなぎ街道」があります。かつては多くの店が並んでいましたが、現在は「山水閣」「鶴舞屋」「桑名屋」の3軒ほど。

どこにするか迷ったのですが、訪問した時刻は14:00頃。山水閣と桑名屋は終了していたので、唯一通し営業していた鶴舞屋へとお邪魔しました!

入り口には信楽焼のタヌキや、動物の剥製が並んでおり、これぞ老舗といった雰囲気。建物は年季入っていますが、キレイに清掃されており、気持ち良いです。

14:30頃には「準備中」になっていたので、日によってはお昼でおわりになる場合があるのかもしれません、HPには「うなぎがなくなり次第閉店」との記載もあったので、もしかしたらお盆の客入りで品切れになっていたのかも・・・?不安な方は訪問前にTelするのがおすすめです。

牛久沼見渡す店内

店内は広々としています。テーブル席と牛久沼を見渡せる座敷席。ちょうど空いていたので、窓際の座席に案内してもらえました!

目の前に広がる牛久沼。店員さんによると、ちょうど白鳥が来ているので、見られるかもとのこと。さっきまではいたらしいですが、どこかへ行ってしまったようです。

メニューは「うな重」「うな丼」の他に、蒲焼きと鯉こくがついた「うなぎ定食」もあります。「ワカサギの甘露煮」「鯉あらい」「エビの佃煮」などの川魚料理もそろっているので、大人数で来たらいろいろ楽しめそう。

なお、支払いは現金かクレジットカード。2026年8月時点では、QR決済や交通系ICには対応していませんでした。

香ばしく焼きあがった鰻

普段なら節約して「うな丼」か「うな重(並)」にするのですが、せっかくなので「うな重(上)」にしちゃいました!旅モードの私の財布の紐はゆるいです。

やってきたうな重、吸い物、漬物。いずれもフタが閉じられており高級感あります。

ぱっかーんと開けると、立ち込める湯気と香ばしい香り。

備長炭で焼いているというウナギは、香ばしい風味。焼き加減、ふっくらとした食感、そしてあっさりしたタレで、とっても上品な仕上がりです。

うな重に付属のお吸い物は、(上)から「肝吸い」になります。その見た目からちょっとニガテだったのですが、苦みもなくてすんなり食べられました!

うな丼発祥の地とは

牛久沼について調べていると、ここが「うな丼発祥の地」との記載が。いったいどのような歴史があるのでしょうか。

ときは江戸時代後期、ウナギが大好きな大久保今助という人物がいました。江戸から故郷の茨城に水戸街道で帰る途中、牛久沼にて渡し船を待つ際にウナギが食べたくなり、蒲焼きとどんぶり飯を注文します。しかし、ウナギが焼き上がった頃にちょうど船が出るタイミング。食べている時間はないため、今助はどんぶり飯に蒲焼きを皿ごと逆さに被せて船に乗り込みます。対岸に着く頃には、ご飯にはタレが染み込み、蒲焼きはご飯の温度で蒸し上がりふっくらとした仕上がりに。これが昨今のうな丼の発祥といわれているそう。

うな丼が普及したのは、この話が広まったとも、今助が自分の所有していた芝居小屋で提供したともいわれています。その後、高級感のある重箱が登場し、現在のようなうな重へと進化していったようです。

そんな歴史を調べながらウナギを頬張っていると、牛久沼に白いものが。

あ!白鳥いた!

おそらくコブハクチョウ。見えないところでバタ足するんです。

アクセスと営業情報

営業時間 平 日:11:00~19:00
土日祝:11:00~20:00
※ラストオーダーは1時間前
※うなぎがなくなり次第閉店あり
定休日 水曜
公式サイト https://www.unagi-turumaiya.com/

※掲載の情報は2026年8月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。

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