しまなみ海道の離島の一つ、伯方島(はかたじま)。にぎやかな道の駅やイルカとのふれあい施設、サクラやツツジが美しい展望台などカジュアルに楽しめるスポットが多数。しまなみドライブやサイクリングの途中で立ち寄るのに程良い島です。
伯方島ってどんな島?
愛媛県今治市に属する伯方島は面積20.86㎢の離島。しまなみ海道を構成する島の一つで、伯方・大島大橋で大島と、大三島橋で大三島とそれぞれ繋がっています。
島内にインターチェンジは「伯方IC」の一か所。尾道方面、今治方面どちらから向かってもココを利用します。
伯方島といえば「伯方の塩」!この島はその名の通り、伯方の塩の発祥の地です。ただし、現在の伯方塩業株式会社本社は松山市にあります。また、見学できる工場があるのは隣の大三島です。
5月の開山公園
伯方島を代表する展望スポットが開山(ひらきやま)公園。駐車場から平坦な道を進んで行くと、開放的なウッドデッキの展望台に到着。
左に大三島、右に生名島、そして2つの島をつなぐ多々羅大橋が見渡せます。
この展望台は1,000本もの桜が咲き誇る、しまなみ海道有数の桜の名所としても知られています。5月に訪問したところ、桜はもう散っていましたが、その代わりツツジがとってもきれいに咲いていました!
ツツジの丘を登ると、多島美のパノラマと花景色のコラボレーションが楽しめます。
ここは伯方島ICから10分ほど。道もそれほど狭くなくアクセス良好ですが、桜の時期は渋滞することがあるそうなのでご注意ください。
道の駅 伯方S・Cパーク
島の南部、伯方インターチェンジを降りたすぐ目の前にある道の駅 伯方S・Cパーク。「S=Sports」、「C=Culture」を意味しており、体育館やテニスコート、コンサートホールなども備えた多機能な道の駅です。
もちろんレストランや屋外タイプのフードコート、特産品やお土産を販売するショップもあるため、ドライブやサイクリングの立ち寄りスポットとして人気の場所です。
「鯛塩ラーメン」「じゃこ天」「鯛カツカレー」「焼豚玉子飯」「タコの唐揚げ」など、ご当地感あふれる魅力的なメニューがたっぷり!さらに「伯方の塩ソフトクリーム」「瀬戸内レモンソフトクリーム」などのご当地ソフトもあります。
めっちゃお腹は空いていたのですが、何も注文せず・・・。なぜなら、大混雑していたのです!!!
ここは非常に人気な道の駅。GWに訪問したところ、大勢の人が集まり、フードコートには長い行列ができていました。繁忙期に訪問予定の方は、時間には余裕を持って訪れるのをおすすめします。
開放的な伯方ビーチ
道の駅の目の前に広がる伯方ビーチ。大きなヤシの木が並ぶ南国感あふれる雰囲気です。
シャワーやトイレも備えており、7月上旬から8月上旬の海開きシーズンには多くの海水浴客でにぎわうそうです。まだ5月ですが、夏が待ちきれず水遊びしている方の姿も。
道の駅のすぐそばというのもポイント。買ったフードやソフトクリームを海辺で食べるのとか凄く良いですね。
ドルフィンファームしまなみ
伯方ビーチを南へ進むと、大きな生け簀が見えてきます。ここはドルフィンファームしまなみというイルカふれあい施設。
直接イルカにさわれる「ふれあいコース」や、イルカと一緒に泳ぐ「スイムコース」といったプログラムがあります。見学のみの場合は500円で入場可能。
すいすいと泳ぐイルカはずっと見ていられそう。生け簀の縁に近寄ってみると、人懐こいイルカが寄ってきてくれました!
なお、ドルフィンファームに駐車場はありません。道の駅からすぐ近くなので、伯方ビーチと合わせて歩いて向かうのがおすすめ。
さて、この道の駅から歩いて伯方橋を渡ると、無人島である見近島(みちかじま)に行くことができます。詳しくは次回の記事にて!
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