多摩川上流水再生センターに併設された、多摩川に住んでいるサカナを展示したミニ水族館。展望台からは、立ち並ぶ施設群と多摩川を見渡すこともできます。開館日は平日のみ、公共交通機関でのアクセス難易度も高めなのでご注意ください。
下水処理場の水族館
昭島市にある多摩川上流水再生センターは、下水を再生するための施設。「沈砂池」で大きなゴミを取り除き、「沈殿池」でさらに細かい汚れを除去。汚れがなくなった水をトイレ用水にしたり、さらに消毒も加えて川や海に返したりしています。

施設内は関係者意外立ち入り禁止ですが、一部のエリアに限り一般開放されております。
その一般開放エリアにあるのが、今回ご紹介する多摩川ふれあい水族館。水再生センターで浄化したキレイな水を使用して、多摩川の生き物を飼育・展示している施設です。
こちらが水族館の入り口。内部は暖房がしっかりきいており、自動販売機もあります。無料で利用できるので、休憩がてら立ち寄りもおすすめ・・・と言いたいところですが、周辺には特に何もないので、ついでに立ち寄れるようなところではない気がします。

開館時間は9:00〜16:00。ただし、土日祝日がお休みで平日のみ開館なのでご注意ください。
静かすぎる館内
水族館とはつくものの、水槽はわずか4つ。最上流、上流、中流、下流と、エリア毎に分かれております。

水槽以外は、小学生下水道研究レポートコンクール作品展が展示されています。

あとは、下水道局キャラクターのアースくんがいるだけ。
木曜日の昼過ぎに向かったところ、私以外に来客はおりませんでした。スタッフさんも常駐しておらず、音楽もないため静かすぎます。
どうでも良いのですが、私はなぜかしゃっくりが止まらなくなってしまって、その音が静かな館内に響き渡ります。誰もいないかと思いきや、従業員のおじさんがけっこうな頻度で通り抜けます。めっちゃ恥ずかしいです。
多摩川の生き物
最上流の水槽は、イワナ・ヤマメ・ニジマス。大きなニジマスは、ほかの魚を追いかけたりしてます。

上流はアユ、カジカ、シマドジョウ。岩のくぼみにハマってるカジカがかわいらしい。

中流はオイカワ、タナゴ、カマツカ、クチボソ、ドジョウ、ヨシノボリ。オイカワは鮮やかに色づきはじめています。発色するのは5月〜8月頃だと思っていましたが、1月でもこんなに鮮やかなのですね。

下流ではフナ、メダカ、アメリカザリガニといったなじみ深いラインナップ。ザリガニは人が近づくとハサミを掲げた威嚇のポーズを披露します。

あたりを見渡す展望台
館内を見学していると、目に入ったのは「展望台の見学を希望される方は、2階事務室で記帳をお願いします」との記載。外から見たときは管制塔のような施設かと思っていた塔は、実は展望台だったのです。

2階へ進み、時間と人数を記載すれば受付は完了。展望台までのエレベーターが無いため、階段で登ります!

階段には日本各地のマンホールの写真が貼られています。段数は116段、がんばりまっす!
到着したのは地上31mの展望台。見える景色の解説パネルもあり、暖房もばっちり効いてます。

最上階から見える景色
西側は水をきれいにするための沈殿池。奥には御岳山や、東京都最高峰の雲取山も見えます。

北側は昭島駅、中神駅、遠くに立川駅周辺の街並み。

東側は汚泥処理棟、導水ポンプ所、砂濾過施設など、さまざまな施設が並んでいます。遠くには多摩都市モノレールも見えるよ。

南側は機械棟や特高受変電棟、その奥にゆったりとした多摩川が流れています。対岸には八王子水再生センターがあり、ここと連絡管で繋がっているそうです。

こちらは南西側、雲に包まれた大きな山はたぶん富士山!!

そして、この周辺は飛行機が多数飛んでいます。通常の旅客機とは異なる小型機やオスプレイっぽい機体も。立川の陸上自衛隊駐屯地あたりで離着陸しているのかもしれません。

そんなわけで、多摩川ふれあい水族館と展望タワーをめぐってきました!水族館目当てでわざわざ行くには物足りなく感じる規模感ですが、普段入ることのない下水処理施設の中に入る感じはとっても新鮮でした。
なお、従業員のおじさんやお兄さんは、みんな挨拶してくれてとっても雰囲気良かったです!
アクセスと営業情報
近くには駅もバス停もありません。私は青梅線の中神駅からシェアサイクル「ハローサイクリング」を使ってアクセスしました!
| 開館時間 | 9:00~16:00 |
|---|---|
| 休館日 | 平日 |
| 料金 | 無料 |
| 公式サイト | https://www.gesui.metro.tokyo.lg.jp/pr/kengaku/guide/s-fureai |
※掲載の情報は2026年1月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。


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