情緒と生活感あふれるセピアな港町『宿根木集落』と相川で過ごす夜(小木・宿根木)

佐渡島

かつて船大工の町として栄えた宿根木集落は、江戸時代の趣を色濃く残しています。密集した町を探索していると、写真に撮りたくなる場所がたくさん。情緒と暑さで全てがセピアになりました。

2017/7/15(土)

宿根木の集落

佐渡島南部の宿根木。そこには、かつて千石船産業の基地として繁栄した昔の町並みが残されています。

宿根木町並み案内所前の駐車場らしき場所に車を停めると、サングラスかけた真っ黒なおじさんが現れた!地図をくれて、いろいろと教えてくれました。

暮らしを感じる小路

現在でも多くの人々が暮らす集落。観光スポットとして紹介されている宿根木集落ですが、そこは人々の生活の場でもあるのです。路地裏には生活感あふれる風景が続きます。

離島で感じる港町のノスタルジア。この雰囲気、伊豆大島の波浮港を思い出します。

こちらは「三角家」。もともとは別の場所にあったものを移築したそうです。一般的な四角形の家屋でしたが、移築の際に地形に合わせて三角に切り詰めた、という凄い歴史を持ちます。角度によっては船のようにも見えるため、船形の家という呼び名もあります。

車が通れない細い道が続く集落は、とても離島らしい景観。家屋の説明や歴史など、いろいろと学べそうなスポットなのですが・・・

セピアが似合う町

寝不足と暑い日射しで脳みそが溶けてしまい、頭がまったくうごきません。あれ、色素が消えてきた・・・そんな私の状態を知ってもらうために、ここからはセピアでお送りします。

そんなわけで何となくセピアなフィルターをかけて写真を撮ってみたところ、立ち並ぶ木造家屋と相性がぴったり。物凄く雰囲気に合います。

さきほどの三角家、よく見ると「塩」の看板が取り付けられています。かつて塩販売を営んでいたようです。

こちらは白山神社。この石鳥居は花崗岩でできています。宿根木から本土へ向けて荷物を運んだ船は、積み荷を降ろして軽くなってしまった帰り道、バランスをとるために重し代わりに花崗岩を多く持ち帰ってきたそう。そのため、この宿根木の集落には花崗岩でできた石造物が多く存在しています。

石を掘ってくりぬいた道祖神もみつけました。長野県安曇野で多く見かける、夫婦が手をつないだタイプ。各地と交易が盛んであった港町、どこからか伝わったのかもしれません。

ちとちんとん

そんなセピアな風景を楽しんでいたところ突如謎の絵が現れました。

えええ!!!なにこれ!!暑さで幻覚を見ているのでしょうか・・・?!一気に世界がカラーにもどりました。

こちらは「ちとちんとん」と呼ばれる伝統芸能の1つで、男根をモチーフにした木の棒を振り回す男性役の「ちとちん」と女性役の「とん」、そしてお囃子隊などで構成されています。毎年10月15日,16日に行われる宿根木鎮守の祭りにて、五穀豊穣を祈るため奉納されているそうです。

相川で過ごす夜

ここからは、ちょっとした旅日記。佐渡島3日間・車中泊の旅の夜の話です。

井坪ビーチに寄り道

佐渡島初日の夜を過ごす予定の相川地区へ向かいます。途中、井坪にあるビーチへちょっと寄り道。ここは佐渡唯一と言われる砂浜のビーチなのです。

あー泳ぎたい!!!でも時間は16:30と泳ぎ始めには遅い。そんな私のことを、セクシーな大根が一緒に泳ごうと誘惑してきます。

とはいえ、潮も引いていて水位も低いです。今泳いでも海藻まみれになるだけでしょう。泳ぐのは明日にしよう!

うまにラーメンの夕食

1時間ほど走って相川へ。夕飯は何を食べようか悩んでいたところ、たまたま見かけた鶴食堂に入ってみることにしました。

いかにも町の食堂とった雰囲気のお店。海藻を加工した佐渡名物「いごねり」なども扱っています。

私が頼んだのは「うまにラーメン」。初めて見るメニューだったので、注文してみました。

その正体は野菜炒めと目玉焼きの乗った不思議なラーメン。夏バテ対策になりそう!

相川の温泉

今日のお風呂は、すぐ近くのワイドブルーあいかわ。平面的なことを除けばビジネスホテルにすら見える、およそ温泉っぽくない雰囲気の建物。

営業時間:10:00~21:00
定休日:水曜
料金:600円

ここは温泉とプールが一緒になった施設。3連休なのでお風呂混んでるかな?そう思ったのですが、地元の方らしき人が数人入っているだけでめっちゃ空いてました。

考えてみれば、観光客は宿のお風呂に入りますよね。冬場でもない限りはわざわざ日帰り温泉に足を運ぶ人は少ないのかもしれません。今日は寝不足と暑さでバテ気味でしたが、のびのびと入浴していたらだいぶ回復してきました!

休憩室で懐かしいのみいつけた。

「いるいないのひみつ」!!!

私が幼い頃は大人気だったひみつシリーズの1つ。こちらの「いるいないのひみつ」は宇宙人・UMA・幽霊などを解説した本です。この本のおかげで宇宙人やUMAの知識、そしてトラウマが増えたのでした・・・。

子供の頃はまったくわからなかった「ビッグフットの足のサイズをビール瓶くらい」とか、「UFOの形が葉巻型」とかの表現も今ならわかるのでした。

寝る場所探し

今回は車中泊の旅にしたため、寝床探しが必要です。通常の車中泊は道の駅などを利用することが多いのですが、佐渡島には両津港近くの1か所しかありません。

昼間の熱気もおさまり、少し涼しい風が吹いてきました。それでもじめじめした湿気は消えてくれません。車内もエアコンを止めるとじわっとしてきます。このままではちょっと寝苦しい。こんなときは市街地を離れて少し標高を上げよう!

ちょっとだけ山を登って佐渡金山のあたりで車中泊することにします。せっかく佐渡金山の近くに来たので、明日は朝イチで訪問してみます。途中、鉱山遺跡のライトアップを見ていきましたが、これはまた明日詳しく!

22:00就寝です。

この記事を書いた人
chihiro

国内旅行が大好き!車中泊やLCCを駆使して、離島と水族館は100以上・神社仏閣は300以上訪問。都道府県はあとちょっとで3周完了。スケジュール詰め込みがち。実はプログレとソウルが好きなベーシスト。

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