ホテル三日月の敷地内にある動物園。小さな施設ですが、カピバラ、フラミンゴ、ビントロング、スナネコなどそのラインナップは大充実。きっと想像以上に様々な動物たちに出会うことができるはずです。
ホテルの敷地内にある動物園
アニマル・リゾートNOAHは、木更津の海辺に建つリゾートホテル「龍宮城スパ – ホテル三日月」の敷地内にある小さな動物園。
もともとは横浜にて「インナー・シティ・ズー ノア」という名前で営業していましたが、ホテル三日月とコラボレーション。おそらく日本初となるホテル内の動物園がオープンしました。
ホテル三日月は「龍宮亭」と「富士見亭」の2つの客室棟がありますが、NOAHがあるのはその間を抜けた先。もちろんホテル利用者でなくても入場可能です。
充実のラインナップ
入場して最初に目に入るのはカピバラ。懐っこい性格なのか、人が近づくと近寄ってきてくれます。「へー!カピバラもいるんだ!」と、驚くなかれ、ここのラインナップはまだまだ序の口。
ヨーロッパフラミンゴ(オオフラミンゴ)もいます。濃いピンク色で、リゾートホテルに似合ういきもの。動物園では定番な種類ですが、まさか屋内型の動物園で出会えるなんて。
ペンギンもいます!ケープペンギンという、南アフリカなど暖かい地域に暮らすタイプのペンギン。元気いっぱいです。
なんとカンガルーまでいます。茶色の方がカンガルーとワラビーの中間であるワラルーの一種、ケナガワラルー。グレーの方がカンガルーの中で最大種であるアカカンガルー。まるで夫婦の様に寄り添って寝ています。
ワニやゾウガメなどの爬虫類も充実。こちらは烏帽子のように頭に突起を持ったエボシカメレオン。くるんとした尻尾、ぎょろっとした目つき、枝にしがみつける手足など、どこを見ても個性的な姿に目を奪われます。
この毛の塊のような生き物はフタユビナマケモノ。「嵐にしやがれ」に出演した経験もある動物です。ここで飼育されている動物は、テレビ番組やCMに出演経験のあるものもたっぷり。
レアな生き物たっぷり
動物園でもあまり見かけ無ようなレアな生き物もたくさん飼育されています。このモルモットみたいな生き物はケープハイラックス。40〜50cmという小型ですがゾウに近い種類です。岩場に暮らしており、ときには垂直に近い岩肌を上ることもあるそう。
黒く毛むくじゃらなビントロング。ジャコウネコの仲間であり、その中でも最大種。太く長い尾を木に巻き付け、東南アジアの樹上で暮らしているそう。夜行性なので基本的に寝ています。
まさかのスナネコもいます。砂漠地帯に暮らす最小クラスのネコ科であり、その可愛らしい姿から「砂漠の天使」とも呼ばれています。国内の動物園では5ヶ所くらいでしか見ることのできないなかなかレアな動物です。
ふれあい&エサやりも
一部の生き物は自由におさわりも可能。定番のヒヨコたちは、手を入れると乗ってきてくれます。
こちらもふれあい定番のパンダマウス。ヒヨコ同様に乗っかってきてくれるので、さわり放題です。こんなに小さいのに、とっても暖かくて癒されます・・・。
さらに追加料金でビントロング、フタユビナマケモノ、ミーアキャット、エボシカメレオンなどのレアな生き物たちとの記念撮影も可能。旅の思い出にぴったりです。
一部の生き物は餌やりも可能です。フレミッシュジャイアント、マーラ、ケープハイラックス、カピバラなど、エサを持って近づくと駆け寄ってきてくれます。人気者の気分を味わえるのでとってもおすすめ。
驚きのお値段
横浜で営業していた際は、「買える動物園」でもあったNOAH。ここでも一部の動物には値段が付いていました。モルモットは1匹4,000円と、普段あまり意識したことがない値段を見れるのはちょっと貴重な体験。
南米に暮らすチンチラのお値段はなんと77,000円。ホテル三日月の特別室に泊まれそうなお値段です。
つぶらな瞳がかわいらしいブラックメンフクロウのお値段は280,000円。高価なギターやベースが買えそうですね。
そして、今回提示されていた金額で一番高価だったのがミーアキャットの赤ちゃん。そのお値段は驚愕の385,000円。そんな金額手にしたことがないので、比較もできません・・・!ちなみに、これくらいの頃から飼育すると、飼い主を家族の群れと認識してめっちゃなついてくれるそうです。
ちいさな動物園ですが、レアな生き物もたっぷりで想像以上に楽しめました。今回紹介しきれなかったのですが、他にもインドオオコウモリ、アオバネワライカワセミ、ヤマアラシ、キンケイ、ギンケイ、ヨザルなど、個性的で珍しい生き物がたくさん。
ホテル三日月に宿泊の際はもちろんのこと、近くを通りかかった際にはわざわざ立ち寄るのもおすすめなスポットでした!
アクセスと営業情報
ホテル三日月からは木更津駅・金田バスターミナルへの無料送迎バスも出ています。
開館時間 | 10:00~17:00 |
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休館日 | 水曜 |
料金 | 1,000円 |
公式サイト | https://www.mikazuki.co.jp/ryugu/activity/doubutsuensummer/ |
※掲載の情報は2024年6月時点のものです。最新情報は公式HPにてご確認ください。
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