多数のお土産が並ぶ女満別空港。「定番の北海道みやげはもう飽きた!」「ここでしか買えないものは無いの?」そんな声にお答えするのが、今回紹介いたします「流氷日記」。常にあるとは限りませんが、見つけることができたらラッキーな逸品です。
女満別ならではのお土産探し
網走や北見を楽しんだ4日間の北海道旅行。最後に立ち寄ることになったのがオホーツクエリアの空の玄関口、女満別空港。空港内にはコンパクトなお土産屋さんが数軒並んでおります。北海道みやげ探しは、出発前の時間つぶしにはぴったり。
目立つのは「じゃがポックル」や「白い恋人」といった定番のお土産ですが、もはや北海道以外でもよく見かけるほどの商品。初北海道や久々北海道ならば全然アリですが、なんだかんだ毎年に近い頻度で道内へ来ている以上、わざわざここで買うのもちょっと違う気がしてしまいます。
出発までに時間もあったので、様々なお店をめぐって「ココでしか買えないもの探し」のスタート。北海道定番のラインナップの中に、「ほたてニポポ蒲鉾」や「お菓子な牛乳かい!?」など、他の地域では見かけないようなものがちらほら。お店ごとに品揃えが大きく異なるので楽しくなってきました・・・!
そんな中、石田屋というお店にてレアなものを発見してしまいました。
▶その他のおみやげについて、詳しくは前回の記事をご覧ください。

静かに安置された流氷日記
定番のお土産が並ぶ中、写真右の冷蔵コーナーの下部に謎の品を発見。
お気づきいただけたでしょうか?白い恋人ドリンクの隣をちょっとクローズアップしてみますね。
「流氷日記」という謎の商品名。検索してみても情報は少なく、流れ着く流氷を日々観察したリアル流氷日記が出てきてしまう始末。
そばにはサンプルが置かれており、それを見る限りはクリアブルーの流氷のような和菓子であるようです。スタッフの優しいおばちゃんにヒアリングしながらも購入を決意しました!
重厚なるパッケージ
ということで、自宅にて開封。まったく商売っ気の無い渋いパッケージに書かれた「流氷日記」。成分表示の記載などはなく、もしサンプルが無ければ謎に包まれた商品です。
まるで歴史書のような重厚感のあるパッケージを前に、気が引き締まる思い。ゆっくりと箱を開けると、封じ込められていた流氷が姿を見せます。
サンプルで見ていましたが、改めて流氷の再現度が異常なくらい高いです!!!「流氷○○」といった流氷をイメージしたメニューはオホーツク地方にはたくさんありますが、リアルさではトップクラスではないでしょうか。
気になるお味は
2本入りなので、まずは1本をお皿に持ってみました。
ナイフで切ってひとくち。下の茶色の部分はあんこ。透明な部分は青色の寒天。かなり攻めたデザインではありますが、これは羊羹です。
白い流氷はなんだかふわふわとしています。内袋についていた原材料表示から判断するに、その正体は卵白。ふわふわに仕上げられたメレンゲです。
お味は結構甘口でお茶が飲みたくなります。ほんのり香るユズがなんとも上品であり、2切れくらいをお皿に持って客人に出したら、大喜びしてもらえそうです。
流氷日記が買える場所
この流氷日記を販売しているのは、女満別空港の石田屋のみ。他の売店では取り扱いがありません。さらに通信販売も行っていないため、女満別空港に足を運ばない限りは手にすることができません。
正真正銘の女満別空港限定のお土産ということになります。
ネット通販があたりまえのように普及している現代において、ここまでの限定品というのもなかなかレア。
もし女満別空港をご利用の際は、ぜひぜひ探してみてくださいね♪
10/1に購入したところ賞味期限は10/14だったので、およそ2週間程度。冷凍することも可能で、そうすればもう少し保存することができるそうです。
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