会いに行ける廃墟『佐渡金山・鉱山遺跡』(相川)

佐渡島

鉱山遺跡がそのまま残されている北沢地区。マニアでなくともスケールの大きい遺跡は圧巻!すぐ近くまで歩いて行けるのもポイント。市街地からのアクセスも良いので、佐渡島に行ったら絶対見たい光景です。

見学時間:24時間見学可能(ライトアップあり)
2017/7/16(日)

会いに行ける廃墟

佐渡金山のある相川・北沢地区には、当時の鉱山施設がまるで遺跡のように残ってます。

鉱山跡は日本にいくつかありますが、大概は山のなか。アクセスは悪くて当たり前。でもこちらの鉱山は、相川の街からもすぐ近くで簡単に訪れることができます。佐渡金山の坑道に行く途中にあるので、合わせて見るのがオススメです。

 

「北沢浮遊選鉱所」

まず目に入るのは北沢浮遊選鉱所。大きな鉱山遺跡は迫力満点です!

こちらの施設は、鉱物の性質を利用した選鉱を行っていた場所。微粒に砕いたあと、油を含んだ水溶液に入れ、鉱物だけを浮上させて分離させていたそうです。コトバで見てもなかなかイメージしづらいですね。

さて、こちらの鉱山遺跡たち、アクセスが良いだけではありません。すぐ近くまで行けるのです!
一応ロープは張ってあるので中に入ることはできませんが、本当に触れるくらい近くに接近することができてしまいます。廃墟をバックに写真撮りたい方にもぴったりです。

「旧北沢青化・浮選鉱所」

北沢浮遊選鉱所のとなりにあるのは旧北沢青化・浮選鉱所

組まれた石垣と、そこに絡まる植物が遺跡らしさを引き立てる。まるでそこに大きな城があったかのよう。うねるような石積みは、琉球のグスクを連想させます。

「シックナー」

まるでスタジアムのような円形の遺跡は50mシックナー。金銀を含んだ泥から水分を分離する装置です。

エンタシスでは無さそうですが、等間隔に柱が並ぶ様子は、まるで神殿の遺跡のようです。絡みついたツルが本当に良い雰囲気。

遺跡を見渡す展望台

近くで見るのも良いのですが、もう少し遠くから見渡せる場所はないのでしょうか?周辺を走っていたところ、良いビュースポットを見つけました。

それはこちらの奉行所駐車場。市街地からだと、佐渡奉行所跡の手前、相川病院の裏あたりにあります。

この駐車場は高台に位置しているため、先ほど紹介した「北沢浮遊選鉱所」「旧北沢青化・浮選鉱所」「シックナー」と3つの遺跡の全貌を見渡すことができます。まるで古代都市のような鉱山遺跡。これを見てテンションあがらない人いるのでしょうか。

地上からは見えなかった上部も見ることができます。シックナーの上は緑が一面に広がっています。全てが緑に包まれるのも時間の問題かもしれません。

夜はライトアップも!

鉱山遺跡には特に受付などは無いため、夜間でも見に行くことができます。そしてなんと、ライトアップもやってます!!

真っ暗な中に浮かび上がる遺跡は迫力満点。荘厳な雰囲気です。

繰り返しますが、市街地から近いので、相川あたりにお泊まりの方は、ちょっとした夜のドライブにもおすすめです!

グッドデザイン賞受賞

佐渡金山の鉱山跡について調べていると、「グッドデザイン賞を受賞している」との情報を見つけました。

グッドデザイン賞といえば、デザインが優れているものに送られる賞。その対象は、家電やスマートフォン、お菓子のパッケージなど、様々なジャンルに及んでいますが、鉱山の遺跡も対象なのでしょうか。

気になったので公式サイトで調べてみたところ、2010年に受賞しているのを見つけました。

広場
日本海に浮かぶ佐渡ヶ島に所在する旧相川町は、幕府直轄領となった鉱山都市であり、近世の都市骨格を色濃く残す町である。明治以降も日本で最も早く鉱業の近代化が進められ、生産量・技術ともに日本国内の貴金属鉱山をリードする存在であった。平成元年まで操業を続けた旧佐渡鉱山には、一連の施設群が良く残っており、国指定史跡としての保護が...

その対象は、鉱山遺跡や産業遺産ではなく、この鉱山遺跡が並ぶ「広場」。周囲に残る史跡と一体的なデザインが評価の対象となったようです。

 


次回は佐渡歴史伝説館。佐渡島にまつわる歴史をハイテクロボットたちが案内してくれます。

コメント

  1. […] […]

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