約2時間半で向かう加賀国！『北陸新幹線乗車記＆旅行計画』（東京駅→金沢駅）

石川県

2022.12.04

自分の中でほぼ禁じ手となっていた新幹線をついに解禁！目的地に選んだのは石川県の金沢。一本目となるこの記事は、ぐだぐだな旅行計画と、慣れない新幹線予約＆乗車についてをただただ垂れ流しただけとなっております。ベテランの方は暖かく見ていただけると嬉しいです！

訪問日：2022/11/18(金) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです

新幹線でどこへ行こう？
4度目の金沢
まさかの新幹線ほぼ満席
便利なえきねっとでの予約
東京駅から乗るかがやき
静かな夜の金沢駅

新幹線でどこへ行こう？

新幹線に乗りたい！

突然湧き上がる新幹線欲。私の国内旅行は青春18切符&ネットカフェという貧乏旅行をルーツとしているため、値段の高い新幹線を利用するという発想に至りません。公共交通機関を使う場合は夜行バスやLCCでやり過ごしてしまいます。特に夜行バスは新幹線の半額以下の値段で、なおかつ到着時間が早朝となるため時間的にもメリットがあり、非常によく利用していました。

でも、周りの人の新幹線移動の話を聞いていると、恐ろしいほど快適な情報だらけ。そろそろ普通に利用しても良いのでは、と知らぬ間に築いてた自分らしさの檻を捻じ曲げることにしました！

で、どこに行こう？？

近場過ぎてももったいないし、あまり遠過ぎても「飛行機の方が安くて速い」ってなりそう。さらに、風の匂いもいつしか秋のものになってるので紅葉も見れたら良いな。

ということでたどりついたのが「金沢」。日程は11/18(金)〜11/19(土)と1泊2日の小旅行なので、いつもよりちょっとだけ豪華な旅にします！

4度目の金沢

さて、金沢といっても、実はこれまで3回も訪問しています。「21世紀美術館」は2回、「金沢城公園」は3回、「兼六園」は2回とそれぞれ複数回訪問済み。さらに「鈴木大拙館」「KAMU KANAZAWA」「尾山神社」なんかも行ったし「金沢カレー」も「ハントンライス」も食べてしまいました。

何か新しい発見はないでしょうか。

あれ、もしかして「ひがし茶屋街」ってまだ行ってないかもしれない・・・。さらに「近江町市場」も。「金沢城」の石垣もじっくり見たい、この季節の「兼六園」は紅葉と雪吊りどっちも見れてお得感ある、「21世紀美術館」も展示が変わってる……。結局、何度も行ってる定番をもう一回、もう一回と交えたコースに！そして2日目はレンタカーを借りて金沢を離れ、能登島方面へ。久しぶりに「千里浜なぎさドライブウェイ」と「のとじま水族館」にも行っちゃおう。

普段はゲストハウスや車中泊ですが、今回はちょっとおしゃれなホテル、「ホテル・トリフィート金沢」を予約しました。

まさかの新幹線ほぼ満席

まず北陸新幹線と一言で言っても東京駅から乗車できるものは「はくたか」「かがやき」「あさま」の3種類があります。「はくたか」は東京ー金沢間の各駅停車、「かがやき」は東京ー金沢間の速達(快速)、「あさま」は東京ー長野間と、それぞれ少しずつ異なっています。東京ー金沢間ははくたかだと約3時間、かがやきだと約2時間30分。ただしかがやきは全席指定となります。

最初は11/18(金)の朝初の便に乗る予定でしたが、直前になって予約しようとすると「かがやき」ほぼ満席状態！余裕ぶっこいてたのですが、想像以上に人気な路線みたいです。

ということで、ここで生まれるのが「前乗り案」。11/17(木)の夜の新幹線で金沢入りしてしまおうという作戦です。

宿は一泊増えますが、平日の夜なので新幹線は好きな便の好きな席を選び放題。そして、翌日は朝からフルで観光時間に当てられます！一泊分の料金は加算されますが、悪くないです。

ということで、急遽ホテル追加！トリフィートは空室が無く連泊はできなそうなので、「変なホテル金沢香林坊」へ。日本各地にある変なホテル、気になっていたのでちょうど良いチャンス！

便利なえきねっとでの予約

前乗り宿が抑えられたところでさっそく新幹線予約スタート！！前述の通り新幹線経験がほぼない私は、人生初の新幹線予約。てっきり窓口や券売機で買うもんだと思っていたのですが、「えきねっと」というサイトで簡単に予約ができます。

あれ？以前サフィールか何かの予約でえきねっと会員になった記憶が………メールを見ると、つい先日「自動退会完了のお知らせ」のお知らせが……！なんと2年間ログインが無いと、強制的に退会させられてしまうのです。

普通、会員制のものって退会するのは大変なイメージがあるのですが、まさかの自動退会制度。分かってる期限付きなんだろう、大抵は何でも・・・。あわててアカウントを作り直して事なきを得ました。

ちなみに、えきねっとサイトだと時刻表が一覧で見れないので、別タブで時刻表開きながら便を選びました。

列車名：かがやき５１７号（北陸新幹線）
区　間：東京(19時24分)→金沢(21時53分)
設　備：指定席
割引等：新幹線ｅチケ
座　席：9号車 17番E席

東京駅から乗るかがやき

国内線なら1〜2時間前に空港に到着するのですが、新幹線って何分前に駅に付けば良いのでしょうか？とりあえず30分前くらいに到着。お弁当や飲み物を用意して改札へ向かいます。

驚くことにSuicaやPASMOの番号をえきねっとの予約に登録すると、それがそのまま乗車券代わりになるのです。チケット発券したり、QRコード用意したりせず、いつものICカードがそのまま乗車券に。なんて楽々なのでしょうか。

こちらが今回乗車する北陸新幹線。白地にブルーという正義感あふれるカラーリングです。

始発駅なので早めに乗車できるかと思ったのですが、車両が到着したのは出発の15分前くらい。そこからマッハの車内清掃を終えて、乗車できるようになるのは出発数分前。私が想像したより遥かに速いスピードで世の中は動いていました。

月も濁る東京の夜を出発したかがやき。まず、なんといっても早い！東京駅から大宮駅があっという間！さらに気がつけば群馬県を通り越して長野駅へ。汽笛を轟かせて躯体を震わせて光の射す方へと突っ走って行きます。

移動しながらお弁当食べるっていうのも楽しいです！車内にゴミ箱があるのも凄く新鮮。

でも一番驚いたのはキレイな洗面所！！大きい鏡にコンセントまであるので、身支度はばっちり整えられますね。新幹線ってすごい！

お弁当食べたり、車内を探検したり、窓の外を高速で飛び交う景色を眺めていたり、窓に反射る哀れな自分を見ていたら、2時間半の乗車時間はあっという間。

静かな夜の金沢駅

定刻通り、22:00少し前に金沢駅に到着。平日、しかも遅い時間なのでまわりはビジネスマンばかりですが、随所に感じる観光地オーラに気分が高まります。金沢の名物キャラクター「ひゃくまんさん」の「いしかわ百万石文化祭2023」バージョンも。ノーマルひゃくまんさんと比べると、ほんのちょっとだけ模様が異なっています。