奴奈川姫とヒスイとブラック焼きそばの街・糸魚川駅周辺散策1時間半コース(糸魚川市)

新潟県

新潟県西部に位置する糸魚川(いといがわ)市。道端にヒスイの原石が並ぶこの街には、かつてこの地の人々を治めていた奴奈川姫(ぬなかわひめ)の伝説が残されています。真っ黒な見た目がインパクト抜群のブラック焼きそばも必見です。

訪問日:2020/7/23(木)

はじまりは糸魚川駅

JR大糸線&えちごトキめき鉄道の日本海ひすいラインが乗り入れている糸魚川駅。北陸新幹線の停車駅でもあり、立派な駅舎が建っています。

日本海口という壮大なネーミングが付いた北口。駅舎は糸魚川市周辺の風景をモチーフとされているそうですが、こちら側は波や海岸をテーマにしているのではないでしょうか。

駅前にはヒスイ王国館という交流施設が設置されており、観光案内所や食堂、お土産屋さんが入っています。

一方、南口はアルプス口というこちらもスケールの大きい名称が設定されています。階層ごと異なる色と斜めのラインは、おそらく断層を現しているのではないでしょうか。ところどころ緑色が見えるのはきっとヒスイだと思います。手前に見えるレンガのゲートは、かつて駅南側に設けられていたレンガ車庫の一部を移築したもの。

アルプス口には糸魚川ジオステーション・ジオパルがあります。インフォメーションセンターであり、ジオラマ鉄道模型や鉄道車両の展示も行っています。

無造作に置かれた原石「ヒスイロード」

日本海口を出たところに広がる駅前商店街は「ヒスイロード」という名前が付けられており、ヒスイや薬石などの原石が特に囲いもなく置かれています。糸魚川を観光していると、あちこちでヒスイの原石を見かけるのですっかり慣れてしまいましたが、道端に大きな原石がたくさん置いてあるのってかなり特殊な景観ですよね。

こちらは勾玉のモニュメント。ヒスイといえば、縄文時代の装飾具のイメージが強いです。

奴奈川姫の像も建てられています。奴奈川姫が何者かについては後ほど書きますね。

日本海を見渡す「駅前海望公園」

市庁舎跡地に造られた日本海を望む小さな公園。ここにも奴奈川姫の像が。この像は子供を連れています。奴奈川姫について、そしてこの子供が何者かについてはもう少し後でまとめますね。

勾玉のカタチをした池があります。水がヒスイグリーンですが、意図的にこの色にしているのか、それともたまたまなのか気になるところ。

公園から国道8号線を挟んだ対岸には虹のような日本海展望台が見えます。行ってみたいけど、横断歩道が無い・・・どうやって渡るのかあたりを見回すと、地下通路を発見しました!

道路の下を通り抜けると、展望台の足元に出てきます。展望台に登ると、日本海のパノラマ!佐渡島まで90km、石川県の能登半島まで60〜70km。晴れていたら見渡せるのかな。

奴川姫を祭る「天津神社・奴奈川神社」

糸魚川駅のアルプス口から徒歩10分ほどのところにある天津(あまつ)神社。創建は景行天皇の時代というかなり長い歴史を持ちます。茅葺きの拝殿は苔むしており、とても趣深い。

ここは越後国一之宮。「一之宮」というと、その地域で最も社格が高い神社。越後=現在の新潟県なので、新潟で一番の神社・・・と言いたいところなのですが、弥彦神社・居多神社も越後国一之宮を掲げています。

これについてのはっきりした理由は見当たりませんが、1874~76にかけて人口日本一の県だったこともあるほど、かつては人口が多かった新潟県。現在でも日本一多く神社がある県なので、一之宮が3社あってもそれほど不思議な気はしません。

拝殿の左には奴奈川神社。奴奈川姫命と大国主命を祀っています。奴奈川姫については、そろそろまとめます!

伝説のお姫様「奴奈川姫」とは

さて、そろそろ奴奈川姫について書きます。かつて、この地に暮らしていたとされる女神で、古事記にも登場する神様です。

奴奈川姫はヒスイを使い、人々を治めていました。その評判を耳にした大国主命(オオクニヌシノミコト)は、遠く出雲の国からが尋ねて奴奈川姫に求婚。結ばれた2柱から産まれた子供が建御名方(タケミナカタ)。

建御名方は諏訪神社の祭神として知られている神様。そのため、先ほどの天津神社は出雲大社(父)・諏訪大社(子)と所縁が深いとされています。

(余談ですが、大国主命は奴奈川姫以外にも様々な女神との間にかなりたくさんの子供を作っています。)

忘れてはいけない「ブラック焼きそば」

糸魚川のご当地グルメといえばブラック焼きそば!イカスミを使用した真っ黒な麺がインパクト抜群な焼きそばです。糸魚川市内に取り扱っているお店はたくさんあります。
ご当地グルメの中には、現地に行っても扱っているお店が少なくなかなか食べられないこともあるのですが、比較的食べやすい印象。

今回は、駅前海望公園のすぐ近くにある月徳飯店という中華料理屋さんへ。営業時間も長く利用しやすいお店です。

営業時間:11:00~14:30, 16:30~21:00

こちらが月徳飯店のブラック焼きそば。真っ黒な焼きそばの上に、玉子が乗ったオムライスみたいな逸品です。

玉子をめくるとら真っ黒な麺とイカがちらっとお目見えします。「おつまみ豆板醤」が付いており、調整しながら辛さをアップさせることも。

ブラック焼きそばの他にも、メギスの魚粉を使ったメギスラーメンや、雨飾山をイメージした雨飾プレートなどご当地メニューをいくつも扱っています。複数人で来たら、色々注文できて楽しそうです。

「コロナウィルスの影響で自粛ムードの中、当店をご利用いただき誠にありがとうございます」と書かれた張り紙。感染対策ガイドラインかなと思ったのですが、よく読んで見ると、びっくりする内容が・・・!

要約すると、ウィルス予防には免疫力を高めることが重要なので、お値段据え置きで野菜を増量して提供いたしますとの内容。
確かに、野菜が多く感じたのですが、こういった理由だったとは。なんて良心的なお店なのでしょうか。


さて、夕ご飯も済ませたので明日に向けて富山県方面へと進みます!途中、親不知へ寄り道していきます~。

この記事を書いた人
chihiro

国内旅行が大好き!車中泊やLCCを駆使して、離島と水族館は100以上・神社仏閣は300以上訪問。都道府県はあとちょっとで3周完了。スケジュール詰め込みがち。実はプログレとソウルが好きなベーシスト。

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