トカラ列島② 超絶濃厚な2日間のはじまり!『フェリーとしま2 レントゲン便』に乗船

トカラ列島

トカラ列島の有人島7つをめぐるフェリー。年に1度のレントゲン便は各島へ約1~2時間ほど停泊する特別便。限られた時間ですが、7島を2日間で制覇することができるのです。事前予約も無事に完了し、ついに迎えた乗船当日の話です。

レントゲン便についての詳細はコチラの記事にて

トカラ列島① 事前計画 1年に1度のレントゲン便とは・・・?
離島好きの間でもなかなか訪れた人は少ない、秘境とも呼べる7つの島。1年に1度だけ、その全てをたった2日間で周ることができるチャンスがあります。
【行程】
5/14 23:00鹿児島発 ⇒ 5/16 15:55奄美大島着
【料金】
11,980円
2018/5/14(月)

鹿児島港の受付で乗船券入手

乗船受付は当日9:00から。ということで、朝イチで鹿児島本港のフェリーとしまターミナル受付へ。港に近いグリーンゲストハウスに宿泊したのでささっとアクセスできました。

用紙に必要事項の記入、運賃の支払いを済ませて無事乗船券を入手!ついに念願のトカラ列島行のきっぷを手にしました。

このあと乗船開始は夜21:00。12時間のフリータイムです。
ゲストハウスで借りたレンタサイクルにまたがり、かごしまメルヘン館、石橋記念公園、天文館むじゃき、維新ふるさと館、桜島とたっぷり鹿児島観光。

乗船前の夕御飯は港近くのドルフィンポートにあるみなと食堂でお刺身定食にしました。

ヒラメ コショウ鯛
メジナ
タルメ ニザ鯛

一人でご飯を食べていたのですが、となりの席の顔を赤く染めたおじさま2人も、なんと同じ船でトカラ列島へ向かうとのこと!乗船前にお友だちができてしまいました。

このあとは薬局で常備薬の補充、グリーンゲストハウスに自転車を返して預けていた荷物を受け取り、コンビニでお菓子買って港へ向かいます!

ついに乗船!フェリーとしま

21:00ちょうどに港へ。真っ暗な中に輝くフェリーとしま2。これから2日間お世話になります!

役場関係の人や、消防士さん、かごしまテレビのクルーやタレントの方々、旅慣れしてそうなバックパッカーなど様々な人が次々と乗船していきます。

館内はとってもきれい。実はこの船は今年の4月に就航開始したばかりの新造船。内部もまだぴっかぴかです。

こちらが今回の2等席。雑魚寝タイプですが、顔の部分に仕切りあり。専用の荷物棚、コンセントもあります。鮮やかな水色のじゅうたんと白い壁がとっても爽やか。貝やヒトデなど、海の生き物のデザインがかわいい。

もちろんシャワーもあります。ただし、コイン式で5分100円。男女それぞれ1つしかないので、タイミングが悪いとなかなか利用できなくなることも。ただ、そこは有料の良いところ。なるべく短く済まそうとするので回転は良いです。もしかして、そのために有料にしてるのでしょうか。

ちなみにドライヤーはありません。持参するか、デッキに出て天然海風ドライヤーにするかの2択です。

気になる食事メニュー

乗船前は船内で食事がとれるか不安でしたが、ちゃんとレストランがあります。

メニューは意外とリーズナブル!スキー場みたいな全品1,000円くらいかと思いきや、やきそば(490円)、カレー(650円)とお手頃価格。

営業時間は決まっていますが、それ以外のときも開放されており、飲食スペースになります。夜はとっても盛り上がってました。

自販機は飲み物、アイス、カップ麺、パン、お菓子と一通りそろっています。食料に困ることはなさそうですので、乗船前にいろいろ買い込まなくても大丈夫。

トカラ列島の人は、このフェリーとしまのアイス自販機を楽しみにしている方もいるとか。(5つ目の悪石島につく頃には故障中止に・・・。子どもは泣いた。)

ありがたいのがお茶・水・お湯のサーバー。高速道路のパーキングでよく見かけるやつなのですが、これにはとても助けられました。
レントゲン便は1日にたくさんの島をまわるのですが、どの島でも灼熱の日差しの中を長時間歩きます。各島で下船する際、直前でペットボトルに水を入れれば、きんきんに冷えた水を持ち歩けるのです。また、地味に紙コップ利用可能なのもありがたい。

トカラ列島に向けて出港!

仲良くなった大阪のおっちゃんのマシンガントーク、そして、先ほどのみなとや食堂で知り合ったおじさまたちのへべれけトークなどを聞いているうちに出港時間となりました。23時、船は無事出航。

輝く鹿児島の街を背に、暗闇の海へと進んでいきます。出港直後の23:15に消灯となりますので、荷物整理はお早めに。ささっと寝る支度を済ませたらとっとと就寝します。

最初の島、口之島は朝5:00着です!

トカラ列島③ 1島目 タモトユリが咲く早朝の『口之島(くちのしま)』
トカラ列島の旅のはじまりは早朝の口之島。集落&観光スポットへ向かうには、上り坂で一山越えなくてはいけません。ハードな道を越えた先には湧き水や温泉、そしてタモトユリをはじめとしたたくさんの花が咲いていました。

 

コメント

  1. […] […]

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