ANAで徳島から東京へ!さよなら阿波の国(徳島空港~羽田空港)

徳島県

4日間の徳島旅行を終えて、徳島駅へと戻ってきました。東京までの交通手段は飛行機を利用するため、リムジンバスで徳島空港へ。約1時間15分という短い時間で、あっという間に東京へと帰ってきました。徳島旅行の後記&次に行きたいところもちょこっとだけまとめました。

搭乗日:2018/11/26(月) ※掲載内容および写真は訪問時のものです

徳島から東京への交通手段

徳島から東京への交通手段、公共交通機関を利用する場合は、バス・鉄道・飛行機のいずれかになります。

値段的にはバスが一番安く、10,000円以下で乗車できる場合もありますが、所要時間は9時間ほどとなり、基本は夜行バス。最終日の滞在時間をぎりぎりまで伸ばすことができますが、翌日に響くためちょっと今回は厳しいです。(ちなみに東京→徳島の往路は夜行バスを利用しました。そのときの記事はコチラ)

鉄道の場合は「新神戸駅まで高速バスで移動し、そこから東京行きの新幹線に乗り換える」といったパターンが考えられますが、お値段は18,000円ほど、所要時間は乗り換えがスムーズに行っても5時間以上はかかります。

一番バランスが良く利用しやすいのが飛行機。所要時間は1時間15分ほどと、空港での手続き時間などを考慮しても最速。徳島空港は四国4県で唯一LCCが就航しておらず、JALとANAの2択となりますが、早めに予約すれば10,000円前後での搭乗も可能。

ということで、あまり悩むことなく飛行機を予約しました!

■搭乗日:2018年11月26日(月)
■行程:徳島空港18:55発ー羽田空港20:10着
■料金:13,490円

徳島駅で「滝の焼餅」

空港行きのバスまで1時間近くあるので、徳島駅周辺を歩いたり、駅近のローカル商店街ポッポ街を散策したりして過ごしました。

駅ビルクレメントプラザの地下を歩いていると、徳島県を代表する和菓子屋さん和田の屋を発見しました!ここでは、阿波名物の「滝のやき餅」を販売しております。カウンター席でイートインもできますので、待ち時間のひと休みにぴったり!

こちらは白、抹茶、黒ごまの3個セット。焼きたてであつあつカリカリ!こしあんが入っているのですが、これが甘過ぎず上品なお味です。

このやき餅、阿波藩主の御用菓子であり400年の歴史があるそうです。

空港へはリムジンバスで

お土産探しなどに夢中になっていたら、すっかり日が沈み辺りは真っ暗。さて、そろそろ空港へ向かう時間です!

徳島空港は徳島駅前から少し離れていますが、空港までは直通のリムジンバスが出ています。飛行機の便に合わせてダイヤが組まれているので、乗るバスに迷うことはありません。

所要時間は28分、料金は600円とお手軽。徳島空港は、比較的市街地に近い空港ですね。

昨日、鳴門へ向かうときにも通った道のりをバスは進みます。窓から見える景色は、早くも懐かしいです。

徳島阿波おどり空港

徳島の空の玄関口、徳島空港。正式名称は徳島飛行場という名前で、運営しているのは実は海上自衛隊。自衛隊の航空機と民間航空機が共用する「共用空港」と呼ばれるタイプの空港です。

国土交通大臣による「国管理空港」や「地方管理空港」が多いですが、自衛隊やアメリカ軍が運営する共用空港は日本に8ヶ所ほど存在しています。

国内の空港には「高知龍馬空港」や「出雲縁結び空港」、はたまた「鳥取砂丘コナン空港」などユニークな愛称が付けられていることが多々ありますが、そんな徳島空港の愛称は「徳島阿波おどり空港」。空港の前には踊り続けるブロンズ像たちが設置されています。

