阿嘉島 Part 4 何かと便利な民宿・辰登城(たつのじょう)と朝のニシ浜(慶良間諸島)

慶良間諸島

阿嘉島の民宿・辰登城は、アクセス良好でとっても利便性の高い宿。お値段もリーズナブルなので、快適な離島ステイを送ることができます。のどかな阿嘉島に宿泊すると、日帰りでは味わえないゆったりとした時間の流れを感じます。

2017/9/28(木)

港からすぐの好立地

離島に宿泊する際、宿を選ぶポイントとして重要なのが港からの距離。徒歩圏内なら良いのですが、そうでない場合は宿に送迎をお願いしないといけなくなり、意外と時間がかかったりします。特に、帰りの船便が朝早かったりすると、港から近いと安心です。

阿嘉島にある民宿・辰登城(たつのじょう)は、港から徒歩3分というアクセス抜群の立地。薄ピンクの外壁に蛍光グリーンの看板が目立つ背の高い建物なので、迷うことなくたどり着けます。

(阿嘉島の集落そのものが港から近いので、どの宿にしてもそこまで遠くはならなそうです。)

何かと便利な辰登城

辰登城の凄いところ、それは1階がスーパーになっています。食料品はもとより、日用品や雑貨などもそろっているので、旅に必要なモノもいろいろ買うことができます。

都会に暮らしているとあまり驚くことではないかもしれませんが、コンビニやチェーン店の無い離島において、ゼロ距離にスーパーがあることの安心感は凄まじい。

さらに、自転車レンタルもやってます。料金は1日1,000円(20時まで)、宿泊者は100円引きの900円で貸してもらえます。(オフシーズンは宿泊者無料というウワサもあります)

とにかく何かと便利な宿なのです!

快適な館内

辰登城の内部は異様なほど広々としてます。部屋の前の廊下もソファーが置けるくらい広い!なんだか不思議な構造です。

お部屋は6畳一間。テレビ、エアコンもフリーです。写真だと少し古そうに見えるかもしれませんが、きちんと掃除されていて本当にキレイ。

洗濯場の屋外スペースからは、島をぐるっと見渡すことができます。辰登城は集落の中でも高い建物なので、まるで展望台のような感覚です。

沖縄らしさ全開の夕食

民宿らしく、泊まっている方々と一緒のテーブルを囲んで晩ごはん。今日のメニューはグルクンの塩焼き、ゴーヤチャンプルー、刺身と沖縄感があふれるラインナップ。これぞ島って感じがしてとっても素敵です。

沖縄の珍味代表ともいえるスクガラス豆腐も。スクガラスというのはアイゴの稚魚の塩辛のこと。そのままだとしょっぱいですが、優しい味の豆腐と組み合わせるととってもマイルドに食べることができます。小さいお魚が小さい豆腐に載せられている見た目がかわいらしい逸品です。

離島の宿では、宿泊者同士の会話も自然に生まれます。いろいろな方と話したのですが、柴又から来ているにぃにぃがとても印象的。徒歩1時間で一周できてしまうほど小さな『鳩間島』に5泊したというチャレンジャーな彼は、この阿嘉島には4泊する予定らしいです。

お値段は1泊夕食付きで5,800円(※2017年)。通常は夕食・朝食がつきますが、翌朝次の島へ行く船が8:45と早いのでカットしてもらいました。朝ごはんはどんなメニューだったのかなー。

朝はニシ浜まで散歩

離島の夜は早いので、もちろん朝も早起き!屋外の洗濯スペースからは朝日が見えます!宿から日の出が見られるのも、辰登城のポイントです。

朝の支度を済ませて、時刻は7:20頃。今日の船は8:45出航なので、少し時間があります。せっかくなので、ニシ浜まで行ってみよう。隙あらば海へ!

自転車は返却しているので、徒歩で向かってみたところ、集落から20分ほどで到着。

水が物凄くクリアで、底までくっきりと見えます。

泳ぎたい!!!のですが、シュノーケルは宿に置いてきてるし、帰りの船に乗り遅れてしまう可能性があるので断念。代わりに、カメラだけ水中へ。

まるでプールみたいな透明度!魚の姿は全く見えませんが、30mほど沖へ進むとサンゴ礁が広がり、たくさんの熱帯魚に会えるそうです。

宿へ戻る途中、後ろを振り返るとケラマジカがお見送りしてくれていました。

そして次の島へ・・・

チェックアウトを済ませたら阿嘉港へ。次の島、渡嘉敷島へ渡るために、定期連絡船みつしまに乗ります!

通常この船は座間味村に属する阿嘉島と座間味島を往復している定期船。しかし、事前に予約すれば渡嘉敷島へも連れて行ってくれるのです。予約は電話のみで、乗船日の2ヶ月前から前日17:00まで。料金は800円+環境協力金100円。

8:45、渡嘉敷島へ向けて出航!

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