現在では見ることができなくなったハブ対マングースの戦い。かつてのバトルをモニター越しに見ることができるスポットです。様々なハブグッズに加え、実際に生きているハブもたくさん飼育しています。どこか珍スポな香りも漂う香ばしい場所です。
入館料:500円
奄美大島4日目、最後のスポットはこちらの観光ハブセンター。名瀬の市街地にあり、港からも徒歩10分弱とアクセスしやすい場所です。
奄美博物館と近く、どちらも市街地から徒歩圏内。加えて屋内型スポットなので、悪天候で海や山へ行くのを断念した日にセットで楽しめる場所ではないでしょうか。
1974年オープンというかなりの歴史の観光スポット。1階がハブグッズやお土産を扱うショップと受付、2階が映像ルーム、地下が生体展示コーナーとなっています。
映像で見るハブvsマングース
まずは2階のモニタールームへ。大きなテレビが設置してあり、そこでハブとマングースの映像を見ることができます。序盤はハブの解説からスタート。
画面の中の解説の方の喋り口が非常に独特。軽妙ですが抑揚が全くなく、不思議なくらい頭に入ってきません。日本語なのに日本語に聴こえないのです。唯一頭に残ったのは『26時間の〇ッ○スタイム』。
しばらくすると、マングースとの対決がはじまりました!毒蛇をものともせずに果敢に挑むマングース。あっとういう間に決着がつきました。
なお、モニター周辺には様々な展示がされています。「ハブの牙が落ちてますので裸足禁止 クツ ハイテクダサイ」との注意書きが!拾ってください!!
豊富な生体展示
ハブセンターの地下の展示場には、生きているヘビがたくさん並びます。ハブ、ヒメハブ、アカマタなど、おなじみのラインナップが勢揃い。ヘビがニガテな方はご注意ください!と思ったのですが、そもそもそんな方は「ハブセンター」と名乗るこの場所には来ないですよね。
ハブたちは夜行性のためかほとんど動かない。ガラス越しに思う存分じっくり観察できます。自然の中で遭遇したら身の毛もよだつ毒蛇も、水槽の中にいるのでちっとも怖くありません。
大きな水槽では、ウミヘビも飼われています。
薄暗い中にゆったりと泳いでいるのはエラブウミヘビ。実はウミヘビはかなり強力な毒を持っています。その毒性はハブの70倍にも及ぶらしい。もし泳いでいるときに咬まれたら、助かる気がしません。
あやしい標本たち
フロアの一部に並んだハブの標本たち。なんだか普通のヘビのカタチをしていませんが、これはいったい何でしょうか?
ヘビという生き物は、顎を外して口より大きな獲物も飲み込んでしまうとんでもスキルを持っています。ここで展示されている標本は、子猫をのんだハブ、ウサギをのんだハブ、そしてハブをのんだハブと物凄くレアなシチュエーションなのです。
ハブ以外の動物たちの標本が混ざってます。奄美の自然紹介かな?と思いきや、実はこちらハブに飲まれた小動物たち。そこにはルリカケスやアマミノクロウサギなどのレア生物の姿も・・・!
ただよう珍スポの香り
ハブの展示に混ざって、のぞき箱がいくつも設置されております。そのまま覗いても真っ暗で何も見えないのですが、100円玉を入れると明かりが点灯して中を見ることができるのです。
ここで見ることができるのぞき箱は・・・・『六本足の動物』『只今〇ッ○ス』『キングコブラの性○』などなど、どれもとても気になるタイトル・・・!UMA要素が混ざり、珍スポットの香りが漂う一角です。
試しに1つだけ『牛の奇形』を覗いてみたのですが、そこには・・・・
奄美大島4日目はこれでおしまい。今日の夕御飯は「てっちゃん」の鶏飯ラーメンにしました。
鹿児島→トカラ列島→奄美大島と越えてきた長い旅も明日が最終日です。
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