萩の離島、大島。萩港からわずか30分でアクセス可能な、気軽に訪ねることができる島です。まずは集落内のちょっとした見所をご紹介!「向こう干支」ってご存じですか?
火山活動で生まれた島
萩大島は萩市に属する離島。阿武火山群のひとつであり、約19万年前に噴火した溶岩台地。海面が上昇して形成された離島です。
かつて壇ノ浦の戦いに敗れた平家方の落人7人がこの島に流れ着いて島を開いたという伝説が残っています。
明治から昭和30年までは、有人島である相島、櫃島、さらには現在無人島である尾島・羽島・肥島と合わせて「六島村」を形成しており、その中でも中心的な島でした。
島へのアクセスと訪島計画
萩海運が運航する萩大島行きの船フェリーはぎおおしまは萩港から出港します。
本数は1日4便、所要時間は30分。運賃は片道410円と、とってもお手軽な航路です。
大島〜萩 定期船時刻表
| 便 | 大島発 | 萩着 | 萩発 | 大島着 |
|---|---|---|---|---|
| 1便 | 7:00 | 7:30 | 7:45 | 8:15 |
| 2便 | 9:00 | 9:30 | 11:00 | 11:30 |
| 3便 | 13:10 | 13:40 | 15:00 | 15:30 |
| 4便 | 16:45 | 17:15 | 17:30 | 18:00 |
相島と1日で2島日帰りも考えたのですが、そうすると島での滞在時間が極端に短くなってしまうため日を分けることに。この日は、朝イチで「明神池」「松陰神社」「萩焼美術館」をまわったあとに船に乗ります!
フェリーはぎおおしま乗船記
ということで、見島、相島に続いて3度目となる萩港へ。GWということもあり、10:30時点で駐車場はほぼ満車!

軽自動車だったためなんとか入れてもらましたが、おじさんたちの口からは「大きい車は入れんから返しちゃった」みたいなセリフも。見島へ行くのに利用したときのおじさんは「満車になったら別のところ開けるから大丈夫」とは言ってくれましたが、もし入れなかったら大ピンチ。繁忙期は早めの到着が好ましいです。
こちらがフェリーはぎおおしま。フェリーあいしまとほぼ同じカタチの船です。

2階がイス席。コカ・コーラの自動販売機も設置されています。

2階の一部と1階が小上がりシートとなっています。乗船時間が30分と短いため、利用者は少なめです。

3階がデッキ席。前回の相島はあいにくの雨でしたが、今日は晴れてて気持ち良いですね!

にぎやかな大島の港
あっという間に大島の港に到着。時刻は11:25と、5分早い到着。見島や相島に続いて、萩海運恒例の巻き巻きスケジュール。

連休中ということもあり、たくさんの人でにぎわう港。券売所・待合室・自販機あります。
今日は5月だというのにめっちゃ暑い!そんなときは日傘の出番です!!

島では本当に日傘が便利。「日焼けしたくない」なんておしゃれな理由ではなく、日陰のない炎天下の道は、ノーガードだとあっという間に体力が奪われてしまうのです。さらに島の神社などではクモの巣や垂れ下がるケムンパスを払えるし、さらに雨が降ったら濡れなくなるというメリットもあります!
集落内で見つけたもの
まずは港周辺の集落からご紹介。集落内にある観音堂は、漁に出る前にお参りしていくという場所。安産祈願も行われ、祈願成就の際にはお礼参りの赤い布をかける風習も残されています。

観音堂の近くにある五月庵、なんとこちらはお好み焼き屋さん!離島で鉄板焼きのお店があるなんてびっくりです。

さらにこちらはOTV放送センター。「大島テレビ共同受信施設組合」とのことなので、おそらくここで電波を受信してケーブルを通じて各世帯に分配する施設なのではないでしょうか。

集落内の奥にある吉村商店は、島では貴重な商店。飲み物や食料品を販売しております。

集落の中には井戸も残されています。水道が整備されるまで生活用水として利用されていた井戸。隣には石の祠があり、水神様が祀られていました。

向こう干支の門番
細い路地を歩いていると、家の門の上に彫られたサルが目に入ります。こちらはその家の主人の「向こう干支」を刻むという島の風習。

「向こう干支」というのは、十二支を円に並べた際に、自分の干支の正反対に位置する干支。自分の干支とは異なる性質であり、大切にすると幸福が訪れるとされているそうです。
このサルの彫刻は「サルの門番」と名付けられたちょっとした見所ポイント。
すぐ近くには「ウサギの門番」もあります。コチラのほうがデフォルメされたデザイン。

さてさて、今回はここまで。次回はさらに奥地へ進み、「大島八幡宮」や「チンチキ堂」を巡っていきます!・・・チンチキ堂って何!?


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