東京から直接行きづらい奈良。まずは夜行バスで京都まで行き、そこから近鉄線で奈良方面へとアクセスすることにしました。初めて乗るウィラーバス・ニュープレミアムの乗り心地はいかに・・・？
奈良へのアクセス
4月にどこか旅行へ行きたいな、そう思っていたところ目に止まったのは奈良県。吉野の山桜をはじめ、奈良公園や藤原京跡などサクラスポットが多数あるので、この時期の旅行にぴったり！
いざ奈良へ行こうと思ったのですが、京都、大阪、神戸など近畿の他の都市に比べるとアクセスが少し特殊。新幹線は通っておらず、空港も無いため飛行機で行くこともできません。直通の高速バスもありますが、奈良行きの本数はかなり少なめ。
しかし！！京都から1時間ほどでアクセス可能。そのため、東京からはまず京都を目的にして、そこから鉄道で行くのが良さそうです。
東京-京都間は新幹線でも良いのですが、コストを抑えたい＆到着時間を早めたいという2つの理由で夜行バスにすることに。いつものJRバスにしようか迷ったのですが、これまで未経験のウィラーバス使ってみることに！
ウィラーバスはシートのタイプがたくさん。どのシートもホームページに細かく情報が記載してあるのでとても分かりやすい。今回選んだのは「ニュープレミアム」。3列シートで、お値段が手頃、そして出発場所と時間の都合が良かったのが決め手となりました。
行程：バスタ新宿21:55ー京都駅八条口5:25
料金：7,170円
おなじみのバスタ新宿
バスの出発地は、新宿南口の巨大なバスターミナル、バスタ新宿。
新宿駅についたのが21:43！バスの発車が21:55！ぎりぎりとなってしまったので少し焦ります。
バスタ新宿は駅前に建っていますが、乗り場は4階となるため少し時間がかかります。時間にはくれぐれも余裕をもって・・・！また、乗り場にはファミリーマートが入っていますが、混雑していることもあるためコンビニは事前に済ませておくとスマートです。
何とか間に合いました！こちらが今回乗車するバス。これぞウィラーバスというべきピンクの車体が輝きます。
受付スタッフのお姉さんも運転手さんも感じが良くて、とても気持ちよくスタートできました。
ゆったりシートで快眠
はじめてのウィラーバス・ニュープレミアム。座席は2+1列の3列シート。これまで乗った他の3列シートのバスに比べて、なんだか広々としています。
こちらのシートは通常のリクライニングに加えて電動ゆりかご機能搭載！スイッチを押すとグイーンと背中が降りて、ヒザが浮かびます。説明が難しいのですが、まるでシートに抱き抱えられているような不思議な安心感。座席間も広いので、シートを思いっきり倒しても大丈夫そう。
シートにはサイドテーブルやコンセント、ハンガーも付いています。いろいろと快適に過ごせそうです。
気になる寝心地は・・・
私はどこでも寝れるタイプではないので、夜行バスではいつも苦戦します。他の人の物音が気になったり、車酔いしたり、姿勢が気になったりと、全然眠れないことも何度かありました。でも、今回は前述のように、とてもリラックスできるシート。抱えられてすっかり溶けてきました。
持参した耳栓も装備して、シャットアウト。
腰と首用に持ってきた100均のエアクッションは、シートが快適なので、挟まなくても大丈夫そう。でも、なんだか脚が落ち着かなかったので、ヒザの下に挟んでみたところ、とても快適に。新しい使い方を見つけました。
そんな中、快眠を妨げる要素が・・・それは冷気。
このバスはトイレが付いていないため、合計4回ほどSA休憩があります。アナウンスなどはされない、睡眠への配慮がされた「サイレント休憩」なので音で起きることはほぼありません。しかし、ドアが近い前方のシートであったため、停車するたび車内に吹き込む冷気で目が覚めてしまいました・・・。
やっぱり夜行バスマスターへの道は険しいです！！でも、総合的に見ても、これまで乗った夜行バスで一番寝心地良かったです！
早朝の京都駅に到着
5:25ちょい過ぎ、ほぼ定刻通りに京都駅へと到着しました。登りはじめた太陽は、駅周辺を歩く京おんなや京おやじの皆さまを照らしています。
トイレで身支度を整えたら、「私は奈良派！」の広告が印象的な近鉄奈良駅へ。京都駅の中でも最も南側にある乗り場なので、バス降り場の八条口からはとっても近いです。
さて、奈良3日間の最初の目的地は吉野山。京都駅から近鉄戦で約2時間ほどでアクセスできます。
乗り込んだ6:06発の電車は、平日の早朝のためかとても空いてます。しかし、橿原神宮前で乗り換えた近鉄吉野線は、通勤・通学ラッシュと重なりぎゅうぎゅう詰め放題！
8:08、やっと近鉄吉野駅につきました。混雑の電車で立ちっぱなしだったので既に疲れ気味ですが、コインロッカーに荷物をあずけて出発の準備を整えます。
目指すは吉野山の山桜！
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