空港内のみどころ

空港の見どころで定番なのが「展望デッキ」。多くの空港には、ターミナルビルの屋上が開放されており、滑走路や周辺の景色を見渡すことができるようになっています。しかし、この徳島空港にはなんと展望デッキがありません・・・!空港と言えばデフォルト装備だと思っていました。

その代わり、展望ホールがあります!展望デッキに比べるとスペースは狭いのですが、完全屋内なので離着陸を行う航空機をゆったりと眺めることができます。

空港内には更衣室もあります。普通の空港に更衣室ってあんまり見かけない気がしますが、徳島はお遍路さんのスタート地点。巡礼者が白衣に着替えるためにこのような設備が置かれているのです。ちなみに、高松空港、松山空港、高知空港と四国の他の空港にももれなく更衣室が設置されています。

ビル内にはいくつかのレストランが入っており、徳島ラーメンなどのご当地メニューがそろってます。徳島で食べ残したメニューがある方は、ラストチャンスです!

「ちょっと小腹が空いたので、軽めに食べられるものはないかな」そう思ったいたところ、肉吸いを見つけました!

出汁に牛肉とネギが入った料理で、うどんなどの麺類は入っていません。・・・・要は肉うどんのうどん抜きです。さらっと食べられるので、お急ぎの方にもぴったり!ただし、アツアツなので猫舌さんは要注意。

はじめてのANA

というわけで、今回はANAを利用します。おそらく私の人生初のANA!!!

各席には機内モニターが付いており、まるで国際線みたい。しかも、そこにはUSBポートもついており、ケーブルさえあれば各種充電が可能です。最近はジェットスターばかり乗っていたので、とっても新鮮!

モニターのコンテンツは超充実!!ビデオやミュージックが入っていて楽しい!
レッド・ツェッペリンの狂熱のライヴ入ってる!!・・・慣れない機内モニターを前についついはしゃいでしまいました。

フライト時間はたったの1時間15分。あっという間に羽田空港へ到着しました。

そういえば、座席のモニターでは、前方と下方の機外カメラも見ることができます。
今回は夜なので真っ暗。・・・・昼間だったら外の景色が見れてちょっと楽しいはず。

羽田空港に到着して何の気なしに機外カメラにチャンネルを合わせてみると、そこには誘導員さんの姿が・・・!!着陸直後の機体の先頭では、こんなアクションがあるのですね。

徳島旅行の後記

4日間の徳島旅、1日目は奥祖谷、2日目は南部の美波町~牟岐町~海陽町、3日目は鳴門、4日目は徳島市内とかなり広範囲でめぐることができました。

今回の旅を振り替えってみると、あちこちで出てくるいろいろな乗り物が特に印象深い!そもそも夜行バスで行き、レンタカー、レンタサイクル、路線バス、連絡船、鉄道にも乗り、最後は飛行機で帰るという交通手段フル活用の旅

さらに、徳島ならではのアトラクションもたくさん!65分かけて山を登る『奥祖谷観光周遊モノレール』や、ロープをたぐりよせて進む『野猿』、サンゴ礁を覗ける『海中観光船ブルーマリン』や渦潮に大接近する『水中観潮船アクアエディ』、2連ゴンドラが珍しい『眉山ロープウェイ』や変わったデザインの船で行く『ひょうたん島クルーズ』・・・・あまり他県では見かけないような乗り物ばかり。どれも新鮮でとっても楽しかったです!

かなり満足の旅でしたが、時間の都合で行けなかった場所もたくさん。次に徳島へ行くときは、ここに行きます!

【今回行けなかったところ】
・鳴門のエスカヒル
・伊島
・太竜寺山ロープウェイ
・美馬市オデオン座
・バレンシーア
・大菩薩峠
・鳴門市ドイツ館

帰宅して、荷物の片付けを済ませて、お風呂にも入って布団の中へ。旅の疲れもたまっていたので、すやぁと眠りの世界へ・・・と思ったのですが、頭の中には阿波おどりの笛と鉦の音が鳴り響く・・・・。

しばらくは阿波おどりが頭から離れませんでした。

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