9月中旬から下旬、初秋の網走に来たらおすすめなのが網走湖沿岸に広がる大曲(おおまがり)湖畔園地。タイミングが良いと、大規模なヒマワリ畑とコスモス畑、2つの花を同時に楽しむことができます。
湖畔に広がる花畑
網走湖の北部に位置する大曲湖畔園地。かつて網走刑務所の農場であった土地を網走市が購入、観光用に整備した観光農園です。
約80haという広大な土地には、季節に合わせて様々な花が植えられています。2018年3月10日に公開された映画「北の桜守」のロケ地にもなったそうです。
大曲湖畔園地の開園期間は7月中旬〜9月下旬。また、開園時間も9:00~17:00と決まっています。屋外の花畑ではありますが、いつでも見られるわけではないのでご注意ください。
圧巻のヒマワリ畑
ここの最大の見どころはどこまでも広がるヒマワリ畑。約18haという広大な土地を、約260万本という多数のヒマワリが埋め尽くします。
2期作が行われているため、長い期間楽しむことができるのもポイント。1回目は7月中旬から下旬にかけて、2回目は9月中旬から下旬にかけて開花するため、秋に訪問してもヒマワリの花を楽しむことができるのです。
ヒマワリの花といえば初夏のイメージが強いですが、北海道の北見や網走では10月上旬頃までは普通に見かけることができます。観賞用ではなく種子の収穫用であったり、土を豊かにする緑肥用として植えられているケースが多く、北見市内各所にてヒマワリ畑を見かけました。
華やかなコスモス畑
ここのもう一つの見どころがコスモス。9月中旬から下旬に訪れると、一面に広がるコスモス畑を眺めることができます。このコスモス、ヒマワリの2ndシーズンと被っているため運が良いと2つの花畑を同時に楽しむことができます。
「コスモスの小径」という名が示す通り、畑の中には通路ができており、自由に散策することができます。上手く工夫すれば、手前にも後ろにも花畑が広がるステキな写真を撮ることもできます。
コスモスと合わせてマリーゴールドなど他の花が咲いている一角も。こちらもカラフルな花があざやかに広がっていました。
撮影スポットも多数
この花畑には、展望台が設置されています。木で組まれたフォトジェニックな展望台は、花畑を見渡すだけでなく、記念撮影用のフォトスポットとしてもおすすめ。
さらにヒマワリ畑には、工事現場の足場のような「ひまわり見晴台」も。その高さは約2mもあるので、スケールの大きな花畑を一望できます。ただし、足元は下が少し見える仕様になっているため、なかなかスリルがあります。高所恐怖症の方はけっこう厳しいかもしれませんね。
コスモス畑の真ん中には、こんなテーブルセットも。腰かければ優雅な雰囲気の写真が撮れそうです。
さて、9月頃に訪問した場合、能取湖(のとろこ)の南部にあります「卯原内サンゴ草群落地」の訪問もおすすめ!真っ赤な絨毯の様に色づいたサンゴ草を見ることができるそうです。
車で15分ほどの距離なので、合わせて訪問してみることにしました!詳しくは次回の記事にて。
アクセスと営業情報
JR釧路本線「網走駅」から車で約5分程。網走駅から網走バスで「つくし線」に乗り「大曲2」で下車、徒歩約17分。
期間 | 7月中旬〜9月下旬 |
---|---|
開園時間 | 9:00~17:00 |
料金 | 無料 |
公式サイト | https://visit-abashiri.jp/scenery/c1148c70831b8242829f5c871e6fd34653ab985b.html |
※掲載の情報は2023年9月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。
コメント
[…] […]