水玉守りに”きまちゃん”!ポップでカジュアルな古社『石浦神社』(金沢市)

石川県

21世紀美術館の目の前に建つ石浦神社。長い歴史をもつ宮でありつつ、華やかな撮影スポットがたくさん。かわいらしいドット柄のお守りや、神社公認のいぬキャラクター「きまちゃん」など、見どころがたっぷりつまった神社です。

訪問日:2022/11/18(金) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです

金沢最古と伝わる神社

長い歴史を持つ石浦神社(いしうらじんじゃ)。公式HPの由緒によると古墳時代に創建されたと伝わっているそうで、金沢市内で最古の神社といわれています。

当初は「三輪神社」という名でしたが、奈良時代には神仏習合の影響を受けて「長谷寺」へ。江戸時代には「石浦山王・石浦大権現」、明治に入り神仏分離令が施行されると地名を冠した「石浦神社」へと変遷していきます。

兼六園・金沢城公園、21世紀美術館と金沢を代表する観光スポットのすぐ隣に位置するため、観光コースに組み込みやすい立地。写真映えするポイントが多数あることから、SNSで話題になることおしばしば。若者を中心に多くの参拝客が訪れる神社です。

境内の見どころポイント

目をひくのはずらりと並んだ鳥居。こちらは2019年に建立された101鳥居。全長50mであるため京都の伏見稲荷に比べると小規模ですが、真っ赤な鳥居が続いて行く坂道は壮観です。

ユニークな逆さ狛犬もあります。逆さと聞くとユーモラスなイメージですが、よく見ると後ろ脚を蹴り上げるような迫力あるポージングでとってもカッコイイ。石川県にはこのような逆立ちした狛犬が多数存在しており、「加賀逆立ち狛犬」とも呼ばれています。

湧き水が溜まってできて御手洗池。その昔、全国をめぐっていた行基がこの池に足をつけたところ、みるみる旅の疲れがとれたという伝説も残っています。

こちらの石碑はすし塚で、米・水・魚といった自然の恵みに感謝するため建立されているそう。隣には庖丁塚もあり、参拝すると悪縁を切り良縁を結ぶというご利益があるとのウワサも。

映えるおみくじとお守り

石浦神社の人気撮影スポットといえばこちら!

道の両サイドにびっしりと並ぶのは、結ばれたおみくじ。白地に水色と紫の水玉が描かれているため、ぼんやりと色付きなんだか幻想的な姿。

さらにこの神社ではお守りもかわいい水玉柄!ポップなデザインはとってもキュートで、カバンやキーホルダーにぶら下げたくなります。

この水玉守り、下地と水玉のカラーバリエーションがとっても豊富で、全部でなんと44色もあります。きっと自分好みのカラーが見つかるはずです!

圧巻のきまちゃんグッズ

境内を散策していると突然姿を表すのが白い犬のキャラクター。こちらは「きまちゃん」という名の石浦神社のマスコット。

このきまちゃん、グッズ展開がかなり本気!「きまちゃんおみくじ」「きまちゃん札」といった神社らしいものに加えて、「きまちゃんハンカチ」「きまちゃんぬいぐるみ」「きまちゃんメモ帳」など様々なラインナップがそろいます。

さらに社務所では「きまちゃん最中」「きまちゃん塩」「きまちゃんラムネ」「きまちゃんサプリ」なんかも扱っています・・・!コンプするのは重課金が必要になりそうです。

アクセスと営業情報

最寄りのバス停はまちバスの《金沢21世紀美術館・兼六園(真弓坂口)》や、城下まち金沢周遊バスの《広坂(石浦神社前)》など。21世紀美術館や兼六園の真弓坂口のすぐ目の前にあります。

開門時間 24時間参拝可能 ※社務所受付は9:00~16:00
料金 無料
公式サイト https://www.ishiura.jp/index.html

※掲載の情報は2022年11月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。

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