本島 Part 2 レンタサイクルでめぐる歴史の跡と両墓制(塩飽諸島)

塩飽諸島

早朝に訪れた本島。港で自転車を借りて、島内めぐりに出発です!島内の名所をめぐりつつ、海賊の本拠地である笠島まで向かいました。ところで「両墓制」ってご存じでしょうか?

訪問日:2018/3/12(月) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです

早朝サイクリングin本島

さてさて、朝早い船でやってきた塩飽(しわく)諸島本島(ほんじま)。港にて自転車を借りたので、島内サイクリングに出発!海風が気持ち良いシーサイドラインを走ります。

今回は1時間半程度の短めな滞在時間。時間も限られているので、見所の集中している東側をまわりました。マップでいうとこのあたりです。

本島は見所がたくさん!瀬戸内海の島らしくアートもたくさんあります。記事の関係で、アート関連は次の記事にてまとめることにしました。ということで、今回の記事はアート以外に見つけたものシリーズでいきます。

本島 Part 1 島への計画とレンタサイクル事情(塩飽諸島)
塩飽諸島の中心ともいわれる本島(ほんじま)。1本目となる今回の記事は、島へのアクセスと今回の計画、丸亀港からのフェリー乗船、そして島内でレンタサイクルを借りるまでのお話です。

島でみつけたもの

こちらの趣深い門構えの建物は塩飽勤番所跡。江戸時代に塩飽諸島を治めていた役所跡であり、現在は塩飽水軍に関連した史料を展示した博物館。気になる展示内容ですが、訪問した月曜日は定休日でした!

突然現れるのは巨大な天理教の教会。小さな島にこれだけ大きなモノを建てるとなると、島の人への影響は大きいのでは。

海の向こうには瀬戸大橋。せわしなく行き交う車や電車を眺めていると、時間があっという間に過ぎていきます。

海辺を走っていると、磨崖仏を見つけました。観光マップにも乗っていなくて、ちょっとディープ。本島は信仰の島でもあったといいます。

島ならではの両墓制

こちらは「埋め墓」。遺体を埋葬するためのお墓です。

あれ、それって普通のお墓ではないでしょうか?なぜわざわざ「埋め」という言葉が付いているのでしょうか。

ここ本島には遺体を埋葬する「埋め墓」と参拝するために石塔を建てる「詣り墓」、2つのお墓をそれぞれ別の場所に設ける「両墓制」というものがあります。

かつて土葬だった時代に、遺体を集落から離れたところに埋めることで腐敗臭を防ぐことができ、なおかつ、集落近くに詣り墓があるので、墓参りもしやすかったという、非常に機能性に優れた埋葬です。

火葬となった現代、多くの地域では過去の習慣となりましたが、本島ではまだそれが生きているようです。こういった、現代社会では見かけない風習が残っているところは離島の面白さの一つではないでしょうか

スイセンとおばあちゃん

埋め墓の近くにはキレイなスイセンの花。眺めていると、おばあちゃんが「スイセンの花持って行きな~」と声かけてくれました。

話てくれたのは、なんと100歳のおばあちゃん。痛いところもなく薬も飲まず、背筋もピンとしているというおそるべきご長寿様です。

健康&長生きの秘訣は、太陽を浴びて散歩することだそう。

「見ればただ なんの苦もなき 水鳥の 足に暇なき 我が思いかな」

優雅に見える水鳥も、水面下では必死に足を動かしてい泳いでいる・・・そんな見えない努力を歌うこの短歌を何度も詠んでいました。

海賊の本拠地・笠島

気がつくと笠島と呼ばれるエリアへ。ここは、戦国時代には塩飽水軍の本拠地であった場所。水軍というのは海賊に近く、言うなれば海賊の本拠地。急にわくわくしてきました。

塩飽大工と呼ばれる名工たちによって造られた町並み。現在でも趣のある街並みが保存されており、1985年には国の伝統的建造物群保存地区にも選定されました。

細く複雑な路地が広がっているのは、敵からの防衛を考えてのことでしょうか。

さて、今回の記事はここまで。次回はサイクリング中に見つけたアート作品についてまとめてご紹介させていただきますね。

コメント

  1. […] […]

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