奄美のレア生物を探せ!『奄美自然観察の森』(龍郷町)

奄美群島

自然が豊かな奄美大島は、ここでしか会うことのできない固有種がたくさん暮らしています。そんなレア生物を探すなら、この自然観察の森がおすすめ。霧がかった小雨の中の訪問でしたが、逆に生き物たちは元気になっています!奄美大島最終日、空港へ向かう途中に立ち寄りました。

開園時間:9:00~16:00
料金:無料
2018/5/20(日)

 

小雨でも大丈夫な観光スポット

奄美大島最終日。帰りの飛行機は午後なので、午前中はまだまだ観光できます。とはいえ、天候はあいにくの曇&霧雨。ビーチや絶景ポイントへ行くにはちょっと微妙です。かといって屋内スポットもだいたい行ってしまいました。

空港近くの龍郷、笠利エリアで何かないかなーとガイドブックを眺めていると、目に入ったのは名瀬市街地から車で約40分ほどのところにある自然観察の森

ここなら多少天気が悪くても大丈夫そう。むしろ、少し霧雨くらいの方が雰囲気良いのでは!?ということで、奄美大島ラストスポットはここに決まりました!

霧に包まれた森を散策

管理されている森ですが、入場料は無料。事前に予約すれば、ガイドもお願いできます。こちらは有料ですが、たったの100円です。

道路から一歩足を踏み入れると、そこは深い森林が広がります。霧がかった森は、思っていた以上に幻想的。鳥の鳴き声があちこちから響き渡ります。

霧の中には異形の生物が・・・そんな映画「ミスト」のような情景を思い浮かべていると・・・ヤマナメクジが出現!!体長10cmにもなる巨大なナメクジで、基本は木の上にいますがたまに落ちてきます。直撃されたら心身ともに大ダメージ間違いなし。

落ち葉の上を歩いているのはアマミシリケンイモリ。黒&赤というアカハライモリと同じカラーリングですが、背中や手先も赤いなのが特徴的です。

生き物たちを観察していると、少しはなれたところで「ボコッ」と大きな音が。ポリタンクを殴ったような、もしくは台所のシンクにカップ焼きそばのお湯を流したときに鳴るような鈍い音。いったい何の音だろう・・・・?

バードウォッチング

途中、三脚を構えたカメラマンたちが集まるポイントがあります。何を撮っているのか聞いてみると、オーストンオオアカゲラの巣があるそう!

オーストンオオアカゲラはオオアカゲラの亜種。いかにも外国からきたような名前ですが、奄美大島の固有種。オーストンというのはイギリスから日本に来た博物学者の名前です。他にもオーストンヤマガラやオーストンガニなど、彼の名を冠した生物はいくつか存在します。

カメラマンさんと一緒にじっと木を見ていると、ときおり顔を覗かせる雛の姿が!近くには親鳥もおり、タタタタタッと木をつつく音が森にこだましました。

また、姿を見ることはできませんでしたが、奄美固有種のレア鳥・ルリカケスの鳴き声も頻繁に聴こえてきました。美しい外観とは裏腹、あまりキレイではない声・・・。色鮮やかですが、カラスの仲間なのです。

レアなカエルとヘビ

ここでこの森を歩くスタッフらしき方に遭遇。

『オットンガエル見ましたか?こっちにいますよー』

なんと案内してくれるとのこと。

いた!オットンガエル!ちょっとコミカルな名前のこのカエルも、もちろん奄美大島の固有種。

このカエルは鳴き声が面白く、低く大きな声で鳴くのです。あれ、もしかしてさっきの鈍い音は・・・?

『さっき鳴いてましたよ』

やっぱり!!音色的にもボリューム的にも、とてもカエルの声には聴こえないユニークな鳴き声でした。

泳いでいるのはヒメハブ。ハブに比べて大人しいそう。それでも毒があるので気をつけないと。

木の穴にはまったアマミイシカワガエルも教えてもらいました。写真では分かりにくいですが、金色に輝くとても美しいカエルです。

見つけにくい植物たち

こちらはナゴラン。他の気にくっついて育つ着生ランです。

もともとはナゴ(沖縄県名護市)や沖縄北部のやんばるエリアに自生していたそうですが、乱獲が進み天然のナゴランはもうほとんど見られないとのこと。「幻のラン」とも呼ばれることのありますが、現在では人工栽培されており、比較的安価で入手することもできます。

近くにはフウランも。ナゴランに比べると、まだあちこちで見ることができるそうですが、それでも絶滅危惧種。

こちらはシイノトモシビダケ。まるでタマゴボーロみたいなかわいいキノコ。夜になるとぼんやりと光る夜光茸でもあります。

名前の通り、椎(しい)の木に生えるそう。

『もう1つ椎の木に生えるキノコがあるんだけど、わかりますか?』

シイタケだ!!!!

動物や昆虫は気がつきやすいですが、植物に関してはやっぱり専門の方に聞かないとわかりません。ガイドさん、ありがとうございました!

近くにはソテツ群生地も

空港へ行く前に、自然観察の森すぐ近くのソテツの群生地へも寄り道。ただの山に見えるでしょ?これ全部ソテツなんですよ。

山を埋め尽くすおびただしい数のソテツ。そんなソテツたちは、島の食料不足を救ったこともあるのです。(詳しくは「奄美の郷」にて)

 

 


奄美大島は、本州に暮らしているとお目にかかれない動植物ばかり。旅の最後にたくさんの生き物に出会えて、良い思い出ができました。

さて、名残惜しいですが奄美大島ともお別れ。奄美空港へと向かいます。

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この記事を書いた人
chihiro

国内旅行が大好き!車中泊やLCCを駆使して、離島と水族館は100以上・神社仏閣は300以上訪問。都道府県はあとちょっとで3周完了。スケジュール詰め込みがち。実はプログレとソウルが好きなベーシスト。

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