トカラ列島⑧ 6島目 ここはパラダイス!?癒しの小島『小宝島』

トカラ列島

7島の中で最小、そして唯一登り坂がありません!それだけでもう充分な癒しですが、加えてあざやかな蝶々や海辺の温泉などの楽園要素がつまった素敵な島です。あまりの居心地の良さに惑わされ、この旅で最大のピンチを迎えることに・・・!

入港~出港:8:20~9:40
滞在時間:1時間20分
2018/5/16(水)

6つ目の島・小宝島へ

年に1度、たった2日でトカラ列島7つの島をめぐる『フェリーとしまレントゲン便』。悪石島にて停泊していたフェリーとしまは、2日目最初の島、小宝島へ向けて朝7:00に出港。

今日も天気良いぜっ!!

この季節、天候が崩れることも多いと聞きますが、そこは私の力で何とかします。

小宝島が見えてきた。妊婦さんが横たわっているような外観で、「子宝」に恵まれるといわれている島です。

8:20、小宝島に到着。おなじみのウェルカムアート。色使いが華やかでかわいらしい雰囲気です。

小宝島の魅力

島自体はこんもりしてますが、なんと港から建物が見えます!

昨日寄った5つの島は、すべて集落は山の向こう。港には何もなく、基本的に目の前はひたすら登り坂でした。

しかし、小宝島の集落は平地にあり港からも近いのです。もうこれだけで魅力的な島に見えてきました。さらに、周囲は4.74km・面積は1.00kmと7島の中で最小。気軽に徒歩で一周できてしまう島でもあるのです。

そしてそしてサンゴ礁が隆起してできた島でもあります。なので海が物凄くきれい!!

もうこれ以上望むことはありません。

快適な島内散策

ハイビスカスが咲く道を歩きます。道が平坦というだけで、なんて快適なのでしょうか。

カラフルな学校。赤茶色の屋根とクリーム色の壁は、カステラみたいです。

郵便局発見!その前には、おなじみの「局めぐりチーム」が集まっています。郵便局が開くのは9:00ですが、船の出港は9:40。船まで戻る時間を差し引くと実質20分程度。全員の望みは達成できるのでしょうか。

地図に示された謎の「行き別れ」。笑顔のひとがたが気になったのでそのポイントへ行ってみました。

何もない。

結局「行き別れ」のひとがたが何かわからなかったので調べてみたところ、かつてはここに道祖神が置かれていたらしい。今では飛び出し注意に変わっていました。

唐突にあらわれる「ハブに注意」の看板。Wikipediaによると、この小宝島は国内のハブ類生息最北端にあたるそう。そういえば、昨日までの島に比べて、生物の種類が少し変わったような印象があります。(詳しくは次の宝島の記事にて)

海辺の露天風呂

火山のない平坦な小宝島ですが、温泉もしっかり存在しています。

こちらが湯泊温泉。クリーミーなお湯を湛えた超オープンな海辺の露天風呂です。

入る際には、入り口にあるこの表示を切り替えます。棒の上の四角い部分を持ち上げて回すという不思議な動き。
「女性入浴中」「男性入浴中」「家族入浴中」「入浴可能」の4つの表示。これ、うっかり誤ると大変なことになるかもしれません。家族水入らずの時間におじさん乱入なんてことも起こりうるのでは・・・。

ただ、すでに猛暑のように降り注ぐ太陽と、レントゲン便という限られた時間ということもあり、服を脱いで本気で入浴している人はいませんでした。

みなさんちらっと見に来ては手をいれたり、足湯したりって感じです。あとで聞いた話では、この湯船の更に奥にも温泉があるらしいです。

艀(はしけ)って何?

フェリーの停まる小宝島港と反対側にある小さな港、城之前漁港。

ここには艀(はしけ)が置いてあります。艀というのは、港が整備されていないなどの理由で大型船が着岸できない場所で、陸地と大型船を行き来して乗客や積み荷を運ぶ小型の舟のこと。

鹿児島とトカラ列島の島をめぐる船「十島丸」が就航した当初、どの島にも十島丸が接岸できる港はありませんでした。そこで、この艀で沖に停泊する十島丸に向かい、人の乗り降りや荷物の積み降ろしを行っていたそう。

かつては日本各地で見られた光景ですが、港湾技術の発達とともに次第にその数は減っていきます。小宝島では平成2年まで続けられ、日本最後の艀といわれています。
(青ヶ島では平成12年度まで行われていたとの記載も・・・)

蝶々のパラダイス

一通り散策も終えて、ゆったりと帰路につきました。ふらっと木陰に入ると、休んでいた数十羽の蝶々が舞い上がる!パラダイス感あふれる光景に思わず声が出ます。

この小宝島で感じたのは、とにかく蝶々が多いということ!

モンシロチョウかな?

ルリタテハだ!

リュウキュウアサギマダラっぽい!

蝶々たくさんで楽しい!!!ひらひら舞う蝶々を追いかけたり写真に撮ったりとすっかり夢中になってしまいました。

最大のピンチ

観察したり写真を撮ったりしていると、走っている人が話しかけてきました。

『小宝島に宿泊されるのですか?』

いえ!船に戻りますよー。

『時間ちょっとやばいですよ!!』

蝶々に夢中になり過ぎて、帰りの時間をすっかり忘れていました!!

万が一フェリーとしまに乗り遅れたらどうなるだろう。

・次に奄美大島行きの船が来るのは3日後
・荷物は全て船の中
・充電器も無いのでスマホ使用不可

やばい!!!!!!!!

私も一緒に走ります!ちなみにこの人は例の「局めぐり」の方。おそらく時間ぎりぎりまでかけて局めぐりの希望を果たしていたのでしょう。

猛ダッシュのおかげでなんとか間に合いました。本当に良かったです・・・!局めぐりのお兄さん、ありがとうございます!!

船に戻ると、乗客のみなさんに笑われました。

『なんだ、宝島で下船するのかと思ったよー』
『あぶなかったなー』
『あせったでしょ?』

蝶々に見とれていたことを話すと面白いコメントが。

『ああ、それは人間の時間じゃなくて蝶々の時間になってたんだね。』

次はついに最後の島、宝島です。

トカラ列島⑨ 7島目 海賊の財宝伝説が残る洞窟を目指せ!最後の楽園『宝島』
レントゲン船が最後に立ち寄る島は宝島。海水浴場に温泉に鍾乳洞など、最後に相応しく様々な魅力がつまった南国の離島です。その名が示す通り、海賊の財宝伝説も残されています。疲労はMAXですがラストスパート気合いで乗り切ります!

コメント

  1. […] 生き物に気をとられると危険でした!! ※詳しくは前回の小宝島の記事にて […]

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