フェリーとしま「レントゲン便」に乗ってみた感想 これから乗船する方へ

トカラ列島

トカラ列島7つの島をめぐり終えた「フェリーとしまレントゲン便」はゴールとなる奄美大島へ向けて出発しました。せっかくなので、持っていくと便利なおすすめの持ち物やちょっとした後記なんかをまとめてみました。

2018/5/16(水)

 

ゴールの奄美大島へ

最後の宝島を出港したフェリーとしま。船のゴールである奄美大島までは、およそ3時間40分の航海となります。眠って過ごすのも勿体ない気がしたので、海を眺めたり、仲良くなった乗船客の方々と話したりして過ごしました。

途中、イルカの群れが出現!!船の間近、というか船の真下から飛び出してくるイルカ。どう見ても遊んでいるのですが、危なくないのかな。

そしてカツオドリ!顔が白くとがった不思議な海鳥です。

 

フェリーとしまは無事に奄美大島にたどりつきました。到着時間は15:05。なんと50分も早まりました。ここまで早まるのは予想外です。

さらに到着した港は、新港ではなく、市街地から遠い左大熊(さだいくま)岸壁。徒歩でまわっていた私たちの口から出た言葉は・・・

『また歩くのか・・・笑』

といっても、これまで過酷な登り坂を越えてきて強くなってます。平坦な道なんて余裕です。実は奄美にいる相棒がレンタカーで迎えにきてくれたのですいーっと移動したのでした。

奄美大島に一泊して翌日の飛行機で帰る人、その日の夜に出る喜界島行きの船に乗る人、レントゲン便の折り返しに乗って局めぐりする人など皆さんばらばらのスケジュール。

私ははじめての奄美大島なのでゆったりと過ごすことにします!次回からは奄美大島編はじめます。

レントゲン便に関する記事もこれで最後なので、ちょっとまとめてみました。
興味のある方は、↓の事前計画と合わせてどうぞ。

超絶濃厚な2日間のはじまり!『フェリーとしま2 レントゲン便』に乗船
トカラ列島の有人島7つをめぐるフェリー。年に1度のレントゲン便は各島へ約1~2時間ほど停泊する特別便。限られた時間ですが、7島を2日間で制覇することができるのです。事前予約も無事に完了し、ついに迎えた乗船当日の話です。

取りづらかった予約

予約は電話のみ。出発日の1ヶ月前の8:30から予約開始です。私は8:30ちょうどにかけたのですが、繋がるまで20分くらいかかりました。

フェリー乗客と話していると、「予約どうやってとった?」みたいな話題もあちこちで出てきます。

だいたいみなさん30分くらい電話をかけ続けたとのこと。中には「予約取れなかったけど当日受付に来たら枠があって乗れた!」なんてラッキーな人が何人かいました。他の人の話だと、何年も挑戦してやっと取れたなんて人もいるらしい。

ちなみに7島巡りツアーというのもあります!

もちろん同じ船を利用なのですが、各島では小型のバスによる観光、そしてうれしい食事付き。

これは非常に便利だと思いました!!ツアーなんて・・・と思っている私にも、悠々とバスで巡る快適さは何度も憧れました。
バスでは好きなところへ行けない、と思いがちですが、そもそも島の滞在時間が2時間程度と決まっているので明らかに徒歩より効率は良いです。むしろフリーよりもずっと色々なところへ行けたのではないでしょうか。

気になるお値段は、鹿児島港発ー奄美大島名瀬港着で39,800円。航空券抜きでこのお値段はなかなか。私のようにフリープランだった場合は、フェリー代11,980円+食費2,000円くらい。25,000円の差はでかい。

各島上陸について

乗船する前は、各島での一時下船って気軽にできるのか不安でした。実際のところまったく問題ありません。
むしろ特定の島にピンポイントで目的がある人や、体力が尽きた人以外はみんな当然のように下船します。

一時下船の手続きも、受付で名前を書き、帰船時にチェックを入れるという簡単仕様。

ただし、とにかく歩きます。とにかく登り坂。特に1日目の5島はもれなく激坂というハードモード。

下船して約2時間歩く→船で1時間移動→次の島でまた2時間歩く、の繰り返しです。
2時間弱では短くて全然まわれないと思っていたのですが、意外といけます。そもそも徒歩でいける見所はそんなに多くないのです。油断した小宝島以外は、どの島でも20~30分前くらいに港へ戻ってきてました。

