お台場にあるうんこのテーマパーク。カラフルなフォトスポットで写真を撮ったり、クソゲーを楽しんだりと、思いっきりうんこで遊ぶことができるスポットです。ここに来るとなぜかうんこがカワイく見えてくるという、魔力が詰まった空間です。
お台場のうんこスポット
広島や横浜などで期間限定で開催されているうんこミュージアム。東京では、お台場の商業施設ダイバーシティの2階にて常設展示が行われています。スタイリッシュな入り口からは、うんこの持つ下品さは微塵も感じさせません。
受付を済ませると、まずはうんこの素晴らしさをアピールしたプロモーション映像と、スタッフさんの解説があります。
続いてたくさんの便器が並ぶ「MY UNKO MAKER」。10色ある中から好きな色の便器にシット!
少しすると、便器の中にはマイウンコが登場します!カラーは便器の色とは関係なく、完全にランダムとのこと。この先のミュージアム内部では、このマイウンコとともにめぐっていくことになります。
なんだかよくわからないまま次々と進んで行く感じは、かなりの異世界感覚。入館からわずか5分ほどですっかりと魔法にかけられてしまい、うんこがすっごくカワイイものに見えてきました・・・!!!
なお、館内には、意外なことに本物のトイレはありません。先に済ませてからの訪問がベターです。
ウンスタジェニック満載
館内に進むと、ボールプールに囲まれた巨大なうんこのお出迎え。カラフルな壁やうんこをかたどったモチーフなど、どこを切っても写真映えするウンスタジェニックな空間が広がります・・・!
謎の合言葉「MAXうんこカワイイ」が示す通り、かわいくデザインされたうんこがてんこ盛り。パステルカラーのうんこが吊るされたフライングうんこは、空飛ぶうんことともに、浮遊感のある記念撮影が楽しめます!
きらびやかなネオンウォールには、様々な言語によるうんこを意味する単語が書かれています。英語表記の”POOP”はわかるけど、他のコトバは全然見たことが無いものばかりです・・・!
写真を撮ったりして楽しんでいると、館内の奥の方から「うんこーーー!」という叫び声が聞こえてきました。子供の声だったので、テンションがMAXになってしまってお子様のフルボイスかなと思ってのですが、ときどき明らかに成人男性の怒号も・・・。この先に思わず叫んでしまうような仕掛けがあるのでしょうか?
クソゲーム
館内を進んで行くと、フォトスポットに加えてうんこ関連のゲームが並んでいます。シンプルな操作で楽しめる文字通り「クソゲー」は、友達同士で競い合うとなかなか盛り上がります!
特に盛り上がったのがうんこ白刃取り。上部の穴から落ちてくるうんこを両手で挟んでキャッチするという単純明快なゲームです!
スタートボタンを押したあとは、落ちてくるうんこを今か今かと待ち続けます。両手は基本の位置に置いておかないと開始しないので、ずるすることはできません。
実際のところ難易度はほどほど。私も挑戦してみたところ、無事キャッチに成功しました!上手く受け止められると、快便に匹敵するくらいの気持ち良さ!!しっかりと両手で受け止めたうんこの感触は、デジタルゲームにはないアナログゲームならではの快感です・・・!
ここに来て、先ほどの叫び声の正体が判明しました!それはこちら、マイクに向かって大声で「うんこーー!!」と叫ぶうんこシャウト。
ボリュームに応じて画面にはうんこが描き出され、その大きさを競うゲーム。このゲームがあるおかげで、館内では常に誰かの叫ぶ「うんこぉぉぉーーー!!!!」という魂の声が響き渡っているのです。
世界のうんこグッズ
ミュージアムという名前から、楽しく学べるスポットかと思いきや、基本は写真映えスポット&ゲームがメインのアミューズメント施設。しかし、一番奥でひっそりとしているウンテリジェンスエリアはミュージアムな要素もあります。
世界のうんこグッズコーナーは、ちょっとした学びもあり。この「コピ・ルアク」は、ジャコウネコという生き物の排出物に含まれるコーヒー豆。言うなればうんこコーヒーなのですが、芳醇な香りと希少価値の高さで人気のあるコーヒーです。
こちらは「Folded Book Art」という、本のページを折って作るアート。立体的なうんこが浮き上がってきますが、これは別にうんこに限ったモノでは無いような気も・・・。
他にも、漫画家やYouTuber、ミュージシャンなど有名人たちが描いたうんこの絵も展示されています。フリースタイルで描かれたうんこには、作者の表現が詰まっていました。
便器をくぐって出口へ
出口では、巨大な白いキャラクターがお見送り。こちらは「ウンベルト」という名の、ミュージアムの守り神。「便座の上で宇宙の真理に思いを馳せる哲学者」という不思議な設定があります。
かかえた巨大な便器に流される形で退場。
流れ着いた先は、鏡張りの通路にカラフルなうんこが浮かぶ、まるでチームラボみたいな空間。これにてうんこともお別れなので、ちょっぴり切なさすら感じてきました。
最後はマイウンコ専用の持ち帰り袋が。これまで一緒に旅してきたうんこは大切にお持ち帰りしましょう・・・!
出口にはミュージアムショップ「うんこファクトリー」が広がります。うんこのぺろぺろキャンディや、うんこTシャツなど、カワイイうんこグッズがたっぷり。
これにてうんこミュージアムの旅はおしまい。滞在所要時間ですが、今回私は友達4人で写真撮ったりゲームで対決したりとわいわい楽しんだので、1時間30分くらいの滞在でした。館内はそれほど広くないので、さらっと見て一通りゲームするくらいでしたら30分程度でも満足できそうです。
ミュージアムを出た後もうんこの魔法が解けず、すぐ近くにあるデコラクリーマリー にてレインボーわたあめを買ってしまいました・・・!
アクセスと営業情報
りんかい線の東京テレポート駅から徒歩約10分、ゆりかもめの台場駅・お台場海浜公園駅・青海駅からもそれぞれ10分ほど。
ダイバーシティの2階はスタバやフードコートなどが充実しているので、前後に休憩もとりやすいです。
開館時間 | 10:00~20:00 ※平日は11:00~ |
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料金 | 1,800円 |
公式サイト | https://unkomuseum.com/tokyo/ |
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