ヨコハマのシンボルの一つである展望タワー。昭和に造られた塔ですが、2度のリニューアルを経て今なお燦々と輝いています。かつては灯台としての機能も備えていました。
光輝く展望タワー
山下公園のすぐそば、中華街の入口近くにそびえ立つのは横浜マリンタワー。1961年に完成したタワーで、2009年にリニューアル、さらに2022年に2回目のリニューアルオープンを果たしました。
その高さは106m。まわりには高いビルが立ち並び存在感は控えめですが、夜にライトアップされた姿は非常に美しいです。
チケットは「デイチケット」と「ナイトチケット」に分かれており、入れ替え制。通常は18:00、6〜8月は19:00切り替えとなるそうです。
スタッフさんはとっても親切!今回17:30に訪問したところ、ぎりぎりデイチケットも購入可能と教えてくれたり、他のチケットとの違いも丁寧に教えてくれました。
意外とスリリングな展望フロア
展望フロアまでは、エレベーターで一気に登っていきます。大きなガラス窓からはすでに外の景色が見えていますが、ここはあえてあまり見ずに展望フロアまでとっておきたいと思います。
まずは30階へ。20角形となっているフロアは全方向ガラス張りで、横浜の景色をたっぷりと拝むことができます。それほど広くないので、けっこう混雑することも。このフロアはデイタイムは17:45まで。
階段を降りた29階も展望フロア。こっちのほうが人が少なくて落ち着いてます。こちらはデイタイムは17:55まで。
まさかのガラス床も登場!スカイツリーなど展望タワーでおなじみの仕掛けですが、コレくらいの高さの方がリアリティがあってコワイです。
そしてこの展望フロア、風が強いと少々揺れます!それほど高いタワーではありませんが、意外とスリリングなのです。
見えるヨコハマの景色
北側はみなとみらいの街並みが広がっています。「コスモクロック21」「横浜ランドマークタワー」「インターコンチネンタルホテル」「大さん橋」「赤レンガ倉庫」と見どころたっぷり。
東側は港に係留された「日本郵船氷川丸」が見えます。ライトアップされて浮かぶ姿が美しいです。
南側は「横浜ベイブリッジ」や「本牧埠頭」といった横浜港の景色。
日没前に西側を見ると雄大な「富士山」の姿が!夕日をバックに圧倒的な存在感を放っていました。
かつては世界一の灯台
実はこのマリンタワー、もともと灯台としての機能も備えていました。2009年のリニューアルに向けた改築の際に灯台機能は停止しておりますが、高さ106mは当時「世界一高い灯台」としてギネスブックにも記録されていたそうです。
タワーの1階部分に設置されていたのは、当時利用されていた灯台部分。光達距離は41kmと、遥か彼方まで照らすことができるパワフルな灯台でした。
ちなみに、日本一灯塔の高い灯台は島根県にある「出雲日御碕灯台」で高さは43.65m。高いだけでなく、「保存灯台」「国の需要文化財」「参観灯台」「第1等灯台」「世界灯台100選」でもあるスペシャルな灯台でした。
詳しくはコチラの記事にて。
豊富なグッズ展開
展望フロアを降りると、横浜グッズや名産のお菓子が並ぶショップが広がっています。「横濱ハーバー」「横濱ムーンガレット」「横濱カレー」「横濱ナポリタン」など、横浜名物がたっぷり。
目を引くのはマリンタワーグッズ。「マリンタワーふせん」「マリンタワーボールペン」「アクリルキーホルダー」に加えて、「波佐見焼の横浜マリンタワー」も。緑・黄・赤・白・青の5色があります。シンボリックなデザインは、全色そろえて並べたくなります。
1階には人気のパンケーキショップ「Eggs ‘n Things」などのお店も入っています。夜はそれほど混雑していないようなので、夕食もあわせて利用するのもおすすめです!
アクセスと営業情報
みなとみらい線の「元町・中華街駅」下車後、徒歩1分ほど。
開館時間 | 10:00~22:00 |
---|---|
休館日 | 年中無休 |
料金 | デイチケット:平日1,000円/土日祝1,200円 ナイトチケット:平日1,200円/土日祝1,400円 |
公式サイト | https://marinetower.yokohama/ |
※掲載の情報は2024年10月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。
コメント