持っていった方が良いもの

【食べ物、飲み物】
こちらはそんなに用意しなくても大丈夫。船内のレストランや自販機で何とかなります。フリーのサーバーも、常に冷水が飲めてとても便利。

【着替え】
灼熱の島登りですぐ汗だくになりますが、船内にランドリーはなし。着替えは多めに持って行った方が良いです。悪石島にてコインランドリーみつけましたが、そこまで行くのも一苦労。

【日除けアイテム】
帽子は必須だと思います。持っていなかった私は、常に頭にタオルをかぶってました。

【虫除け】
トカラ列島の蚊はでかくて強力です。普段虫なんて気にしないという方も、ナメてかかってはいけません。

【タオル】
日除け、汗ふき、そして各島で沸く温泉・・・多目にあった方が良いです。

【歩きやすい靴】
しつこいですが、とにかく歩きます。高確率で靴擦れやマメができるので絆創膏などの対策を。

【小銭】
シャワーはコイン式なので、100円玉は多目に!もしかしたら自販機が釣り銭切れになってお札を使えなくなくなる可能性もあります。

【ドライヤー】
無いので気になる方は。私は普段は無いとダメですが、島旅モードになってしまったので船のデッキで自然乾燥してました。

ちなみに携帯電話ですが、docomoは問題なく使えました。ソフトバンクは一部のみ、そしてauはまだ繋がらないとのウワサです。

コミュニケーション

これは人それぞれの旅スタイルがあるかと思いますが、乗船してる人には挨拶くらい交わしておくと、何かと良い気がします。なんせ40時間もともに過ごす仲間です。必然的に村ができあがります。終盤になるとほとんどの人はしゃべったことある顔見知りとなっていました。

さすがにトカラ列島ともなると島旅に慣れた人ばかり。クセのある方ばかりで、話し出すと止まらないです。なので、最後に船を降りた跡はちょっとだけ寂しくも思いました。

【Special thanks】
大阪のおっちゃん
へべれけおじさまコンビ
ロードバイクのカップルさん
桑名の釣り人さん
富士宮のヒッチハイクマン
鹿児島テレビのみなさま
滑川の親子さん
広島のチャリダーさん
NHKの方
奄美のおっちゃんズ
村役場のみなさま
各島の方々

レントゲン便の感想

とにかく濃厚な2日間のスケジュール。普段なかなか行けない島を一気にまわれるので、何だかすごい体験をしたような気持ちになります。

でも、全ての島をまわり終えて真っ先に思うのが『疲れた』。とにかくウワサ以上にハード。
奄美大島についたらゆっくり過ごそうと思っていたので、早くクリアして奄美に行きたい!と何度も思いました。

もちろん、無理に全ての島で島内散策をしなければいけないというわけではないので、「この島では下船せずに船で休もう」などの調整は可能です。

でも、やっぱりせっかく来たからには歩きたくなってしまいます。
島旅が好きな人はきっと、島を目の前にして船内待機なんでできないと思います。歩きまくるつもりで行った方が良いです!

【どの島が一番良かったか?】
そう聞かれるととても難しい。何故なら、訪れた時間帯が違いすぎるのです。
一番初めに寄った口之島は早朝でまだ人が動いていない薄暗い中での散策だったし、諏訪瀬島はひたすら直射日光の暑かった記憶が強いです。
また、限られた停泊時間の中、徒歩でめぐったのでごく一部しかまわりきれていない島もあります。宝島は鍾乳洞を選んだので他のスポットは見ることができませんでした。

それを踏まえて一番良かったのは・・・小宝島かな。私は小さい島が好きなのかもしれません。

ちなみに11月にはトカラマラソンが開催されます。こちらに参加しても、全ての島を一度にまわることができます。しかし、あくまで目的はマラソン。停泊時間はレントゲン便より短いです。しかもなかなかのお値段。
観光目的で全島制覇したい方はやっぱりレントゲン便がおすすめです。

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