座間味島 Part 5 無人島『安慶名敷(アゲナシク)島』でシュノーケル(慶良間諸島)

慶良間諸島

座間味島から行くことのできる無人島の1つ、安慶名敷(アゲナシク)島。島の周りにはサンゴ礁の森が広がっており、ビーチエントリーでも大満足なシュノーケリングが楽しめます。とにかくたくさんの生き物に会うことのできる島です!

2017/10/1(日)

座間味島から行く無人島

座間味島からは、近くにある3つの無人島「嘉比島(がひじま)」「安慶名敷島(あげなしくじま)」「安室島(あむろじま)」への渡船が出ています。嘉比島へは昨日行ったので、今日は安慶名敷島へと向かいます!

とりあえず港へ向かうと、昨日利用した青い船アチュラマリンが停まってる!昨日のお礼を述べつつ、安慶名敷島へ乗せてもらえるか聞いてみると、快く受け入れてくれました。

無人島渡し船は何隻かの船が随時運航しているので、予約は不要です。ただし2名以上で出航となるため、1人で行くには他の渡航者とタイミングが合わないと行けないのでご注意ください。料金は1人1,500円です。

砂浜が大きく伸びた特徴的なカタチの安慶名敷島。港から約10分ほどで到着です。

同じく無人島、嘉比島についてはコチラの記事にて

座間味島 Part 2 無人島『嘉比(ガヒ)島』でシュノーケル(慶良間諸島)
座間味島観光の目玉といえば無人島渡し。3つある無人島のうちの1つである嘉比島は、クリアな海と広がるサンゴ礁、そして砂丘まである海中世界が魅力的。観察できる生物は数・種類ともにたっぷりで、通常の海水浴場とは比較にならないほどのシュノーケリングが楽しめます。

本気で誰もいない島

朝イチだったので、誰もいない島。右を見ても左を見ても誰もいない!あるのはキレイな海だけ。これぞまさに無人島といった風景にテンションが上がってきました。

ただのビンだって無人島ではばっちり写真映えします。そして、目印にもなったりするのです。

 

島内観光へ出発

せっかくなので、海に潜る前にちょっと島内観光してみよう!島内観光と言っても何か名所とかがあるわけではありませんので、ちょっとお散歩気分で島をまわってみます。

広がるアダンの森。シカらしき動物のフンをあちこちで見つけました。もしかしてケラマジカが生息しているのかもしれません。

そして幾重にも重なった岩。地層がむき出しになっており、ダイナミックな景観が広がります。

すっかり色あせた、いつのものかわからない缶を発見!よく見ると、遥か昔のプルタブをしてます。このプルタブは、1990年頃に製造中止となったもの。30年くらい前のものが、ずっと残っているのも無人島ならでは。

シュノーケル開始

さて、無人島に来た目的はもちろんシュノーケル!無人島渡し船は、各器材のレンタルもやってます。普段は持参のシュノーケルとマリンシューズで泳ぐのですが、今回は珍しくフィンを借りてみました。

バタ足がニガテで、今までずっと敬遠していたフィン。試しに装着してみたところ・・・・あれ、めっちゃ泳げる・・・・!!相変わらずバタ足はニガテですが、ドルフィンキックですいすい泳げる!

思いっきり泳げてめっちゃ楽しい!すいすい泳いでいると深淵に到達。ディープブルーの色合いは何だか宇宙空間のようで、岩場も小惑星に見えてきました。

これ以上行くのはやめておこう。安慶名敷島もビーチからすぐに深いところへ変わりますので、泳ぎ過ぎにはご注意ください!

見つけた生き物

昨日の嘉比島に続き、ここも生き物がたくさん!!!通常の海水浴場とは比較にならないほどのたくさんの生き物が暮らしており、ビーチエントリーでもボリューム満点な魚群に出会うことができます。

サンゴに集まっているのはコバルトブルーが美しいナンヨウハギ。ファインディングドリーしてしまいました。

まるで棒のような細長いサカナは、おそらくアオヤガラ。近くでは黄色いヘラヤガラも見かけました。

これまでで最も良く撮れたハマクマノミ。基本的に白っぽいタマイタダキイソギンチャクに住みついているため、もれなく写真映えします。


約束していた12時頃、船は迎えにきてくれました。さよなら安慶名敷島!そして、さよなら沖縄の海!

預けていた荷物を受け取り、シャワーを浴びて着替えたらフェリーざまみにまたまた乗船。

高速船クイーンざまみの方が所要時間は短いのですが、座間味島発が夕方になってしまいます。少しでも滞在時間を増やしたい気持ちもありますが、その後の飛行機の乗り継ぎに余裕は欲しいのでフェリーを選びました。

長旅の疲れはありますが、眠ってしまうのが勿体ない。海風を浴びていたくて、客室に入らずにずっとデッキにいました。乗船すること約2時間で見えてくる那覇の街並み。

あとは、飛行機で一気に都内まで帰ります!

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