ヒスイが打ち上がることで有名な富山県の東側にある海岸。様々な石が流れ着く石ころだらけの海辺で、ヒスイ探しにチャレンジ!ネットで調べた特徴を参考に拾い集めた石の中に、ヒスイは含まれているのでしょうか?
ヒスイ海岸へのアクセス
ヒスイ海岸は、富山県と新潟県との県境に位置する朝日町にあります。
すぐ近くにはトイレ付きの駐車場があります。クチコミによると日中は有料らいしのですが、訪れたのが17時過ぎだったためか特に管理している人の姿は見えませんでした。
夕方のヒスイ海岸へ
東西約4kmにも及ぶヒスイ海岸。ここには、様々な石が流れ着きます。その中には、ヒスイの原石も混ざっていることがあるそう。ヒスイが拾える海岸は、この朝日町とすぐ隣の新潟県糸魚川市のみ。非常にレアな環境なのです。
今日はトロッコ列車や発電所美術館などいろいろまわってきたので、ここに付いた時刻は午後5時過ぎ。小雨が降っているため人の気配は全くありません。たまに近所の方が犬の散歩やランニングで通る位です。
ヒスイ探しスタート
さっそくヒスイ探し開始!足元を見ながらゆっくりと進んでいきます。貝殻などはほとんどなく、ひたすら石ころばかりが積み重なる海岸。
よく見ると色々なカタチの石があります。こんなにじっくり石と向き合ったのははじめてかもしれません。
途中、誰かが食べたであろうスイカの皮が。最初は特に気にしていなかったのですが、石探し中に定期的に出現します。誰かスイカ割りでもしたのでしょうか。
すごく初歩的なことなのですが、拾った石を入れるビニール袋を持っていくと良いです!私は手ぶらで来てしまったので、手に抱えながら石拾いをしました。
ただし、常に手に持っていたためすぐに石が乾いて識別しやすくなります。また拾った石と手に持っている石で重さ比べがすぐできるため比較しやすかったりも。
ホンモノの見分け方
素人がやみくもにヒスイを探しても到底見つけられるわけがありません。ということで、Google先生にヒスイの見分け方を聞いてみました。
様々なサイトにいろいろな情報が散らばっていますが、ざっと書き出すとこんなところ。
・表面がすべすべで白い結晶が見える
・他の石に比べてずっしりと重い
・緑ではなく基本は白い
・白い石は軽いものが多いので、白い石が集まってる場所には無い
重さや表面の質感といった特徴で識別するのは素人には難易度が高そうですが、「面と角がある」というのは、ぱっと見でわかるため重要なポイントです。また、ヒスイときくとついつい緑色の石をイメージしてしまいますが、ここに流れ着く原石で緑色のものはほとんどないそうです。
見分け方に加えてヒスイが見つかりやすいタイミングもあり、波の荒い日の翌日に打ち上がることが多いそう。天気が荒れた日の翌日が狙い目とのこと。
ここ最近雨が多かったので、もしかしてもしかするかも!
気を付けなくてはいけないこと
軽い気持ちではじめた翡翠探しですが、思いの外たのしい!「もっとヒスイらしい石があるはず!」そう思うと、ついつい夢中になって探し続けてしまいます。
ヒスイ探しで気をつけなくては行けないこと、それは集中し過ぎること。
没頭し過ぎて気がつけば遠くまで来すぎてしまったり、あっという間に長い時間が経ってしまいます。さらに、ここは海辺。波が高くなったり潮が満ちてきたりと危険も伴います。
そして、ずっと下を向いているため、首や腰が非常に疲れてきます。ときどき体をほぐすのをお忘れなく!また、夏場は日除けや水分補給にもお気を付けください。
結果はいかに・・・?
30分ほど海岸を歩いて私が拾ったのはこんな石。どう見てもヒスイではない石も混ざっていますがなんとなく気になったので拾ってしまいました。
翡翠は光を通すそうなので、とりあえずライトに並べてみます!
拾った石の中で、4つが光を通しました!これだけで翡翠と決まったわけではありませんが、なんだかキレイなので既に満足。
これ以上の鑑定は素人には無理です。糸魚川氏のフォッサマグナミュージアムでは、無料で鑑定を行ってくれるそう。ちょうど明日糸魚川方面に抜けるので、再訪してみようかと思いましたが、ただいまの期間は鑑定を行っていないらしい。あきらめましょう。
結局ヒスイかどうかはわからずに、東京まで持って帰ってきてしまいました。品川の翡翠原石館で見てもらえたりしないでしょうか。
最初はなんとかして鑑定したいなと思っていたのですが、だんだん正体不明のままでいることに落ち着いてきました。
「もしかしたら翡翠の原石かも・・・」そう夢見ていたい気持ちが強くなってきてしまったので、鑑定しない方が良いのではとすら思えてきました。石の魔力に中てられた気分です。
いずれ、どこかのタイミングで結果が判明しましたら、追記したいと思いますー!
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