美瑛を見渡すピラミッドと絶品コロッケ『北西の丘展望台』(美瑛町)

道北

北西の丘に建つ印象的なピラミッド。その正体は美瑛を見渡す展望台!360°広がるパノラマは、季節によって様々な姿を見せてくれます。近くの売店で販売している「北あかり」を使用したコロッケはとっても美味です。

2017/5/7(日)

美瑛のピラミッド

風景だけじゃなく、街並みもすっきりとしてかわいらしい雰囲気の美瑛。ここに来ると、難しいこと考えずにのんびりとしたくなります。

定番の青い池をはじめ、他では見ることのできないフォトジェニックな景色をたくさん見ることのできる美瑛ですが、中でもインパクトがあるのが北西の丘展望台

どこまでも続く丘陵に縫い合わせたような畑が広がる「パッチワークの路」を進んでいくと、丘の上に建つ大きなピラミッドの姿が目に入ります。

幾何学的なシルエットと、ぽっかり空いた穴、そして浮いているように見える頭頂部が独特のデザイン。あまりにも印象的な展望台を前にすると、うっかりヤシマ作戦を発動したくなります。

花畑やシンボルツリーなど、自然の風景が多い美瑛において、こんな大きな人工物があるのってちょっと不思議な感覚です。知名度はそこまで高くないため、訪れる人は少なめ。じっくり景色を楽しみたい方にはちょうど良い展望スポットです。

展望台からの眺め

展望台への出入りは自由。見える景色の案内板も設置されています。

広がるのは美瑛パノラマ。遠くに十勝連峰が連なる広大な景色は爽快感抜群で、澄み切った空気がとっても美味しい。高さは10m程度ですが、小高い丘の上に建っており、なおかつ周辺には視界を遮るものがありません。ぐるっと360℃、美瑛の美しい景色を味わうことができます。

うねるように続く丘は「波状丘陵」と呼ばれる地形。火山灰や土砂が堆積した土地を、いくつもの川の流れが侵食し、このような波打つ地形を作り上げてきました。

そんな美瑛の土地が開拓されたのは明治27年から。樹木に包まれていた広大な土地に鍬を入れ、畑をつくり街を形成していきました。

季節と時間帯で変わる景色

展望台周辺には畑が広がっています。今回は5月上旬の訪問だったため、まだほとんど土の色でした。

早朝は朝日、夕方には夕陽と時間帯に合わせた景色が楽しめます。街灯が無いことから、夜に来ると星空も見ることができるそうです。

また、夏になるとラベンダーやヒマワリの花景色、秋には紅葉で色づき、冬には一面真っ白に染まった雪景色と、季節に合わせて変化する景色が楽しめ・・・と思ったのですが、11月頃から4月にかけての冬季期間は閉鎖しているようです。

「売店とトイレのみ閉鎖で展望台は冬でも利用できた」といったクチコミもありました。もし冬季に訪問予定の方は、事前にご確認ください。

北あかりコロッケは必食!

展望台の隣には観光案内所や売店もあります。美瑛観光のスタート地点、もしくはドライブの休憩スポットにもおすすめ。

軽食も販売しているので、小腹が空いたときにもぴったり。こちらは「北あかりコロッケ」「いももち」。北海道のじゃがいもメニューが美味しくないわけありません。

ほくほくのコロッケは、じゃがいも本来の甘味がたっぷり!優しい甘さなので、全然くどくありません。いももちはみたらし味でこちらも甘口でした。

どちらもとっても美味!お値段もお手頃なので、ここにきたら、ぜひ食べてみてください!

アクセスと営業情報

JR美瑛駅から車で約7分。マイルドセブンの丘、ケンとメリーの木、ぜるぶの丘など、周辺には人気のスポットがたくさんあるパッチワークの路が広がっています。ゆったり景色を楽しみながらドライブするのが楽しいです!

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